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2014年 06月 15日

<Episode #40> 低番手のスペイロッドでオホーツクの本流巡り

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僕が持っているいくつかのツーハンドのスペイロッドの中で一番低番手のロッドは、ライン指定が#4/5/6番のスペイロッド。
正確には、R.B.Meiserの12フィート6インチ、#4/5/6番、Highlander-Classicのカスタム仕様
マイザーロッドのカタログ上のスペックでは、ライン指定が#3/4/5番というさらにライトなスペックのロッドもあるようだけれど、
今のところはこれぐらいのスペックで、時々足を運ぶ中規模河川ではトラウト達の力強さを十分楽しめている。


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週末はそんなライトなスペイロッドを手に、久しぶりにオホーツクの本流へと足を運んでみた。
浮島峠の長いトンネルを抜けると、山々の新緑がまるで蝦夷梅雨のようなシトシトと降る雨に濡れていっそう映えていて、
深夜のハイウェイを走ってきた少し気分が高揚したアングラーの目には痛いぐらいに鮮やかで眩しかった。
気分はまるで新しく届いたロッドを初めてフィールドで振る時のような、どこか浮き足立ったソワソワとした気分だろうか。


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渚滑川のC&R区間下流域、大雄橋の指定駐車スペースに車を滑りこませる。
鎮橋の指定駐車スペースにはすでに一台の車が止まっていたけれど、どうやらこちらに先客はいないようだ。
渚滑川にはシングルハンドでの釣りを楽しんでいた頃にずいぶんと通ったけれど、足を運ぶのは久しぶり。
なんだかとっても懐かしい場所に戻ってきたような感じがする。近頃は道内でも規模の大きな本流に足を運ぶことが多いせいか、
シングルハンドの時には思いもしなかったけれど、とっても規模の小さな本流にでも足を運んだような気になってしまった。


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ラインシステムは、スカジット・コンパクト420gr(F)に15フィート、Type3のティップ(#7番)の組み合わせ。
フライはリードにヒゲナガを模したセッジ系のウエットフライに、ドロッパーはビーズヘッド仕様の黒のウーリーという王道仕立て。
ほどほど力の抜けた7割ぐらいの力加減でスカジットキャストを繰り返しながら、ゆっくりと渚滑川の6月の流れをステップダウン。
橋脚周りの深みでは放流されたばかりのレインボーがお相手だったけれど、なぜだかリードのセッジ系はお気に召さないみたい。
川面を慌しく動くヒゲナガの姿を何度か見てはいたのだけれど・・・。


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記憶を頼りに青草が朝露に濡れた土手を鼻歌交じりに歩いて、さらに下流へと足を進める。
目指すは岩盤のスリットが入った水深のある速い流れ。
ドロッパー仕立てだと僕の場合どうしてもキャストの際にフライ同士が絡まるトラブルが多くなってしまうので、
最終的にフライは以前よく通った尻別川の時のように、#6番フックに巻いたビーズヘッド仕様の黒のウーリー1本仕立てで・・・。
キャスト後に送り込んだフライが岩盤スリットの脇をかすめると、予想通りガツンとロッドティップが引き込まれる。
僕が手にした低番手のスペイロッドは、レインボーの疾走と共にバットの付け根からグァン、グァンと大きくバイブレーション。
僕はフィールドで初めて、ロッドにセットしたSystem Two 89から奏でられる甲高い逆回転音サウンドを耳にしただろうか。
赤みの強いヒレとレッドバンドを持ったなかなかパワフルなレインボーだった。
ヒレの回復ぐらいからして、もしかしたら越年のレインボーなのかもしれない。

その後、時々コーヒーブレイクをはさみながら、渚滑川のC&R区間よりもさらに下流域と峠の向こうの湧別川にも足を運ぶ。
オホーツクのふたつの本流をのんびりと巡り、鱒の躍動感でバットからグンニャリと曲がる低番手のスペイロッドの感触に、
僕は久しぶりに楽しくなってしまい、もしかしたらすっかり病み付きになってしまうんじゃないかと思ってしまった。
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Today's BGM :
最近、1、2曲目の女性ボーカルがなかなかキュートというか個性的で好きでしてね・・・笑








# by slowfishing-yun | 2014-06-15 19:21 | Fishing Reports | Comments(4)
2014年 06月 10日

<Episode #39> 蝉時雨と2本のMKS、そしてBougléの音色

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フィールドには春と夏の境目にふさわしい春ゼミの鳴き声が、カラカラに乾ききりながらずっと鳴り響いていた。
フィールドの選択にずいぶんと迷いながらも、週末にはふたつの本流に足を運ぶことにした。
まずは水位が徐々に落ち着き始めたSalty Heaven River。
それにしても新緑が眩しい季節になったものだ。


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最初に訪れたコンタクトは、ヒゲナガがたくさん飛び交う2ヶ所目のポイントだった。
テイクはおそらくドロッパーのウーリーではなく、リードに結んだヒゲナガを模した#7番のスペイフックに巻いたウエットフライの方だろう。
スロートとアンダーウイングには計3枚の白のCDCだから、きっといい感じにファイバー内にキラキラと気泡を蓄えているに違いない。
ちなみに僕のSalty Heaven RiverでのメインロッドはMKSの7/8番。


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流れの速さも加わり、僕が所有している一番高番手のロッドでも素敵なカーブを描いてくれるSalty Heaven Riverのトラウト。
でも、フックセットが悪かったのかしばらくの間のやり取りの末、残念ながらフックアウト。
ロッドがバットから気持ちよく曲がった数枚の写真が僕のカメラに残っただけで、まぁ、これもいつものこと。

遠くから正午を告げるサイレンの音が響いてきたら、堤防の上に車を止めて、春と夏のはざ間の日差しを浴びつつ、
クーラーボックスで冷やしておいたベルギー・ビールを渇いた喉に流し込む。


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ちょっとフルーティーなテイストの冷えたビールとおにぎり2個に豚汁という軽めのランチの後には、イタリアンローストのコーヒー
近くの大型スーパーで見つけたこのちょっと深煎りのコーヒーが最近の僕のお気に入り。
大きく開いたリアゲートからコーヒーの香りに混じって気持ちの良い風が眠気を誘いながらソヨソヨと舞い込んで来る。
カーゴルームのマットの上に敷いたシュラフの上で横になってみた。
徹夜明けの僕は、どうやら今日もなんとも気持ちの良い極上のお昼寝が出来そうだ。
                                                        67.96→67.94

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翌日はSalty Heaven Riverからオホーツクの地を流れる本流の畔に佇んでいた。
春と夏のはざ間にふさわしい春ゼミの賑やかな鳴き声は、やはりここでも一緒だった。
オホーツクの地を流れる本流でのメインロッドはMKSの6/7番。
ティペットの先にサーモンフライを手持ちのマテリアルで簡素化したフライを結ぶ。


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Bougléの逆回転音は、どこか甲高い春ゼミかカエルの鳴き声にもしかしたら似ているのかもしれないなあ・・・。
そんなことを考えながらBougléのハンドルフェイスが逆回転するのを、僕はどこか遠くの出来事でも見るかのように眺めていた。
僕には決して美しい音色には聞こえなかったけれど、なかなか迫力があって、独特の響きを兼ね備えたサウンドのようにも聞こえた。

一日の中での寒暖の差が大きいせいか、久しぶりに夏カゼをひいたようだ。
週末までにはまたコンディションが整うといいのだけれども・・・。
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Today's BGM :




# by slowfishing-yun | 2014-06-10 22:35 | Fishing Reports | Comments(8)
2014年 06月 04日

<Episode #38> SA/3M System Two 89

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不思議な出合いだった。
たまたまオークションサイトを徘徊していての偶然の出合い。

このリールのことが気になり始めたのは、スペイやスカジットはもちろんのこと、まだ僕が本流での釣りを始める前だったと思う。
南青山にあったアングラーズブックという釣り関係の洋書を扱う店で購入したスティールヘッドの釣りの本の中に出ていた1枚の写真。
ずっと気になっていて、これまでにも何度かオークションで見かけることはあったけれど、僕とはなかなか縁がない存在だったかな。


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そして今回僕のところにやってきたのは、SA/3M社のSystem Two 89というディスクブレーキ搭載のリール。
シンプルで無骨な雰囲気が漂い、黒い塗料がボディに厚く塗られたリールは、デザインが何とも僕好み。
おそらく最近のラージアーバータイプのリールのデザインとは真逆の方向性だと思うけれど、
個人的にはハンドル側のフェイスに穴の開いていないクラシックなソリッドタイプが好みかな。
ちなみに経験上、この手のブレーキシステムはあまりトラブルが起こらないようだし、さらに効きは強力。
リールが届いてから、さっそく左巻きを右巻きに変更。

Hardy MLA375(left)それにHardy St.Aidan(right)と直径がどれもおおよそ95mm。
MLA375にはスカジットコンパクト・フローティング(420gr)、St.Aidanにはシンクレートの異なるアトランティックサーモンSH、
今回のSystem Two 89にはスカジットコンパクト・インター(420gr)を巻き込む予定。
ちなみにロッドは、MeiserのS2H12646C-4。つまり12フィート6インチ、4/5/6番のHighlander-Classic。
リールの落札価格は、5250円+消費税。高い?それとも、なかなかのお手頃価格?(笑)。


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Today's BGM :



# by slowfishing-yun | 2014-06-04 22:20 | My Favorite Reels | Comments(4)
2014年 06月 01日

<Episode #37> ショートバイトと初夏のアンバランス

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日が昇ると、気温はみるみると30度近くまで上がり、僕は久しぶりに汗ばむ暑さをフィールドで感じた。
ウェーディングしながら、スイングするフライに神経を研ぎ澄ませる感覚が心地よいとさえ感じる。
そんな流れのあるフィールドに足を運ぶのは、道南の本流以来だろうか。
行き先にずいぶんと迷った挙句、週末は友人達とオホーツクの地を流れる本流に足を運ぶことにした。
ウェーダー越しに感じる本流の冷たさと日差しの強さのアンバランスさ、いかにもこの時期らしいと感じる週末だった。


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岸際や浅瀬には上流から流されてきた大きな大木がいくつも横たわっていた。
オホーツクの空はさながらライトブルー、フィールドに吹く風には春ゼミの鳴き声がかすかに混ざりながらも、心地よさが伴っていた。
ゆっくりと蛇行しながら流れていく、どこか十勝のフィールドとシンクロしてしまいそうなオホーツクの本流。
雪代が混じってほんのりとモスグリーンに染まった流れを、友人達と少し距離を置きながら、ゆっくりとステップダウンする。


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対岸にまでフライが届いてしまわないように、シュルシュルと伸びていくランニングラインを指先でサミングする。
それでも何個かのフライを対岸から張り出した木の枝に引っ掛けてしまって、つい溜め息がこぼれてしまった。
フローティングのスカジットコンパクトと15フィートのT11のティップに引かれて流れをスイングするフライ。
指先でホールドしたランニングライン越しに僕が感じた、ゴン、ゴンというショートバイトの生命感はたったの2回だけ。
でも、そんなことよりもまるで初夏のような眩しい日差しを浴びながら、
薄っすらと雪代の混じった冷たい本流でキャストしながら一日を過ごせたことが心地良かったかな。
ちなみにウェーダーはネオプレーンから夏仕様へ。
                                                     51.19→51.15


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Today's BGM :



# by slowfishing-yun | 2014-06-01 22:38 | Fishing Reports | Comments(8)
2014年 05月 25日

<Episode #36> 春の朱鞠内湖MAXとラインバスケット

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道路脇から不意にいつ飛び出してくるか分からないエゾジカの群れ。
車が来ないことをいいことに、街路灯のない道路の上でのんびりと寝そべっているキタキツネ。
車のライトをハイビームにして、道路やその脇のキラリと光るものにピリピリと最大限の注意を払いつつ、
僕の車は朱鞠内湖に向けて深夜のR275をゆっくりと北上する。
多度志から朱鞠内まで、結局対向車とは一度もすれ違わなかっただろうか。
東の空が少しずつ白々と明るくなり始めると、ついつい朝4時の出船時間のことが気になってしまう。
早朝の朱鞠内湖、フィールドに吹く風はまだ穏やかだった。


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慌しい出発の準備で少し余裕がなかったのかもしれないけれど、R275を北上する車のハンドルを握りながら、
ふと何気なく少しモディファイした愛用のOrvis社製のラインバスケットを自宅のガレージに置き忘れてきたことを思い出した。
確か天気予報ではお昼前から風が強まったはず。
悔やんでも仕方がないけれど、シュート時にランニングラインのトラブルが増えるのは覚悟しないといけない。
本流ではバスケットは使わない派だけれど、湖などの止水のフィールドでは、僕はもっぱらバスケット派だろうか。
好みは分かれるだろうけれど、やはりバスケット使った方がシュート時にランニングラインが絡まるトラブルは少ないように思う。
それに水の抵抗も減って、僕のキャストでも飛距離は少しぐらいアップするから。
ちなみに、お昼寝の時のちょうど良い高さの枕にもなるラインバスケットだけれど、使用する際のデメリットもないわけではない。
僕にとってのラインバスケットを使うデメリットは、リトリーブしたランニングラインをバスケットの中に入れることを意識し過ぎて、
ストロークの長さ、それにリトリーブの速さと、メリハリが効いたリトリーブが出来なくなることだろうか。


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幸運なことに最初に訪れたイトウのバイトは、湖に船のエンジン音がまだしっかりと響いている時のことだった。
何しろ湖の向こう岸を葵島方面に向けてアングラーを乗せたボートが、少し遅れたエンジン音を響かせながら、
白く小さくゆっくりと動いていたものだから。
フライが着水後、数カウントほどしてからのリトリーブスタート。
確か2ストローク目に、ズゥンとランニングラインに鈍重な衝撃が訪れて、水面が大きく盛り上がった。


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右利きのアングラーがキャストするには好都合の左方向からの南東寄りの穏やかな風が吹き、
早朝の湖面には潮目と小波の帯が、ずっと遠くの方まで続いていた。
そんな早朝の静寂さの中、ゴボォウ、ガボォウとイトウの荒々しい豪快なヘッドシェイクが岸際で何度も繰り返される。
バーブを潰したフックがいつ外れるんだろうかと僕はヒヤヒヤしたけれど、何とか無事にランディング。
この日僕が出合った最初のイトウはメタリックに輝く80クラスのトルクフルで豪快なパワーの持ち主だった。


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ロッドはMeiserの14フィート、7/8番、MKS。
リールは濡れると自動的(笑)にサイレント仕様になってしまうS字ハンドルをモディファイしたHardy Cascapedia MkⅡ 8/9。
ラインは3M社のAtlantic Salmon SH、9/10(590gr)、S1/S2。
このスカンジ系のSHを使ったフルシンクのラインシステムでスカジットキャストをするのだけれど、
個人的にはもう一番手重い10/11(650gr)のSHでもいいんじゃないかと思っている。
ランニングラインはタックルマックのリッジランニングライン、20lb。
リーダーは1X、12フィートのテーパーリーダー、ティペットは2.5号のフロロカーボン。


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昼前から風が徐々に強まり始め、北大島の岸辺に杭のようになって佇むアングラーは、風の存在を徐々に意識するようになる。
風向きは左前方から徐々に正面へとシフトしていき、ますますその存在感が打ち寄せる波と共に強まっていった。
風を避けるようにして2度ほど僕は湖岸で深い眠りに落ちた。
イトウの夢を見ることはなかったけれど、幸運にもお昼までに2尾のイトウに出合うことが出来た。


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ティペットの先に結んだフライは、2番と4番のストリーマーフックに巻いたシンプルなオリーブゾンカー
レギュレーションにもあるけれど、ティペットに結んだ後にフォーセップでバーブを潰す。
バーブレスにしてフックアウトすることが増えるかなと心配したたけれど、アメマスやサクラマスではやり取りの最中に外れたりして、
イトウではランディング後にいつの間にかフライが外れていたことはあったけれど、意外とフックアウトは少ないのかもしれない。

打ち寄せる波のせいか、岸際にワカサギの小さな群れを見たけれど、産卵の為の岸寄りが本格化するのはもう少し先だろうか。
早朝とイブニングはS1/S2のスカンジSHを使い、日中はS2/S3のスカンジSHを使ったけれど、
カウントダウンの時間を長く取ると、S2/S3の方はかけ上がりを通過するあたりでやはり根掛かりしやすくなるようだ。


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MAXという言葉を初めて聞いたのは、5,6年前、確か漁協の中野さんの口からだっただろうか。
かれこれ20年近く朱鞠内湖を訪れていて、さらにここ数年は渡船サービスを利用出来るようになっただけでなく、
前浜からの早朝の出船は日の出前の4時、最終の迎えは夕方の7時近くという文字通りのMAX(マックス)、
つまり朱鞠内湖での釣りが許される最大限の時間、思う存分たっぷりと楽しめるようになり、漁協の方々には本当に感謝だろうか。
もちろん、一日中曇り空で午後には雨交じり、風はますます強まる予報だったけれど、この日も何の迷いもなくMAXでお願いする。
多分に幸運なことだと思うのだけれど、迎えの船が来るまでに僕は朝から数えて計4尾のイトウに出合うことが出来た。
これまでも一日に計2尾のイトウに出合うことはあったけれど、こんなことは長年朱鞠内湖に通っていて初めてのことだろうか。
以前なら1シーズンを通しておかっぱりで1回イトウに出合えたらとてもラッキーなことだったからね。
さまざまな啓蒙活動やイトウの保護活動などなど、きっと漁協の方々の地道な努力があったからだと思うのだけれども、
着実にイトウの数は増えていっているように僕は実感したし、きっとバーブレス化も、そんなことに一役買っていくのだろう。

結局、ラインバスケットがなかったのでシュート時にランニングラインがグシャグシャの難解なパズルになることもあったけれど、
ランニングラインのハンドリングさえしっかりすれば、意外と何とかなるのかもしれない。
でも、確かに大事なものをついうっかり忘れてしまいがちの僕だけれど、次回はラインバスケットを忘れないようにしようと思う。
そんな事を、モスグリーン色の湖水へと溶け込んでいく4尾目のイトウの背中を見送りながら、僕は思ったのだった。

P.S. 次回もしもMAXにチャレンジすることがあれば、折りたたみイスか、お昼寝用のロールマットでも持参してみようかなと。


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Today's BGM :





# by slowfishing-yun | 2014-05-25 17:46 | Fishing Reports | Comments(6)