2014年 04月 16日

<Episode #24> フライパターンのネーミング

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フライパターンのネーミングには、「エッ?どうしてこんな名前なの?」と思えるぐらい実に不思議で、
時にはちょっとふざけ過ぎているのではないかと思えるぐらいユニークな感じのするものがあったりする。
中には恋人の名前をこっそりと忍ばせたりと、それぞれのフライパターンのネーミングには、
もしかしかしたらそのフライパターンの考案者の秘かな思い入れがたっぷりと含まれているかもしれないし、
時にはちょっとした下ネタ交じりのジョークも混じっているフライパターンのネーミングもあるのだろうけれど、
それにしても、やっぱりどうしてわざわざこんなネーミングにしたの?と尋ねたくなるものが多々あったりする。


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ホットオレンジもしくはレッド、それにイエローにブラックがメインカラー。
そしてブルーやゴールドがほんの少しアクセントとして加わっていたりするフライ。
パッと頭にひらめくものや何かしらのヒントも何もないフィールドを目の前にしたら、
おそらく僕はこんな色合いのフライをチープなフライボックスからまず見つけ出して、ティペットの先に結ぶのだろう。
もしかしたら本流では一番信頼しているカラーなのかもしれないと思いながら・・・。

そんなカラーのフライをイメージして、まず「willie gunn fly」というキーワードで画像検索をしてみると、それはそれは・・・笑。

「willie gunn」 = ウィリーガン
「monroe killer」 = モンローキラー
「thunder and lightning」 = サンダーアンドライトニング

僕の中では細かいレシピはさておき、ちょっと似たようなカラーイメージのフライパターン。
安直なサンダーアンドライトニングというネーミングは、いかにもという感じで分かりやすいけれど、
ウィリーガンにモンローキラー、おそらくこのフライパターンの考案者は、
きっとニヤニヤしながらフライパターンのネーミングを考えたに違いないと思うと、
さらにこれらのフライパターンへの愛着が僕の中で沸いてきただろうか・・・笑。


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# by slowfishing-yun | 2014-04-16 19:24 | Slow Fishing | Comments(2)
2014年 04月 13日

<Episode #23> 早春の強い風と川面のきらめき

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きっと夜のうちは気温がグッと冷え込んでいたのだろう。
フィールドのいたるところに白く際立ったうぶ毛というか棘のようにも見える細かな霜が降りていた。
道南に訪れた春を僕に感じさせてくれる緑黄色のフキノトウも、もちろんそれは例外ではない。
ただその寒さの角だけは、少しは丸みを帯び始めていただろうか。
なぜなら、まだ早朝のうちは風がその存在を忘れるぐらい、ひと際穏やかだったものだから。


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道南の本流に架かるいくつかの橋の前後で、まだまだ冷たい流れの中に静かにウェーディングした。
膝下ぐらいの水深の岸際をサ、サ、サっと、とてもすばしっこく泳ぐ小さな鮭稚魚の姿を見た。
でも、もしかしたらその数は思ったよりも少なかったかもしれない。
なんとも早春らしく、今日はとにかく日差しが強いから、もしかしたらストラクチャー周りに隠れているのかもしれないけれど。


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期待感をお釣りがくるぐらいたっぷりと持って臨んだ最初の2ヶ所のポイントでは、まったく何のコンタクトも訪れなかった。
そして3ヶ所目の少し水深があるポイントで、やっと僕の流すフライにプルプルと小振りなアメマスからのコンタクトが訪れる。
それにしても、身体の割にはずいぶんとあどけない表情のアメマスだった。
雪代の入った冷たい流れにそっとリリースする。あっという間に姿が見えなくなった。
楽しみにしていた無駄の欠片も無い筋肉質なアメマスとのスリリングな出合いは、そういう訳で来年へと持ち越しに。


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午後からは風がずいぶんと強まったかな。
下流からの強い風に煽られて小波立つ川面が、早春の太陽の日差しを浴びてギラギラと眩しく輝いていた。
頭上のすぐ近くの空でホバリングしながら囀るヒバリの鳴き声が、何だかとても春らしくって心地が良かったように思う。
S1/S2のアトランティック・サーモンSHを巻き込んだKineyaのリールの逆回転音も、そんなヒバリ達の鳴き声のように、
僕にはちょっと控えめだけれど、とても心地が良い音色のように響いてきたのだった。

                                                         3.27→3.29

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# by slowfishing-yun | 2014-04-13 17:53 | Fishing Reports | Comments(4)
2014年 04月 01日

<Episode #22> Repaired Kineya Model 705

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Kineyaさんにメンテナンスをお願いしていたmodel 705の作業が無事に終了したとの連絡があり、
予定通り3月の末にリペア&メンテナンスを終えたmodel 705が、自宅に宅配便で届けられた。
Kineyaさんと電話でお話しするのは、お正月明けにリールの修理をお願いした際以来だろうか。
とにかく最初の電話では、とても緊張してお話したのを良く覚えている。
でも、この日の電話口の向こうのKineyaさんの声は、照れながらもどこか弾んでいたように僕には感じられて、
きっとそれは作業が上手くいったことを、僕にジンワリと確実に伝えていたように思う。
そんな訳だから、リールが届くのが本当に楽しみだった。

修理をお願いしていたブレーキの気になる箇所は、ベアリング追加などスプール内部の改造によりすっかり解消されていて、
ハンドル&スプールの逆回転時には、スムーズに問題なく均一のブレーキ・テンションを保ってくれている。
おまけに可能な限り各パーツが、さらにポリッシュ・アップされていた。

「ドラグノブは、手の平を押し当てて、手首でねじります」
参考までに、とこんなささやかなアドバイスまで。
実に嬉しい心遣いなのであった。


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# by slowfishing-yun | 2014-04-01 22:56 | My Favorite Reels | Comments(0)
2014年 03月 30日

<Episode #21> Rhythm

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特に示し合わさなくても、相互のリズムがいわゆるアウンの呼吸のようにシンクロすることもあれば、
多少のリズムのずれが、何とも表現し難いいい感じのうねりのようなグルーブ感を作り出すことだってある。
でも、残念ながら楽しみにしていた土曜日は、きっと僕らとフィールドとのリズムがまったくかみ合わなかったのだろう。
3月末の急激な気温上昇による雪代流入、そして予想以上の水位の急激な上昇と、
流れのあるフィールドは、カフェオレ色を通り越して、いわゆる泥濁りといったところだろうか。


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後志利別川も尻別川も、雪代による増水で、まったく釣りにならないぐらいに濁っていた。
何年ぶりだろうか。久しぶりに島牧にも足を運んだけれど、やはりラインバスケットを持参していないアングラーにとって、
ランニングライン同士が頻繁に絡み合う釣りは、予想以上のストレスが掛かる釣りになった。
そして最後は、やっぱり支笏湖。
透明感のある湖水に、早春の太陽がキラキラとまぶしく輝く。
でも予想通り、フィールドとのかみ合わないリズムは、やはり最後までかみ合うことは無かったようだ。
せめてToday's BGMで流れるグルーブ感に溢れたリズム&ビートでも楽しもうかと思う。

                                                3.86→4.14
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# by slowfishing-yun | 2014-03-30 19:09 | Fishing Reports | Comments(4)
2014年 03月 28日

<Episode #20> Spring Gift

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ここぞというポイントで是非とも結んで欲しいとっておきのフライ、
どこに貼ろうかと迷ってしまいそうな、なかなかイカしたシンプルなデザインのステッカー、
丹精込めて仕上げた木目が美しいウッドグリップのインスタネットなどなど、
長い間釣りを楽しんでいていると、いろんな方面に長けている知り合いがいつの間にか出来たりして、
何かのきっかけで、「これ使ってみてよ」といった具合に、ちょっとしたプレゼントというか贈り物をいただくことがある。
でもそんな中で、T-シャツなどのウェア類をいただいたのは、もしかしたら僕にとって初めてのことかもしれない。
僕にとっては、いわゆるサプライズ的な要素をたっぷりと含んだ、まるでSpring Giftといったところだろうか。

P.S.今年はチャンスがあれば、"Meiser Rod Owner's Meeting in Hokkaido"が開ければ面白いだろうなぁ・・・、
なんて思っている今日この頃。きっと企画そのものが、いつの間にかボツになっていそうだけれど・・・笑。


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# by slowfishing-yun | 2014-03-28 22:18 | Slow Fishing | Comments(2)