2018年 03月 04日

<Episode #377> Conehead tube fly "Perfection"とGrizzly Flutter Legs

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2018年の新作フライConehead tube fly "Perfection"のバリエーション




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今年になってConehead tube fly "Swimming WB 2108"をはじめとしていくつかの新しいチューブフライを巻いてきたけれど、途中からラバーレッグを使ったバリエーションを巻き始めたことがきっかになってか、もう一つの新しいパターンを巻き始めるようになる。

そんな新作フライの名前は、いろいろと考えた挙句そのネーミングがちょっと気恥しいのだけれど、Conehead tube fly "Perfection"という名前にしてみた。

ウェイトを巻き込んだプラスチックチューブとタックルマックのコーンヘッドとの組み合わせは、これまでとまったく同じで、UV Polar ChenilleやLarge Krystal Hackle、Polar Reflector Flashにマラブーやコックフェザントランプを使っているのも、これまで巻いてきた"Fascination 2017"と同じだったりする。
ただ"Fascination"とのタイイングでの大きな違いは、両サイドに3本ずつのGrizzly Flutter Legsなどのラバーレッグを入れていることと、テイルには特に何もマテリアルをタイイングしていないことになる。

基本的にはあまりボリュームを出さず、出来ればスイング中にはシルエットがスリムになってほしいと思っているので、いろいろと試行錯誤した結果、ラバーレッグの本数は両サイドに3本ずつというところで落ち着いた。
ラバーレッグはテイルのフックに干渉しないギリギリのところでカットしている。
これまで各種のラバーレッグを使ってきたけれど、このGrizzly Flutter Legsはなかなか使えるマテリアルだと思う。本当はもう少しマダラの間隔が伸びてくれるとさらに都合がいいのだけれど、他の代替えになるような比較的安いマテリアルの選択肢がないのでこればかりは仕方がないかなと思う。ただいくつか種類があるようだけれど、僕はこの透過性のない3色が好きで、特にファイヤーオレンジの使用頻度が高い。あと、Silicone Flatter LegsのFl.オレンジもなかなか使えるカラーと思うので参考までに。





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黒のマラブーとFl.オレンジのSilicone Flatter Legsを組み合わせたもの




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手前はゴールデンオリーブのマラブーと白のSilicone Flatter Legsの組み合わせ




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Flame RedのマラブーとGrizzly Flutter LegsのFl.ファイヤーオレンジの組み合わせ
カラーにアクセントとして黒のコックフェザントオレンジを入れるとフライの印象が引き締まるかな




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ラバーレッグを入れないパターンもテスト段階で巻いてみたけれど、やはり水中での妖しい動きはラバーレッグ入りの方に分があるようだ。
そんな訳で最近のタイイングではすっかりラバーレッグの使用頻度が高くなっていたように思う。
ついでに黒とグレーオリーブの″Interaction"にも両サイドにGrizzly Flutter Legsを3本ずつ巻き留めてみたけれど、こちらもなかなか悪くないと思えて、フィールドでスイングさせてみるのが今からちょっと楽しみかな。

P.S.フライショップ テムズさんに今年の新作フライを3月2日に追加で置かせていただきいました。





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# by slowfishing-yun | 2018-03-04 17:26 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(0)
2018年 03月 03日

<Episode #376> グリップ・モディファイとリペアー

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1月20日に札幌の郵便局からオレゴンにあるマイザーロッドの工房へと里帰りしていた僕のロッドが達が、ほぼ1ヶ月という期間を経て、今週無事にグリップのモディファイとガイドの修理を終えて戻ってきた。
フィールドでリールと同じぐらい一緒に時間を過ごした一番の相棒といっても過言ではない、僕にとってはとても思い入れのあるロッドがイメージ通りにモディファイや修理・メンテナンスを施されて戻ってくると、たかがロッドと言ってしまえばそれでおしまいなのだけれど、なぜかこれまでよりもさらに一段と愛着のような感情が湧いてきたかもしれない。久しぶりにくたびれたロッドソックスから取り出してみると、いつもの見慣れたロッドに大きな変わりはないのだけれど、なぜかとても嬉しくなってしまった。





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今回はフロントグリップ、リアグリップ、双方のスリム化とフロントグリップのアクリルコーティングをメインにオレゴンの工房へと里帰りさせたのだけれど、ロッドを送る前にメールでBobさん自身にグリップのコルクをスリムに削ってほしいとお願いしておいた。Bobさんからも了解したとの返信をいただいていたりする。
さらにグリップ先端の一番細いところで直径17mmと指定する。
工房で働く若いスタッフのNickさんが最近組むロッドだと、マイザーロッドの特徴ともいえたこのグリップのクビレが若干スリムではなくなり、最近ではおおよそ20~22mm前後だったから、今回のモディファイでかなりのスリム化にはなったと思う。10年以上も前に初めてウェブ上でマイザーロッドを見た時、僕はフェザーインレイの方よりもグリップのスリムかつギュッと先端が絞られたシェイプの方にインパクトを感じたぐらいだから。
FBにも投稿してみたけれど、昔からのマイザーロッドを知っている海外のユーザーの反応からだと、やっぱりこちらのスリムなシェイプのグリップの方を好む傾向にあるようだ。もちろん僕もそれには同感なのだけれど(笑)

9本のロッドのバットセクションを一度にまとめてオレゴンの工房に送ったのだけれど、"Fire God"と"Trouty Orange"はフロントグリップのBurnt Cork全体が少し痩せ始めていたので、新しいBurnt Corkに取り換えてくれていた。
そしてグリップのスリム化の後は、これまでよりも厚めにグリップをアクリルコーティングしてもらう。
これで僕が所有しているマイザーロッドの上下グリップすべてがアクリルコーティングされたことになるのだけれど、やっぱりこちらの方が好きかな。
コンベンショナルコルク(いわゆる普通のコルク)だと僕のキャスティングの変な癖ですぐにコルクの先端下面が削れたりやせたりするので、以前から合成コルクのBurnt Corkなどをメインに使ってもらっている。でもこのBurnt Corkはとても丈夫なのだけれど、乾燥した状態と水で濡れた状態とでは色の濃淡がとてもはっきりと出るので、それがどうしても僕は気に入らなかった。
そこで数本前のロッド、たしか"Black Doctor"からフロントグリップもこれまでのリアグリップと同様にアクリルコーティングしてもらうようにしている。
特にロッドが濡れた手の中で滑ってキャストに支障が出るということも今のところ全く皆無だから、僕としてはこちらの方がやっぱり雰囲気的にも好きだろうか。
まあ、どちらにしても取るに足らない僕のこだわりにしか過ぎないのだけれどね…笑。





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# by slowfishing-yun | 2018-03-03 19:01 | Custom Spey Rods | Comments(0)
2018年 02月 25日

<Episode #375> Conehead tube fly "Swimming WB 2018"

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Conehead tube fly "Swimming WB 2018" variant / Thunder and lightning
Frame Redのサドルハックルをハックリング。
両サイドに3本づつの超ケイムラのフラッシャーをアクセントとして…。
カラーにはサンバーストイエローとホットオレンジのソフトハックルにブルーのギニア。
ブルーのギニアが入るだけで、フライの印象がガラッと変わるのにはちょっと驚いた。





毎年冬のオフシーズンとなるとすっかりフィールドから離れて、フライの新しいパターンや少し変化を加えたアレンジを考えるのが、ここ最近の恒例になているように思う。
今シーズンも新たに2つのパターンを、僕がこれまでに巻いてきたチューブフライのパターンに追加することになった。
まず最初は今回紹介するConehead tube fly "Swimming WB 2018"というパーン。
もちろんWBはトラウトに好かれるすべての要素が詰まったいわゆる万能フライとも言っても過言ではないWooly Buggerのイニシャルから拝借した。

もう一つはConehead tube fly "Perfection"という新しいパターンで、これに関しては折をみて紹介させていただこうと思っている。
それにしても今シーズンはタイイングでラバーレッグを本当にたくさん使ったと思う。






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100円ショップのDaiso Material(天使の羽根)もしっかりとタイイングでは活躍。
↑のフライでは試しにコーンヘッドではなく、
Harimitsu社のピンクのファットビーズを使ってみた。




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UV2のホットピンクのサドルハックルも使ってみた。





メインカラーはやはり一番安心感のあるブラックやブラック&オレンジだけれど、今回はオレンジ&ピンク(通称オレピン)も少し多めに巻いてみた。
UV2のサドルハックルのファイバーの動きや、テイルのマラブーのフワフワとした動きは、きっとトラウトにとっても魅力的に映るに違いない。
僕がこれまでに巻いたチューブフライの中にこの”Swimming WB 2018”ととてもよく似たパターンがあって、実はブラスチューブに巻く”Snaelda"とかなり似たところがある。
でも今回の"Swimming WB 2018"はプラスチックチューブだけで巻いてみた。
さらにタイイングが終わるとテムズの初売りセールで買ったハックルセパレーターを少しだけ指にとり、テイルのマラブーやボディのサドルハックルに塗ってみた。
テイルのマラブーは何本かのファイバーがひとつにまとまり、ボサボサがパラパラという感じになってちょっと面白い雰囲気になっただろうか。
とにかく水の中でのファイバーの揺らめきを見るのが今から楽しみかな。

そろそろ早春のタイイングシーズンも終盤に差し掛かってくると、いよいよフィールドの事が少しずつ気になり始める。
ニュースでは幌加内町の積雪量が3mを超えたそうだから、今年はもしかしたら雪代が少し長引くかもしれないけれど、いよいよ楽しみなシーズンの始まりかだと思うとちょっと気分もウキウキかな。





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Conehead tube fly "Swimming WB 2018" variant / Black and blue
カラーにはパープルのシルバーフェザントとブルーのギニア。
ボディハックルはロイヤルブルーのスペイハックル。
パールではなくシルバーのフラッシャーが不思議とアクセントとなる印象。




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Conehead tube fly "Swimming WB 2018" / Black & orange
カラーにはホットオレンジのソフトハックルに黒のコックフェザントランプとウィジョン。





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Conehead tube fly "Swimming WB 2018" / Golden olive
カラーにはダークオリーブのコックフェザントランプとウィジョン。


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# by slowfishing-yun | 2018-02-25 19:51 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(0)
2018年 02月 13日

<Episode #374> 懐かしい写真

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もしもHardyがこんないかしたデザインのSハンドルを作ってくれていたとしたら、
きっと僕はHardyのリールの事がもっと好きになっていたに違いないと思う今日この頃。





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これを便利になったと言っていいのかよく分からないけれど、2年ほど前に僕の携帯電話がいわゆるガラケーというものからスマホというものに変わった。
スマホに変わると、今度はFBだけでなくLINEやインスタグラムも始めてしまっていて、ふと立ち返るとちょっと驚いたりもする。
それにしても写真も簡単にやり取りできるようになったものだと思う。

そして先日もMoriさんから古い写真が懐かしいでしょとLINEに添付されて送られてきた。
そんな画像を無造作に何の躊躇もなくスマホに保存している。
そして時間を見つけてはインスタグラムで写真を加工してみたりする。
もちろん1回の写真加工では全く面白くないから、2回、3回と何度も写真を加工するのがいつもの工程。

今回も今シーズン用のチューブフライをタイイングする合間に、懐かしい天塩川バブルの頃(すでにピークは過ぎていたけれど)の写真を加工してみた。





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# by slowfishing-yun | 2018-02-13 22:21 | Slow Fishing | Comments(2)
2018年 01月 28日

<Episode #373> Dee wingとWet fly

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Black and Peacock Dee






釣り関係のDVDを何度も繰り返し真剣になって観たというのは、僕にとってとてつもなく久しぶりの事かもしれない。
おそらく以前にこれほど真剣になって僕が釣り関係の動画を観たのは、SHUさんからお借りしたCNDのスペイキャストのDVDだったような気がする。
当時はシングルスペイのタイミングがなかなかつかめなくって、とても苦労しながらも楽しかったことがちょっと懐かしく思い出される。

そんな訳で年末にmasaさんから備前さんのタイイングDVDをお借りした次第。
そんな僕がとにかく何かしらヒントになるものが欲しかったのは、なかなかイメージしにくいDee wingの取り付け方だったりする。







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Higenaga Dee





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Orange Tail and Black Dee





DVDを観た後にはすっかり上手に巻けるような気分になり、さっそくテムズの新春セールでハックルセパレーターというものを購入し、さらにDee wing用のターキーテイルとブラックのピーコッククイルも購入したのだけれど、いざタイイングしてみるとなかなか頭の中で描いた理想通りというかイメージ通りにはいかないものだったりする(笑)
それでも7、8本ぐらいは何とか毎晩少しずつ巻いただろうか。
いつもはチューブフライを巻くことが多いけれど、時にはちょっと気分を変えてこういうフライを巻いてみるのもいい刺激になるようだ。
とにかく久しぶりに集中した時間を楽しめたような気がする。

今回は飾るためのフライではなく、フィールドで実際にティペットの先に結んで流れの中をスイングさせるフライと考えれば、まあこれぐらいの仕上がりでも僕には十分とさえ思える。
FBなどで見るタイイングの上手な方のフライの域まで達するには、まだまだ僕はこの手のフライのタイイングの経験値が少ないのだけれど、あの域にたどり着いた時には高品質でさらにお値段も高価なマテリアルへのとんでもない額の出費がかさんでいそうだから、やはり僕にはこれぐらいチープな代用マテリアルでタイイングしているのがちょうど合っているのかもしれない(笑)

それにしてもパラっと巻いたフライが水に濡れると細くスリムになるのにはちょっとビックリ。
今後のチューブフライのタイイングにも十分に役立てられそうだ。





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# by slowfishing-yun | 2018-01-28 15:31 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(0)