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2018年 09月 24日

<Episode #414> Low Waterと肘の痛み

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首から両肩、そして両手にかけて何かを持ち上げる時に痛みを伴う違和感を先週あたりから感じ始めていた。
フィールドにいる時も、周囲のちょっとした変化に気が向いている時やフライがスイングしている時はそれ程でもないのだけれど、それでもふとした瞬間にズキンと鋭角的な痛みが走ることがあった。
特に肘を延ばしたままロッドで蛍光イエローの600grスカジットSHやターコイズブルーの540grのスイッチSHをリフトしている時が辛かっただろうか。
スペイキャストにチャレンジし始めた時のスペイ肘のような痛みともまた少し違う痛みのようだ。
きっと加齢によるものなのだろうけれど、歯が痛い時と同じように、何かしらの痛みがると好きな釣りをしていてもなかなか夢中になって楽しめないものだと思う。





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Low Waterの天塩川。
いつもの見慣れた光景とは少し違っていて、不思議な違和感を覚えたりする。
水温は14℃前後とレインボーの活性にも一番適した水温に近いのかもしれない。
そんな有り余る期待感をよそに、早朝から何も起こらない時間だけが過ぎていった。

土曜日の午後に訪れたユウスケさんポイントの対岸だった。
流れの速い浅瀬から続く水深のある深瀬でゆっくりとフライをスイングさせる。
スイングの後半に少しだけ誘いを入れてみると、予想に反して引っ手繰るようなテイクが訪れた。
この水温だとレインボーのスピード感もMAXに近いのだろう。
サラシオーネからもの凄いスピードで引き出されていくランニングラインとレインボーの横っ飛びのジャンプの美しさに、僕は思わず息をのんでしまった。

Lサイズの期待に反して、サイズこそMサイズ後半だったけれど、メタリックに輝くとても美しいレインボーだった。
その美しさを言葉に言い換える技量を持ち合わせていないことにもどかしさすら覚えたものだ。
VARIVASの#2番フックに巻いたダブルエッグ・サッキングリーチをフォーセップで外したけれど、少し血が滲んでいたので指でしばらく圧迫止血し、流れに戻るのをしっかりと見届けた。


翌日は林道側で先行者の大きくてフレッシュな足跡を岸際に見た。
くれぐれも用心だけは怠らないようにしないと。

イタドリの葉がゆっくりと山吹色に色付き始めていた。
フィールドはゆっくりと秋へと向かい始めているようだ。
                              67.81→67.74→67.85




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by slowfishing-yun | 2018-09-24 18:15 | Fishing Reports | Comments(4)
2018年 09月 19日

<Episode #413> 秋虫の羽音と朝霧の本流

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台風による降雨と北海道で起こった地震の影響とで、僕がフィールドに足を運ぶのにこの時期としては珍しく、少し間隔があいてしまったようだ。
週間天気予報から、どうやら好天に恵まれそうな9月最初の連休を、北のフィールドである天塩川で過ごすことにする。
相変わらず久しぶりの車中泊を兼ねた釣り旅だと忘れ物がないかつい不安になってしまうのはいつものこと。
いつも頭の中でひとつずつイメージしながらチェックするのだけれど、それにも限界があるから、そのうちに忘れ物チェックリストでも作ってみようかなと思っていたりする。
日の出時刻はおおよそ5時過ぎだ。
早めに着いて仮眠をとることもあるけれど、今回はその時刻をめどにR275をゆっくりと北上する。
途中で立ち寄ったコンビニで陳列されているドリンクの数の少なさに、地震による物流への影響をひしひしと感じてしまった。





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今回僕がフィールドで僕が過ごした間、早朝のフィールドは幻想的な朝霧に包まれて出迎えてくれた。
野鳥の囀りと静寂さとがフィールドいっぱいにクリアーな輪郭を描きながら広がる中、水位がかなり下がり透明感の増した本流の流れは美しい音色を奏でながらよりスローに流れ続けていた。
時折岸際の浅瀬を遡上しようとするサーモン達の姿を目にする。
いよいよ秋シーズンもこれから少しずつ本格的になるのだろう。
野草や大きなイタドリの葉が風に吹かれて揺れる中、秋虫たちの羽音の音色がいつまでも響いていた。

あまり期待はしていなかったのだけれど、OTの更に下流の岩盤エリアでタイプ3のティップの先に結ばれたコーンヘッド仕様の"Interaction" Black&orangeをLサイズのレインボーが見つけてくれたのは、僕にとってはちょっと嬉しい誤算だった。
本当は朝一に入った昨年の同時期にアディオスされたONでのグッドサイズとの出合いを期待したのだけれど、それはあくまでも期待を込めてということで…。

みるみるとフィールドの水位は下がっていき、67.77というテレメーターの数字はきっと初めてだと思うのだけれど、フィールドで目にした新しい光景は、僕がこれまで見慣れてきたものとはちょっと違った様相を呈したりしていて、それはそれでなかなか刺激的だったりもした。

それは予想以上の水温の上昇と水位の低下の中で、次はどこのポイントに足を運ぼうかとiPhoneを片手にABUさんと相談している最中だった。
OKの中州下でスイング後に流れの中でステイしていたT-11のティップの先の"Interaction"がいきなり強い力で引き込まれる。
なかなかのスピード感を兼ね備えたMサイズ後半の美しいレインボーだった。

そんなレインボーをゆっくりと流れにリリースすると、背後の草むらからまた秋虫の羽音が一段と大きくなって響いてくるのだった。
                                 67.97→67.77




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by slowfishing-yun | 2018-09-19 21:59 | Fishing Reports | Comments(8)
2018年 09月 12日

<Episode #412> 新しいロッドのオーダー / Trouty Red

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東京のレコード店に買取査定に出していた僕のレコード・コレクションだったけれど、思った以上の値段がついたので、予定通り新しいロッドをオーダーすることにした。
いざメールに添付された査定額を見ると、これはあくまでも仮定の話だけれど、もしも自分で一枚一枚売っていたら一体いくらになっていたんだろうと、ちょっと後悔混じりの複雑な気分にもなったりもする。

さて、今回はマイザーさんにどのようなカスタム仕様のロッドをオーダーしようかとあれこれと数日間ほど悩んだけれど、やっぱり以前から次にオーダーする時はこれと考えていたイメージを、前回のオーダーの時と同じように大まかにフォトショップで作成してみることにした。
相変わらず苦手な英語では細かなニュアンスが上手く伝えられなくって、何とも言えないもどかしさを感じてしまうのはいつものこと(笑)

とりあえずグリップに関しては、上下のグリップともBurnt CorkとDark Burl Corkのコンビネーションにしてもらうことにする。
リールシートは赤味の強い花梨(Amboyna)とニッケルシルバーのメタルを使ったダウンロッキング。
リールフットの受けの一方が見えるファーガソンタイプではなく、コルクの中に隠れているクラシックタイプのリールシートを選ぶ。
もちろん上下のグリップはクリアーのアクリルで分厚くコーティングしてもらう。
明るいカラーコルクやリングは使わないでと今回も念押ししておいた。






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新しくオーダーしたロッドのスペックは、12フィート6インチ、6/7番、MKX

コスメのテーマを決めるまでに、僕は同じく少し時間を要したように思う。
僕がここ最近一番気に入っていたコスメはというと、更新されたマイザーロッドのHPにも出ているRed Shed Fly Shopからオーダーされてマイザーさんが作った”Red Shed Special"かな。
だから今回はそれをモチーフにしてフェザーインレイやスレッドワークなどのコスメのアレンジをお願いする。
とりあえずはおおまかに"Trouty Red"ということだけは伝えておいた。
あとは"Classic Ferrari"の写真を数枚添付して…笑





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by slowfishing-yun | 2018-09-12 22:57 | Custom Spey Rods | Comments(2)
2018年 09月 03日

<Episode #411> 晩夏のオホーツクのフィールド巡り

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フィールドに足を運ぶのは、前回の尻別川以来だから、僕のとってほぼ4週間ぶりになるだろうか。
雨による影響もあってか、週末のフィールドのコンディションがなかなか落ち着かず、結局夏のこの時期にこんなにもフィールドから足が遠のいてしまったのは久しぶりかもしれない。
案の定というか、家を発ってしばらくしてから、釣りの時には毎回被ることにしている革製のハンチング帽を壁掛けに置き忘れてきたのを思い出したりするのは予想通り。
今回も前日に降った雨の影響が響いて、一番足を運びたかった北の本流のコンディションは、どうやら最後まで整わなかったようだ。
そして一番雨の影響が少なそうに思えたオホーツクのフィールドに友人たちと足を運ぶことにしたけれど、やはりこちらも前日の雨の影響があって、セメントを薄めたような透明度が50㎝位の夏の本流が目の前を流れていたのだった。





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渚滑川、湧別川、それにオホーツクの小さな山上湖とあわただしくオホーツクの3ヶ所のフィールドを巡ることにした。
数週間前のTVニュースでは例年よりも早く大雪山に初雪が降ったという話題が取り上げられていたけれど、まだ季節は盛夏の余韻が残る晩夏だというのに、フィールドではちっと気の早い色付き始めた木々の葉を見ただろうか。
フィールドにお気に入りのロッドを手に佇んでいても、僕は何かが足らない感じがしてならなかった。
おそらくそれは、鳥たちの囀りがほとんど耳に届かなかったからかなとも思ったりする。
フィールドで耳にする鳥たちのさえずりというのは、きっと僕にとって欠かすことが出来ない重要なファクターなんだろうね。

今回はフィールドで晩夏のパワフルな躍動感を兼ね備えたレインボーに出合いたかったのだけれど、それは最後まで叶うことはなかった。
ピンクの尾びれに放射状に散りばめられたいくつもの黒いドットに思わずドキリとした週末だっただろうか。
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by slowfishing-yun | 2018-09-03 23:37 | Fishing Reports | Comments(6)