MKXと同時に新しいブランクを使った2017年からのMeiserの新シリーズCXというロッドがリリースされるようだ。
BobさんからオーダーしたMKXと同時に、今回はサンプルとして北海道の本流で使えそうなスペックのCXシリーズの1本が送られてきた。
ちなみロッドのスペックドは、長さが13フィート6インチ、ライン指定は6~8番。
グレインウィンドウは475grから775grとなっていた。
MKXがこれまでのMKSの後継モデルだとしたら、CXの方はこれまでのHighlander-Classicの後継モデルとなるのだそうだ。
事前のやり取りでは、サンプルロッドなのでコスメはスタンダード仕様で送るからと伝えられていたけれど、
ロッドソックスから取り出してみるとBurnt corkを使ったグリップだけでなく、コスメもスタンダード仕様よりも控えめだけれど少し豪華になり、
さらにフェザーインレイもシンプルなジャングルコックのみというものではなかった。
最近は派手なコスメを目にすることが多かったから、僕にとってはちょっと新鮮でもあったかな。
ロッドを継いで手にしてみると、やはりMKXと同様に若干の軽さを感じる。
参考までに今回届いたロッドの重量を測ってみた。
R.B.Meiser 13フィート6インチ、6/7/8番、CX 271g
ちなみに、
C.F.Burkheimer 14フィート1インチ、7番 242g
R.B.Meiser 14フィート、6/7番、MKS(Water God) 380g
R.B.Meiser 14フィート、6/7番、MKS(Trouty Orange) 370g
R.B.Meiser 14フィート、7/8番、MKX(Copenhagen Wintergreen) 326g
R.B.Meiser 14フィート、7/8番、MKS(Fire God) 356g
R.B.Meiser 14フィート、7/8番、MKS(Autumn、NZ製ブランク使用) 360g
MKSはバットからグッと曲がるけれど、CXはバットよりも少し上のミドル部分からグッと曲がってくれるロッドのようだ。
ちなみに今回のロッドに付属していたスカジット系のカスタムラインは、全長7.3m、重さ552gr。
とりあえずフィールドでは540grと600grのスカジット・コンパクトのどちらがロッドにマッチするかテストしてみようと思っているけれど、
Bobさんとのメールのやりとりでは、何やらこのブランクにかなり惚れ込んでいるようだったので、
そのうちにフルシンクのスカンジ系のラインを通して湖などの止水でもテストしてみたいものだと思っている。
ちなみに今回のようなBurnt corkを使ったコーティングされたハンドルグリップをオレゴンの工房では”Black Habu"と呼んでいるのだそうだ。
もちろん”Habu"は毒蛇のハブのこと。
それについては、また別の機会にでも・・・笑。
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