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2016年 02月 28日

<Episode #179> コーンヘッド・チューブフライ タイイング講座 / Jabara(Vinyl Bait) & Conehead tube fly

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釣具量販店の海釣り用の仕掛けコーナーを徘徊していて、沢山の色鮮やかな種類のタコベイトが並んだコーナーで、
偶然僕の目にとまったのがYO-ZURI社のマルチジャバラ(Vinyl Bait)、通称ジャバラだった。
確か1年ぐらい前の話だったと思う。
同じくYO-ZURI社のワームカットを使ったフライはネット上で僕も見たことがあり、少しだけアレンジして使ったこともある。
でも、このジャバラの色はワームカットよりもかなり派手で、さっそくいくつかの使えそうな色を購入してみた。


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本当はホットオレンジやチャートリュース、それにシルバーやパールも作って欲しいところだけれど、今のところはこのカラーで我慢。
スクイドロのようにラバーレッグを多用したフライを最初に見た時は、まるでバスフィッシング用のラバージグのようで、
ここまでやるのと最初は驚いたけれど、今ではすっかりフライのアピール度を上げるアレンジの際には必須アイテムとなった。
だからきっとこんなアイテムを使っても誰もそんなに驚かないと思うけれど、意外と使えるので今回紹介することにした。
実はこれ以外に、タイラバのネクタイなどのように、テイルにバス用のワームのカーリーテイルを使ったフライも試作したけれど、
さすがにそれはすぐにテイルが切れてしまうので、今では使っていないけれど、効果はかなりあったかな(笑)。

さて、前置きはこれぐらいにして、それではタイイングを始めてみようと思う。


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(1) Episode #165 のコーンヘッド・チューブフライ タイイング講座で紹介した(4)までは工程が同じなので省略させていただく。
スレッドはチューブの最後まで巻かず、次の工程のためにこの位置に留めておく。


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(2) お好みのジャバラを取り出し、先端をシザースでカットする。
ジャバラは中は空洞だが先端が閉じているので、だいたいペイントされたアイの前当たりでカットするのがよいだろう。


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(3) チューブの後端から、先端をカットしたジャバラを差し込んでいく。


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(4) ワイヤーをスレッドで固定した部分に瞬間接着剤を塗布する。


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(5) ゆっくりとジャバラを滑らせ、ちょうどワイヤーがジャバラで隠れるところまで進ませる。
そして、指でしっかりと圧着させておく。


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(6) ゴールドのUVポーラーシェニールを巻き留め、2回転ハックリングする。


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(7) ホットオレンジのラージクリスタルハックルを巻き留め、2回転ハックリングする。


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(8) 次に黒のラージクリスタルハックルを巻き留め、同じように2回転ハックリングする。


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(9) ホットオレンジのゴールデンフェザントティペットを先端から巻き留め、2~3回転ハックリングする。
次にもう少しゴージャスにしたい場合は、この時点で両サイドにフラッシャーを巻き留めることもあるけれど、今回は省略した。


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(10) 黒のパルマーシェニールを巻き留め、2回転ハックリングする。


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(11) ダビングループを作り、そこに少量のマラブーを挟む。
マラブーの量が多いとそれなりにファイバーは動くが、せっかくのジャバラがあまり見えなくなるので要注意。
ちなみにマラブーが少量でも、それほど大きな影響はないと思うが、お好みで。


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(12) マラブーを挟んだダビングループをツイストして、絡んだファイバーをニードルやブラシで整えておく。
そして2~3回転ほどハックリング。
今後の工程のために、マラブーなどのマテリアルを少量の水で濡らしておくと作業がしやすい。


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(13) ソフトハックルを先端から巻き留め、3回転ほどハックリングする。


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(14) ファイバーの長い黒のコックフェザントランプを先端から巻き留め、こちらも3回転ほどハックリングする。
ハックリングの回数は、お好みによって変更可。


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(15) ブルーのギニアを先端から巻き留め、2~3回転ほどハックリングしてフィニッシュ。
以前は片側のファイバーを取り除いていたけれど、最近のフライではそのままハックリングしている。


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(16) タックルマックの5mmのコーンヘッドを先端から差し込む。
2mmほどチューブを残してカットし、コーンヘッドが抜けないようにチューブの先端をライターの火で炙る。


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(17) チューブの後端を適当なところでカットし、差し込んだフックにジャバラのテイルが絡まないようにする。
チューブの後端を爪で平らに潰しておくと、フックがスムーズに抜けやすくなるので是非お試しあれ。

ジャバラのカラーが豊富なので、アレンジはさまざま。
メタリックなフラッシャーやラバーレッグとの組み合わせも面白いと思う。
ジャバラのテイルがどれだけ水中で動くのかは良く分からないけれど、さすがにタコベイトを使うことには抵抗があるので、
僕にはジャバラぐらいまでが許容範囲かな(笑)。
取り敢えずSlow Fishingのフェイスブック・ページに、他のジャバラ&コーンヘッドもアップさせておく予定。


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Today's BGM :



by slowfishing-yun | 2016-02-28 16:33 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(6)
Commented by masa1st1956 at 2016-02-29 12:29
Yunさん、こんにちは。
ジャバラコーンヘッド 私の場合はグリーン、ピンクはニジマス
ラメ入り派手〃はアメマスにお気に入りでしたね(笑)
Commented by タッド at 2016-02-29 15:37 x
はぁ~!これは考えましたね! 日本ならではの! バス用の渦巻きのテイルもいいですよね、、、ちょっと投げるにはどうかと思いますが、、、
Commented by slowfishing-yun at 2016-02-29 21:23
masa1st1956さん、こんばんは。
確かにmasa1st1956さんはグリーンとピンクのジャバラがお好きでしたよね。
黒のラメ入りは私も好きでよく使います。あの何ともいえない艶っとした妖しい感じが好きだったりと・・・笑。
今シーズンもいろいろとアレンジして使ってみようと思っています。
そうそう、ソリッドの黒はヒゲナガのラーバのイミテーションに良いかもしれませんね。
Commented by slowfishing-yun at 2016-02-29 21:29
タッドさん、こんばんは。
たまたま釣具量販店で見つけて以来、すっかり必須アイテムになってしましました。
釣り具センター(昔の武美)にもありますが、アメリカ屋釣具店の方が在庫の種類が多いようです。
タコベイトとは違いテイルは短く2つだけですので、どれだけの効果があるかはちょっと不明です。
そういえば、尻別川では昨シーズンに2度ほどカーリーテイルをつけた黒のウーリーを試してみました。
ウグイ君とアメマスさんにはなかなか好評でしたよ。でも、すぐにテイルが千切れてしまいますが・・・笑。
Commented at 2016-02-29 22:45 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by slowfishing-yun at 2016-02-29 22:57
鍵コメのKAZUYAさん、こんばんは。
今回はKAZUYAさんのリクエストにお応えした感じになってしましましたね。
そうですか。都内の釣具店ではジャバラがなかなか見つかりませんでしたか。渋谷の上州屋さんにもありませんでしたからね。
なるほど、ナチュラムの通販という方法もありましたよね。
でもこのフライ、海外のFBの公開グループでも紹介してみましたが、どうもあまりウケなかったようです(笑)。


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