今年もまだその声は小さいけれど、ショアからのピンクサーモン(カラフトマス)の便りが僕の耳にも届き始めた。
去年までに少しずつ巻きためていたけれどフィールドで使いきれずに余ったりして、
透明のジプロックに収納しておいた赤いフライのストックをチェックしてみると、
どうやら今年も少しは巻き足さないといけないのかもしれない。
なので、重い腰を上げて夜な夜な苦手なタイイングに勤しむ今日この頃。
今年はこれまでの赤いゾンカーのタイイングのやり方の手順に少しだけアレンジを加えて、
2014年バージョンとして巻いてみた。 ← タイイングはこちらから。
心地よい海風を感じていると、目の前の海をカラフトマスの群れが横切っていく。
逸る気持ちを抑えて、ラインニングラインをさらにスローにリトリーブ。
フッという何かしらの違和感のあと、手にしたロッドはバットからグンニャリと曲がり、
ソルト用のシャンパンゴールドのリールからは猛烈なコルクパッドのミュートサウンドが奏でられる。
今年もシーライスのついたフレッシュな銀鱗眩しいピンクサーモンに出合えるだろうか。
そんなことを考えながら、ご機嫌なリズムとメロディーを聴きつつフライを巻くことにした。
ちなみに僕の巻くフライはいたってシンプル(笑)。
次の気ままな私的フライタイイングの愉しみは、
最近お気に入りの、CDCセッジ/クイルウイングのタイイングが苦手な貴方へ/を予定(予告でした・・・笑)。
Today's BGM :