
"Rubberized Cork" = 「ラバライズド コルク」とでも読むのだろうか。
とにかく最近は、このフロントグリップの手触りというか握った時の感触を僕はいたく気に入っている。
強度的にノーマルのコルクよりも断然強いし、僕のキャストスタイルにはピッタリ。
何といっても、まるでビターチョコレートのような色合いが、ロッドのかもし出す雰囲気をさらにグッと引き締めているようにも感じられる。


最初に僕がラバライズド・コルクで仕上げられたフロント・グリップ(アッパー・グリップ)のロッドを実物で見たのは、
ちょうど1年前にマイザーさんから届けられた
14フィート、#7/8番、MKSの"Fire God"になる。
それ以来、すっかりこのグリップの手触りやコルクの色合いが僕にとっては大のお気に入りで、
次にオーダーした
14フィート、#6/7番、MKSの"Water God"もラバライズド・コルクを使ったグリップにしてもらいたかったけれど、
僕の不慣れで苦手な英語のせいで、マイザーさんにコスメの上でオーダーしたかったことがしっかりと伝わらず、
残念ながら届いたロッドのフロントグリップは、やはりこれまでと同じノーマルのコルク仕様のグリップだった。
まぁ、それはそれで、今では"Water God"も僕のお気に入りというかメインのマイザーロッドの1本なんだけれどもね。
2011年6月に僕の元へとデリバリーされた14フィート、#6/7番、MKSの"Trouty Orange"だったけれど、
メインロッドとしてフィールドで酷使したから、グレードの高いコルクを使用したフロントグリップは、すっかりところどころが虫食い状態。
さらにフロントグリップの先端のコルクが僕のキャストスタイルの特徴のせいで、少し削れて痩せ始めていたから、
これを機に、オレゴンの工房にロッドを送って、フロントグリップをラバライズド・コルクにモディファイしてもらうことにしたのは昨年末。
今回は"Fire God"のラバライズド・コルク仕様のグリップの画像もメールに添付したから、しっかりとイメージは伝わったと思う。

"Fire God" (right)
"Trouty Orange" (left)
先週末に、僕の手元へと
新しくモディファイされた"Trouty Orange"がデリバリーされる。
それにしても、ウッドパテが取れてところどころが虫食い状に穴が開き、少し痩せ始めたノーマルのコルクはすっかり取り除かれ、
まったくどこで張り合わせたのか分からないぐらいの出来栄えで、しっかりとラバライズド・コルク仕様にモディファイされていた。
さらに追加メンテナンスとして、リアグリップの再コーティングも施行済みで、艶々さにさらに磨きがかかる。
ちなみに今回のフロントグリップのコルクのモディファイに掛かった費用は95ドル。さらに送料に45ドル。
費用に関してリーズナブルかどうかの感覚は人それぞれだろうけれど、僕にとってはとっても満足のいくモディファイだった。
なぜなら、"Water God"もいつかはフロントグリップをラバライズド・コルク仕様にしたいと思っているぐらいだから・・・笑。
P.S.KINEYAさんから
Model 705のリペア&メンテナンスが終わりましたとの連絡をいただく。こちらも届くのが今から楽しみ。

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