2014年 02月 11日

<Episode #10> Classic and Modern

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自宅のPCのマイピクチャに「気になるフライ」というフォルダを作り、
夜な夜ないろんなサイトやブログを徘徊しながら、
おっ、これはなかなかいいんじゃないの、と何かしら今後のフライタイイングにヒントになりそうな面白いフライを見つけては、
そんな「気になるフライ」というフォルダに、コピー&ペーストする作業をずっと前から続けている。
悲しいことに、そんなことでもしておかないと、そういえばあのフライはどこのサイトで見つけたんだったかな、
とすぐに記憶の片隅から消えていてしまいそうだからね・・・笑。
画像のストックが結構増えてきたので、そろそろ「サーモンフライ」、「スティールヘッドフライ」、「ウエットフライ」、
「ストリーマー」、「イントルーダー」、「チューブフライ」とさらにフォルダで分類しておいた方が便利かも、と思う今日この頃。


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自宅にDAIICHIの2050、#5番のスペイフックのストックが数本だけあったので、
タイイングバイスの周りから使えそうなマテリアルをゴソゴソとかき集めてくる。
そして、「気になるフライ」というフォルダから、ヒントになりそうなフライの画像のいくつかを引っ張り出し、
僕なりに少しクラシックなサーモンフライの雰囲気が漂うフライをアレンジしながら巻いてみた。
モダンなテイストのアレンジとして、UVポーラーシェニールをほんの少し使ったりして・・・笑。
そういえば去年の今頃も、巻きためたコーンヘッド仕様のイントルーダーにアレンジを加えていたかな

ものぐさな僕には本気モード全開のクラシックなサーモンフライが巻けるようなテクニックもないし、
マテリアル・フェチというかマニアでもないから、ちょうどこれぐらいのものぐさフライがピッタリなのかもしれない。
くたびれたホイットレーのアルミボックスは、昨年に使えそうもないフライを整理したので、まだまだすき間はたっぷりとあるから、
「気になるフライ」のフォルダを開きながら、さて次はどのフライをどんな風にアレンジして巻いてみようかな、
と僕はまたまたイメージを膨らませながら迷うのであった(笑)。


予告 : 次回は、昨年の「私的・鮭稚魚イントルーダー・2013バージョン」に引き続き、
     「ラバーレッグを使ったコーンヘッド仕様の鮭稚魚チューブフライ」を予定。


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# by slowfishing-yun | 2014-02-11 15:19 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(4)
2014年 02月 08日

<Episode #9> C.F.Burkheimer Fly Rods

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無水エタノールを乾いた柔らかい布にたっぷりと染み込ませ、ブランクの汚れをゆっくりと拭き取る。
次にCRC5-56を少しだけ吹き付けたもう一枚の柔らかい布で、汚れが落ちて表面の無水エタノールが乾いたブランクを、
さらにゆっくりとなぞるように優しく拭く。さながら柔らかな薄い皮膜がブランクを包み込むように。
ロッドのブランクにはフィールドでの使用で出来てしまったいくつかの小さなすり傷はところどころにあるけれど、
いかにもバーキーらしい"Deep Cedar Green"という、まるで針葉樹の葉のような少し青みがかった濃緑が、
よりいっそう鮮やかなものとなっていった。


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Spey Pagesというウェブサイトを見ていると、北米のスティールヘッダーが好むカスタムスペイロッドとして、
C.F. Burkheimer、R.B.Meiser、それにAndersonの名前がよく出てくるようだ。
それぞれに個性があって、何よりも一目でそのロッドと分かるコスメが特徴といえるのかもしれない。
(Andersonも面白そうだけれど、どうも僕好みのコスメではなくってね・・・笑)

ちなみに2009年製の僕のバーキーは、14フィート1インチの7番。カタログ上では、7番のスペックの中で一番長いロッド。
コスメはベースとなる"Classic"シリーズだけれど、リールシートをオーダー時に、ストラブル社製の
ニッケルシルバーのメタルを使ったウッドインサートにカスタムしてもらっている。
個人的にこの何とも言えない淡い琥珀色のウッドの色合いは、とっても好みだったりして・・・。
グリップのシェイプは、やっぱりMeiserの方がデザインや握った感じからしても、僕の好みかな(笑)。


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僕にとってフィールドでのメインロッドは、ついついお気に入りのMeiserになってしまいがち。
でも、ブルーグレーのロッドソックスからバーキーのバットセクションを取り出す度に、
このロッドはなんだかとっても軽いなぁといつも思っていた。あくまでも僕自身の感覚としてだけれど・・・。
そこで、実際にロッドの重さを量ってみることにする。

C.F.Burkheimer 14フィート1インチ、7番     242g
R.B.Meiser 14フィート、6/7番、MKS     380g

ロッドの長さ、番手とほとんど同じスペックなのに、
重さにおおよそ100gもの差があったなんて、僕自身もちょっと驚き。
どおりで軽く感じるわけである(笑)。


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# by slowfishing-yun | 2014-02-08 22:06 | Custom Spey Rods | Comments(2)
2014年 02月 05日

<Episode #8> SimpleなTube Fly

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いくらシンプルで飾りっ気のないチューブフライだからといっても、
僕にとってせいぜい4本の色違いのフライを巻くのが、集中力を保ち続けるのに精一杯だったかもしれない。

それにしてもandieloopさんが紹介されていた動画のチューブフライは、シンプルそのもののような気がする。
プラスチックチューブに、マテリアルはバックテイルと色違いのカシミアゴートヘアー、
それにピーコックハールとフラッシャーブーのトッピング。たったこれだけのシンプルさに僕はいささか驚きを隠せない。
動画のフィールドは南米のリオグランデだろうか。吹きぬける強風が川面を大きく波立たせる。
降海型のブラウントラウト、つまりシートラウトの力強い躍動感が、ダブルハンドロッドをグイグイとバットから撓らせていた。


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無駄なものを一切省いたようなフライには、本当にサカナに好かれる要素だけがギュッと塊のように凝縮されているのだろうか。
確かにそんなフライがいったいどんなものかと、まったく興味や関心がない訳ではないけれど、
どこか釣り人を魅了するささやなか何かしらに欠けるような気がして、
僕には何だかつまらないもののようにも思えたりする。

今年に入って僕が巻いたフライは小さなサーモンフックに巻いたものばかりだったから、
久しぶりにちょっと長めのシンプルなチューブフライを巻きたくなった。

ボディにUVポーラーシェニール、そしてカラーにはナチュラルのギニアのアレンジを加えてみる。
ヘッドのブラス製のコーンヘッドは、かなり薄くて軽い安価なTackle Mac製なので、
目的は沈下をスムーズにするためではなく、あくまでもテイルのフックとのバランスを取るために装着。

でもやっぱりいざ巻いてみると、相変わらずテーマのシンプルさはどこへやらなのである(笑)。


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# by slowfishing-yun | 2014-02-05 21:33 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(2)
2014年 02月 02日

<Episode #7> Red Line Syndrome

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Hardyのソブリンに彫られたモデル名を示すカリグラフィーの文字には、これまでシルバーのラッカー塗料を流し込んでいた。
こちらもリールのささやかなコスメとしては、どこか控えめな雰囲気がして、まんざら悪くはなかったように思う。
でも、bolocyanさんのソブリンに刻まれた文字に、赤い塗料が注がれているのを見て、
僕もソブリンのコスメをシルバーからレッドに変更することにした。


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文字の上に水性のエナメル塗料を盛り付けるように塗り、煙草に火をつける。
ちょうど1本ゆっくりと吸い終える頃合を見計らって、ボディを傷つけないような柔らかいヘラ(僕はプラスチック製のスケールを使用)を使い、
そっと塗料を塗りこむように、余分な塗料を取り去る。
取りきれない塗料は、ラッカー薄め液を染み込ませたティッシュで優しく拭き取り、作業は無事終了。
どうやら、このやり方の方が、塗料をよりしっかりと文字の中に注ぐことが出来るようだ。

ゴールドと赤や黒の組み合わせは、どこか西洋の宗教画のようなテイストのするコスメだけれど、
個人的には嫌いではない色の組み合わせだろうか。

週末は数本のフライを巻き、スカジットコンパクトの先に繋ぐティップのメンテナンスにとりかかった。


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# by slowfishing-yun | 2014-02-02 22:08 | Slow Fishing | Comments(2)
2014年 01月 28日

<Episode #6> Backtail Streamer

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特にこれといって巻きたいフライがあったわけではないけれど、
なんだか無性にフライが巻きたくなって、今年初めてタイイングバイスの前に座ることにした。

コーンヘッド仕様のイントルーダーにチューブフライと、少しは僕のチープなプラスチック製のフライボックスに
何本かはストックしておいた方がきっといいだろうなと思えるフライもないわけでもなかった。

それにテムズのお正月セールで買い揃えたメタリックなフラッシャブーなど、
安価なマテリアルもたっぷりとストックしてあるのだけれども・・・。


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タイイングバイスの前で、何を巻こうかとずいぶんと迷ってしまった。
フックをケースから取り出し、バイスに挟んでしばらく考えては、またバイスから外してケースに戻すという動作を何度か繰り返す。
そして選んだフックは、MARUTOのm30というサーモンフックの#6番。

結局、僕はマラブーなどの柔らかい素材のマテリアルには手が伸びず、マテリアルボックスから取り出したのは、
かなり昔に買い揃えたバックテイルがいくつか入った透明のジプロック。
おそらく10年以上も前の、僕がフライフィッシングを始めた頃に買ったバックテイルもその中には入っていたりして・・・笑。


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バックテイルをメインに使ったフライを巻くのは久しぶりだったから、なんだかとっても新鮮な気分。
メインのバックテイルには、オレンジやチャートリュースといった少し派手なカラーをチョイスして、ミックスしながらブレンドする。
ウイングのトップには、黒のバックテイルを少し長めにトッピング。
マテリアルの量をなるべく少なくして、極力シンプルかつシルエットがスリムになるように心掛けた。

ボディの前半にはUVではないノーマルのポーラーシェニールを数回転。
両サイドにはパールのフラッシャブーを数本ずつアクセントとして取り付ける。
ジャングルコックとヘッドのバーニッシュは、とりあえず今のところは省略かな(笑)。

4本ぐらい休み休み巻いたところで、僕の集中力もジワジワとトーンダウン。
今年の本流シーズンが始まったら、たまにはこんなフライも本流の流れの中でスイングさせてみようかと思っている。


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# by slowfishing-yun | 2014-01-28 22:41 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(0)