<   2016年 09月 ( 9 )   > この月の画像一覧


2016年 09月 28日

<Episode #287> Snaelda variant

f0317993_186581.jpg



f0317993_1871262.jpg



"Snaelda" variant、プラスチックチューブ&ブラスチューブ

数年前にアトランティックサーモン用の"Snaelda"というフライをアレンジして、「アメマスロケット」というフライを巻いたことがある。
その時はTIEMCOのプラスチックチューブを使って巻いてみたのだけれど、厳寒期での使用となるとプラスチックの柔らかさが失われ、
キャスト中に2種類のチューブの結合部が折れて、フライがバラバラになってしまうというトラブルが何度かあった。
それとテイルにはスードゥーヘアをダビングループでツイストしハックリングしたのだけれど、
スードゥーヘアの動きは良いもののテイルのフックに絡んでしまうというトラブルのため、結果的にフライの使用を封印したという経緯がある。

今シーズンになって僕の中で"Snaelda"というフライのブームが再来したかもしれない。


f0317993_1819680.jpg



f0317993_18192255.jpg



プラスチックチューブとブラスチューブの2パターンでタイイングすることにした。
プラスチックチューブにはリードワイヤーを巻いてウエイトとし、ブラスチューブには追加のウエイトは入れないようにしている。
ちなみにブラスチューブ(ブラスパイプ?)は1インチの長さでカット。
先端のコーンヘッドはタックルマックの5mmのものでほとんどウエイトとしての機能は果たしていないと思う。

「アメマスロケット」との大きな違いは2点あるだろうか。
まずはボディの全長を幾分短く仕上げていること。
それとスードゥーヘアなどのシンセティックマテリアルをあまり使用していないことの2点。

テイルエンドにシェニールかダビング材でダビングボールを作り、パルマーシェニールを2回転ハックリング。
数本のフラッシャブーを入れることもあるが今回は省略。
ダビングボールの前方でバックテイルを全体にフレアーさせ、マラブーを3回転ハックリング。

シェニールもしくはダビング材でボディを作り、片側のファイバーを取り除いたサドルハックルをハックリング。
さらにワイヤーで補強の意味を兼ねてカウンターリブ。

フロントハックルはお好みのカラーのソフトハックルやコックフェザントランプなど。
ホットレンジに染められたシルバーフェザンドボディフェザーを使うこともある。

"Snaelda"はシュリンプをイメージしたフライだと僕は思っているけれど、それはさておき、
今のところ本流ではレインボーにも気に入ってもらえているので、もう少しフライを巻き足そうと思っている次第。


f0317993_194592.jpg



Today's BGM :


[PR]

by slowfishing-yun | 2016-09-28 19:11 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(0)
2016年 09月 26日

<Episode #286> ambivalent

f0317993_21241685.jpg



手にしたMeiserの"Solar Eclipse"がフロントグリップを含めたバット付近からグンニャリとしなり、
レインボーが下流へと疾走する度に、ディスクブレーキをかなり効かせたサラシオーネのMk.IVから、
ジジー、ジージージジーと間欠的にランニングラインが引き出されていく。
なんなんだろう。この心臓の痛さと極度の緊張感は。
この瞬間をずっと待ち焦がれていたにもかかわらず、僕の中で早く終わりにして楽になりたいという気持ちと、
このままずっとこの瞬間が続いて欲しいという気持ちとが同時に並存しながら複雑に入り混じる。

ジジーというリールのスクリーミングサウンドと共に、今度はレインボーがゴボッという音と共に水面で大きくていびつな波紋を立てた。
そしてまた僕の心臓がギュッと強い力で握られたように痛くなる。


f0317993_21451998.jpg



f0317993_21453857.jpg



週末を北の本流"Salty Heaven River"で過ごした。
気温は数日前の秋分の日よりも数℃は高く、先日よいりも少しは過ごしやすかったかもしれない。
早朝のフィールドは低く垂れ込めた白い靄で覆われている。
空に秋の青空が顔を出し始めたのは2ヶ所目のポイントを移動のために離れた頃だっただろうか。
9月の太陽は眩しく輝きながらギラギラと川面を照らし続けていた。
秋風の心地良さを感じながら3ヶ所目の岩盤の深瀬のポイントでLサイズ位のアメマスが顔を出してくれた。


f0317993_21562672.jpg



f0317993_21571181.jpg



ポイントをいくつも彷徨い、午後になって訪れたポイントでレインボーとの素敵な出合いに2度も恵まれた。
河畔林を抜ける際も獣道以外に他のアングラーの踏み跡は見当たらないから、きっと他のアングラーはあまり訪れないポイントなのだろう。
先日のリサーチでもチェックする時間がなかったポイントだった。
台風による増水の影響で砂が堆積するなどポイントの川底の様子がかなり変わっていた。
そんなバックスペースのほとんどない深瀬のポイントをスカジットコンパクト・インターと15フィートのT-11の組み合わせで探っていく。
フロロ3号のティペットの先には1インチのブラスパイプを使ったコーンヘッド仕様の"Snaelda"のバリエーション、ブラック&オレンジ。
深瀬をゆっくりとステップダウンしながら、今日もレインボーはお留守かなと思っていたら、
深瀬のランの後半に差し掛かった際に、何の前触れもなくいきなり「ズゥン」と最初のテイクが訪れたのだった。
"Snaelda"を気に入ってくれたのはどちらもLサイズの本流レインボー。
惚れ惚れするぐらい体高もあってパワフルなこの上なく美しいボディに思わずため息が出た。
レインボーたちがまた深瀬に戻っていくのをしっかりと見届ける。
いつしか僕の中で先ほどまでのあのアンビバレントな思いがひとつとなり、余韻残る心地良いものとなっていた。
                                                       68.05→68.00

f0317993_21573259.jpg



Today's BGM :


[PR]

by slowfishing-yun | 2016-09-26 22:24 | Fishing Reports | Comments(14)
2016年 09月 22日

<Episode #285> リサーチ

f0317993_21481545.jpg



早朝の空は真綿のような白い靄に包まれていた。
気温は6℃と思わずグローブが欲しくなってしまうぐらい寒かったりする。
深瀬の流れは秋にピッタリのゆったりとしたシンフォニーを奏でていた。
そんなシンフォニーを調べを耳にしながらキャスト&スイングごとに1ステップずつステップダウンを続けていく。
期待していたシンフォニーのリズムを乱すような衝撃はランニングラインをつまんだ指先には伝わらず。
ゴ、ゴゴンというアタリが1回と遡上してきたサーモンの姿を一度だけ目にした。


f0317993_21565858.jpg



今日一日で僕が知っているポイントのいくつを巡れるだろうか。
きっとおそらく1/5ぐらいなんじゃないかと思う。
台風などによる増水によって毎年ポイントの状況が目まぐるしく変わるから、お気に入りのポイントも次の訪れた時はガッカリすることだって。
今日は結局慌しく朝から5ヶ所のポイントを巡った。


f0317993_22325934.jpg



f0317993_2233165.jpg



2ヶ所目のポイントは岩盤が水面下で張り出した深瀬のポイント。
数日前に巻いた"Snaelda"のブラック&オレンジがスイング中にグゥンと強烈に引き込まれる。
ロッドに伝わる重量感と躍動感からしてLサイズのレインボー。
でも残念ながら今日1回目のアディオス。

3ヶ所目のポイントではゆったりとした深瀬がしばらく続くポイント。
スイング中にグゥンと衝撃が伝わると、サラシオーネから間欠的にランニングラインが引き出されていく。
"Snaelda"を気に入ってくれたのはMサイズのメタリックに輝くレインボー。
そういえばこの"Snaelda"のブラック&オレンジ、見ようによってはE.S.L.にも見えなくはないかな。
ちなみにこのポイントでは遡上していたピンクサーモンの姿を2度ほど見た。


f0317993_22431312.jpg



簡単なランチを済ませ、僕が4ヶ所目に訪れたポイントも岩盤で構成された深瀬のポイント。
"Snaelda"を根掛かりで2本ともロストし、ティペットの先に結んだのはブラック&オレンジの”Interaction"。
かなりステップダウンしたあたりで、スイングの後半にまるで根掛かりのようにグゥンとフライのスイングが止まる。
グァン、グァンと大きくロッドがバットからバウンドし、今度はいっきに下流へと疾走する。
ブレーキを効かせたサラシオーネから凄まじいスクリーミングサウンドと共にランニングラインが引き出されていく。
ロッドにかかる負荷と重量感からして推定LLサイズといったところか。
これはランディング出来ると密かに確信したのだけれど、残念ながら次の疾走で嫌な衝撃と共にフッとアディオス。
スマホで写真を撮ろうとしたけれど、濡れた指ではなかなか認証してもらえず、ロッドを持ったままモタモタしたのが良くなかったのだろうか。
次からはやっぱりコンパクトデジカメでやり取りの写真を撮ることにしようと思う。

5ヶ所目はノーバイト。すっかり思い入れのあるポイントが浅くなってしまっていた。
そんな訳で秋分の日の祝日に慌しく5ヶ所のポイントをリサーチ。
でも、フィールドでは秋の雰囲気が感じられ始めて、僕としてはなかなか有意義な一日だったような気がする。
                                                       68.07→68.05

f0317993_22434279.jpg



Today's BGM :


[PR]

by slowfishing-yun | 2016-09-22 23:05 | Fishing Reports | Comments(2)
2016年 09月 20日

<Episode #284> メンテナンス

f0317993_21242223.jpg



Rod : R.B.Meiser S2H12667MKS-4 "Black Doctor"
Reel : Saracione Mk.V 3 1/2" All Black
今回はフィールドで2度目ととなるこのタックルの組み合わせ。
写真を撮るとこのアングルが一番タックルの黒さが際立つだろうか。


f0317993_21281117.jpg



f0317993_21282337.jpg



秋虫の羽音が静かに響き、背の伸びたススキの穂がほんのりと秋の気配を含んだ風に揺れる。
大きな雲がいくつも浮かんでいたけれど、青に染まった秋空はこの上なく高かったように思う。
峠の気温は市内よりも数度も低く、ひんやりとした心地良い空気感がフィールドには漂う。
イタドリの大きな葉には少しずつ黄色味が加わり始めていた。


f0317993_21344764.jpg



f0317993_2135184.jpg



連休の前半はフィールドのコンディションが落ち着かず、少しだけフライを巻いたりしてのんびりと時間を過ごしていた。
降雨の影響が収まり始めた月曜日にABUさんと尻別川へと足を運ぶことにする。
少々ハプニングもあったけれど、きっとこれもまた楽しい思い出というか笑い話のひとつとなるのだろう。

テレメーターの水位の状況からして、昆布エリアがメンテナンス中だということは予想の範囲だったと思う。
ただ僕の知っている昆布エリアのメンテナンスの時期からは1ヶ月以上も早かったのだけれど。


f0317993_21422163.jpg



f0317993_21423467.jpg



刈り取り前の黄金色に彩られた稲穂が風に揺られて擦れる音はここまで届きはしないけれど、
メンテナンス時期特有の早瀬をステップダウンしながら、やがて続く深瀬そしてプールへとフライをスイングさせていく。
第1セクションが終わるまでに、スイングするコーンヘッド仕様の"interaction"に2度ほど可愛いサイズのレインボーが顔を出してくれた。
秋の始まりを感じさせてくれる瀬音はやがてフェードダウンしていき、秋風が河畔の木の枝を揺らす音にフィールドは包まれていく。

この日は前のめりではないのんびりとした釣りを楽しめたと思う。
また気が向いた時にでも尻別川に足を運んでみようと思わせる何かがあったように僕には感じられた。
                                                           37.68
                                                            9.39

f0317993_21543669.jpg



Today's BGM :


[PR]

by slowfishing-yun | 2016-09-20 21:58 | Fishing Reports | Comments(4)
2016年 09月 18日

<Episode #283> タイイングマテリアル / Senyo's Aqua Vell Chenille と「にしきいと」

f0317993_19454226.jpg



久しぶりにショップでタイイング用の新しいマテリアルを買っただろうか。
思わず目を惹くメタリックな輝きに魅了されて、つい3つも色違いを購入してしまった。
購入したのはHARELINEのSenyo's Aqua Vell Chenilleというシンセティック・マテリアル。
* Mixed Berries
* Wild Raspberry
* Chocolate Covered Cherry


f0317993_19544541.jpg



f0317993_1955292.jpg



これまではタイイングの際にUVポーラーシェニールやラージクリスタルハックルの使用頻度が高かったけれど、
今回購入したシェニールにはメタリックなフラッシャーがたくさん混ざっているから、組み合わせると結構面白いかもしれない。
とりあえず"Interaction"スタイルのチューブフライを2本ほど巻いてみた。
UVポーラーシェニールにはゴールドにシルバーそれにコパーがあるけれど、またちょっと違った雰囲気がするように思う。
おかげで他のメタリックなフラッシャーを巻き足す必要がなくなり、タイイングの工程が少しだけ省けるだろうか。


f0317993_2041216.jpg



f0317993_20454100.jpg



3つの中で特にお気に入りは、Mixed Berries。
これまであまりブルーのメタリックなフラッシャーが混ざったシェニールを見かけることがなかったので、僕としてはかなり重宝している。
そんな訳で、黒のラビットストリップとキングフィッシャーブルーのマラブーを使い、"Interaction"スタイルでE・S・Lを巻いてみた。
何となくバランス的にコーンヘッドを黒の油性マジックで塗ってみる。


f0317993_20114437.jpg



f0317993_2012267.jpg



f0317993_20131797.jpg



これが水に濡らしてみるとなかなかいい感じ。
これまであまりブルー系のフライを本流でスイングさせた事はないけれど、これは本気でティペットの先に結んでみたくなったかな。

さて、もうひとつのマテリアルはショッピングモールの手芸屋さんで見つけた「にしきいと」という手刺繍糸。
コストパフォーマンスがいいので、以前からチューブフライやストリーマーそれにウエットフライのボディに使っている。
強度的に特に今のところ支障はないけれど、もしも不安なら瞬間接着剤やエポキシを軽く塗布すれば解消されると思う。
意外と手に入りやすく、カラーバリエーションも豊富なので僕としてはかなり重宝しているマテリアルのひとつ。
2つ以上を組み合わせて使うと、またちょっと面白い雰囲気になるのではと・・・笑。


f0317993_20225841.jpg



Today' BGM :


[PR]

by slowfishing-yun | 2016-09-18 20:24 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(4)
2016年 09月 15日

<Episode #282> ハンチング

f0317993_20431540.jpg



秋のフィールド用にと新しいハンチングを買った。
ショップに足を運んでも、なかなか気に入ったハンチングを見つけることが出来なかったのでネットの通販サイトを夜な夜な徘徊する。
色、デザインとなかなか良さそうなハンチングを見つけても試着してみることが出来ないから、被っている光景をイメージしながらずいぶんと迷った。
僕の頭の形はどうやら生まれつきいびつな形をしているようで、気に入ったハンチングも似合わずガッカリすることも多い。
経験的にちょっと大きめのサイズの方がごまかしがきくので良いのかもしれない。

ハンチングを被り始める前は、Filsonのオイルハットが僕の定番だった。
それもサイズはXLと一番大きなサイズ。
今でも好きなデザインの帽子のひとつで、ダークオリーブのオイルの染み込んだコットン地ではなくウール地のものは今でも愛用している。
でもフィールドで雨が降り始めた際に帽子の横や後ろのツバが邪魔になり、レインジャケットのフードの収まりが悪くなるのが難点。
それにベースボールキャップはどうも似合うものが見つからないので、これまで自分で買ったものはひとつもなく、
持っているベースボールキャップは、ロッドやリールを買った時におまけでプレゼントされたものばかりである。

いろいろな変遷を経て、ここ数年はフィールドでハンチングを被ることに落ち着いている。
似合うかどうかは別として、僕としては結構お気に入り。
今回はダークブラウンのレザー地のハンチングを買おうとしたら、連れ合いに猛反対されて断念。
確かに汗っかきの僕にはメンテナンスも含めて、止めたのが正解だったと思う。

そんな訳で通販サイトで見つけたNewyork Hatというメーカーのウール地のハンチングを買うことにした。
サイズはもちろんL・XLと一番大きなサイズ。
季節はすっかり秋の始まりという感じだけれど、そのうちに夏の暑い季節用のハンチングも買っておかないと、と思っている。


f0317993_2110368.jpg



Today's BGM :


[PR]

by slowfishing-yun | 2016-09-15 21:11 | Slow Fishing | Comments(2)
2016年 09月 14日

<Episode #281> 秋の本流レインボー

f0317993_18255911.jpg



f0317993_18261163.jpg



9月も半ばを過ぎると本流の水温も少しずつ下がり始め、いよいよ秋の本流レインボー・シーズンの始まりといったところだろうか。
春の本流シーズンは始まる頃も気持ちがワクワクするけれど、秋のシーズンはもしかしたらそれ以上かもしれない。
フライはとりあえずピルケースを改良したチープなプラスチック製のフライケースに隙間なく並べたし、
お気に入りのロッドやリールにもしっかりとメンテナンスを施した。
あとはフィールドのコンディションとレインボーの気分次第。
こればかりは僕にはどうすることも出来ないけれど、とりあえずのんびり気の向くままにフィールドで過ごせればと思う。

初雪がチラチラと舞い始め、やがてフィールドが白一色に覆われる晩秋から初冬まで、秋のシーズンの本流通いが続くのだろう。
シーズン後半も素敵な出合いが訪れるといいのだけれど・・・笑。


f0317993_18395342.jpg



f0317993_1840540.jpg



Today's BGM :


[PR]

by slowfishing-yun | 2016-09-14 18:41 | Slow Fishing | Comments(2)
2016年 09月 11日

<Episode #280> 少しだけフライを巻いた

f0317993_2145338.jpg



先週末にフィールドへと足を運んだ際には、まだ遡上してきたサーモン達の姿を見るということはなかった。
あと1ヶ月もすれば、この辺りは遡上してきたサーモン達で一杯になっているのだろうけれど、なかなかその光景を僕はイメージすることが出来なかった。
でも、過去の帯状にステイするサーモン達の光景をイメージしながら、先週は少しだけフライを巻いた。
あまり美しくはないけれど、もしかしたらレインボーには一番効果的なフライかもしれない。
巻いたフライは、いわゆるエッグサッキングリーチ。
今回は黒だけでなくサーモンピンク仕様でも巻いてみる。
ちなみにレインボーが好むエッグはオレンジ色のシェニールをグルグルと巻いて表現。
その前方にパルマーシェニールのホットピンクを2回転ほどハックリングするとさらに雰囲気が出る感じがする。


f0317993_2117109.jpg



f0317993_21385539.jpg



本当はホットオレンジに塗装されたコーンヘッドを使うのが一番フライとしてのバランスがいいのだけれど、
経験上、フライがボトムやエッジにタッチするとどうしてもコーンヘッドの塗装が剥げてしまうので、最近はこのパターンに落ち着いている。
ちなみに今回のチューブフライのエッグサッキングリーチは、"Interaction"スタイルではなく、"Fascination"スタイルで巻いてみた。

僕がフライをタイイングする際、マラブーに次いでラビットストリップが使用頻度が高いマテリアルなのだろう。
手持ちのラビットストリップをすっかり使い切ってしまい、やっと先週末になって二つほど黒のラビットストリップ(2.5mm)を手にいれた。
とりあえず、VARIVASの4番のストリーマーフックに簡素化した"Interaction"スタイルで巻いてみる。
ブラックにオリーブ、それにブラック&オレンジがあれば特にフィールドで困るということはない。
エッグサッキングリーチの場合は同じくVARIVASの2番フックを使う。
こちらも僕にとってはフィールドでティペットの先に結ぶことが多いパイロット・フライのひとつ。


f0317993_21502927.jpg



Today' BGM :


[PR]

by slowfishing-yun | 2016-09-11 21:51 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(0)
2016年 09月 05日

<Episode #279> ほんの少しの秋 / Teshio river

f0317993_21422755.jpg



f0317993_21424216.jpg



車のハンドルを握りながら、ふと街道の道端に咲くピンク色の花びらをつけたコスモスを見かけたりすると、
とてもありきたりなことなのかもしれないけれど、僕は秋の始まりを感じたりする。
空一面は低い雲に覆われ、不思議なぐらいにとても静かな朝だった。

土曜日の天気予報が雨予報から曇り予報へと変わり、台風の影響による増水後の濁りは気になるけれど、天塩川へと車を走らせた。
僕にとってこの時期としては珍しく、ほぼ3週間ぶりの釣りになっただろうか。


f0317993_2150516.jpg



f0317993_2151464.jpg



台風による増水の影響でフィールドの雰囲気は少しだけ様変わりしていた。
河畔林の木の枝を見ると木の葉の色が少し変化していて、ここまで水位が上がったんだとちょっとビックリする。
でも、目の前を流れる本流はまるで何事もなかったかのように、いつもの穏やかな表情をしながら平穏に流れ続けていた。
テレメーターの濁度はおおよそ6~8を推移し、翌日の日曜日となるとほんの少しだけ下がったようだ。
グリーンティーにミルクを注いだような水の色が目の前を流れ、透明度は50~80cmといったところかもしれない。
ほとんどアングラーの姿を見ることがなかった土曜日だったけれど、思いつくままにフィールドのポイントを彷徨う。
流れをゆっくりとスイングするフライに、とりあえず参加賞のようなSサイズのレインボーが飛び出してくれて、少しばかしホッとする。


f0317993_22132061.jpg



f0317993_22133888.jpg



タックル :
Meiser 14フィート、7/8番MKS + エアフロ・スカジットコンパクト・インター600gr + リオ・15フィート、9番、タイプ6。
Meiser 12フィート6インチ、6/7番MKS + エアフロ・スカジットスイッチ480gr + リオ・15フィート、T-11
Meiser  12フィート6インチ、7/8番MKS + リオ・アイショート550gr + リオ・15フィート、T-11

水位が若干高いこともあり、ポイントによって3つのタックルを使い分けた。
2番目のタックル、先日届いたばかりの"Black Doctor"に関しては、とりあえずロッドとラインのマッチングの確認ということで・・・笑。


f0317993_22181584.jpg



f0317993_22182858.jpg



土曜日のイブニング間近に訪れた長いランは、バックスペースはほとんどなく、透明度の高い水も注ぎ込んでいないけれど、
何だかとっても大きなレインボーが出てくれるかもという雰囲気だけはあった。

翌日の日曜日はのんびりとした時間からスタートし、sugiさんとやすこうさんをそのポイントへと案内する。
僕には残念ながら流芯をスイング中のフライにゴンと一度だけバイトがあっただけ。
タックルは"Solar Eclipse"に、先日JoeにメンテナンスしてもらったSaracione Mk.IV 3 3/4"の組み合わせ。

突然ロッドが曲がった上流のsugiさんには、体高のあるMサイズ半ばのレインボーが微笑む。
sugiさん、どんな場合でもランディングネットはお忘れなく・・・笑。

そして下流にいたやすこうさんにはLサイズのレインボーが微笑んだけれど、インスタネットでのランディングに失敗して残念ながらアディオス。
それでも本流レインボーのスピード感溢れるパワフルさの片鱗を垣間見られたのではないかと・・・笑。


ここで本流でのランディングネットの僕なりの自論を。
海外のスティールヘッドやアトランティックサーモンに関連した動画を見ていると、ほとんどの場合、
魚のランディングは同行する大きなランディングネットを持ったガイドか、近くにいた友人がヘルプしながら行っているようで、
グンニャリと曲がったロッドを持ったアングラーが自身でネットを差し出しランディングしている姿を僕はほとんど見たことがない。
誰かにランディングをヘルプしてもらえない場合にいたっては、岸に引きずり上げるか、体力を消耗した魚の尾びれを持つぐらい。
それぐらいやり取りした大きな魚を自分自身でネットを使ってランディングするのって難しいということなのだと思っている。
そういえば海外の本流好きのアングラーがインスタネットを使っているのも見た事がないし・・・笑。

僕自身はいろいろと試行錯誤の結果、あまりカッコ良くはないけれど、柄の長い折りたたみ式のフォールディングネットを使っている。
シングルハンドロッドや湖などの場合ならインスタネットという選択肢はあるけれど、ツーハンドロッドを使った本流での釣りの場合、
柄の短いインスタネットでは過去に何度も苦い経験があるから、今では柄の長いフォールディングネットという選択に至った。
大きな本流レインボーともなると、流れのある本流の場合、それでも度々ランディングには苦労して嫌な汗をかくことがあるのも事実かな。
                                                         68.19→68.14

f0317993_2384761.jpg



Today's BGM :


[PR]

by slowfishing-yun | 2016-09-05 23:16 | Fishing Reports | Comments(10)