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2015年 12月 25日

<Episode #161> 日々雑感

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ここ最近バーキーにマイザーとお気に入りのロッド2本、それにKINEYAとLOOP、HARDYの計4台のリールをヤフオクに出品し、
それぞれが新しいオーナーさんのもとへと旅立っていった。
そして、いくつかのリールが並べてあった棚とロッドが立てかけてあったスペースが、少し寂しくなった。
きっと僕が見慣れるには、もう少し時間がかかるのだろう。
タックルを整理して身軽になるのも悪くはないけれど、気に入っていただけに、やはりちょっぴりとね・・・笑。
そんな僕は旅立っていたタックル達が、新しいオーナーさんのところで活躍してくれることを願うだけ。

ちなみにあと2台のリールをテムズさんの委託にお願いしている。
HARDY Perfect Wide Salmon 3-3/4" ラインガード付き(両サイドプレートのエナメル塗装は剥離済み)
HARDY Bouglé Heritage 4"
こちらも、新しいオーナーさんが見つかると良いのだけれども・・・。


テムズさんに委託でお願いしていた"Slow Fishing Fly Collection"のフライがすべて売れてしまったので、
僕のフライボックスからピックアップしたフライを116本、追加で再度委託に出した。
委託に出したフライは、お気に入りの"Interaction"、"Fascination"、それに"ジャバラ&コーンヘッド"が中心。
スカスカになったフライボックスを眺めながら、これでまたオフシーズンにフライを巻く理由が出来たけれど、
やはりまだ新たにフライを巻くには腰が重いのである。


いよいよ僕にとっては本流での釣りのオフシーズン。
そこで最初に手に入れたクラシック(ビンテージ)・マイザーの14フィート、#7/8、MKSと、
マイザーの14フィート、#6/7、MKS、"Water-God"のアッパーグリップ先端のコルクが痩せてしまったので、
以前オレゴンの工房へと里帰りした"Trouty Orange"と同様に、アッパーグリップのコルクを
"Conventional cork"から"Burnt cork"中心にリビルトしてもらうのと
ブランクとガイドスレッドのコーティングのメンテナンスのために里帰りさせた。
それにロッドと一緒に、以前から頼まれていたブログの写真をCD-R4枚に焼いて2本のロッドと一緒に梱包する。
メールでは、写真はリニューアル予定のマイザーの新しいウェブサイトで使いたいとの事。
でも、BobのことだからHPの更新がいつになることやら・・・笑。

嬉しい知らせは、リビルトを終えた2本のロッドと一緒に2016年モデルの新しいロッドを送るからという内容だった。
ちなみにロッドは13フィート6インチ、#7のハイランダー・クラシック。
個人的にハイランダー・クラシックよりもMKSのアクションが好きなので、出来ればロッドをMKSにチェンジしてとメールしたら、
それからBobからの返事が来なくなった。もしかしたら、Bobの機嫌を損ねたのかもしれないね(笑)。
そんな話があったことををMoriちゃんとメールでやり取りしていたら、
それでは早速Bobに新巻鮭でも贈らなきゃ。鮭トバでも良いかも。それもMKSで釣った鮭だということにして・・・と。
相変わらず、Moriちゃんの発想はユニークだなぁ(笑)。


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でもそんな後に、BobはMeiserのFB2011年の11月に出合った「天塩ブランド」のLLサイズの写真を使っているし・・・笑。



最近のお気に入りのリールは、やっぱりSaracioneかな。
僕個人としては、HARDYのPerfectよりも好きだったりする。
リールのデザインやディスクレーキの機能だけでなく、Mark Vシリーズにモデルチェンジしてからは、
リール内部のラチェット音を発生するクリッカーの構造が大きく変更され(内部クリーニングの為に分解して確認済み・・・笑)、
ハンドルを回した時のラチェット音や逆回転時のスクリーミング・サウンドが何よりも素晴らしい。
実は同じMark Vモデルでも、3-3/4"4"とではラチェット音を発生させるクリッカーの構造が異なっている。
3-3/4"はマイナスビスが4本に対して、4"はマイナスビスが6本(ブレーキノブ側のサイドプレートを参照)。
Joeにメールで違いを尋ねてみると、Saracioneのリールは進化しているんだよねとあっさり(笑)。
Spey Pagesで見たリールの写真からすると、市場にはバックプレートのマイナスビスが4本のものと6本のものが混在している様子。
さて、どちらのリールが初期のロットなのかは、ちょっと不明。
個人的にはマイナスビスが4本の3-3/4"のラチェット音が派手で僕好み。スクリーミング・サウンドはとにかく官能的(笑)。
マイナスビスが6本の4"の方は、音色がちょっとまろやかで上品なラチェットサウンドだろうか。

Mark IVの時はカラーをSilver/Black、Gold/Black、Black/Blackの中から選べたけれど、
Mark Vになってからは、HPを見ていると、どうやらSilver/Blackだけしか選べない様子に思えた。
そこでJoeにメールで他の色も作れるかと尋ねてみると、Mark VでもGold/Black、それにBlack/Blackが作れるよとの返事。
そうなると、個人的にはBlack/Blackが気になるところ(笑)。
Salmon JunkiesにBlack/Blackのリールの写真が1枚。
さらにメールでJoeにもう一つ図々しい質問。
シャンパンゴールドでフレームとスプール、両サイドプレートをグリーン、S-ハンドルとフットをシルバーで作れるかと尋ねてみたら、
やっぱりグリーンでは出来ないとの予想通りの返事。
きっと仕上がりはクラシカルな雰囲気になると思うのだけれど、さすがにSaracioneともなると、そこまではカスタムしてくれなかった(笑)。

そんなここ最近の日々雑感。


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by slowfishing-yun | 2015-12-25 00:16 | Slow Fishing | Comments(2)
2015年 12月 20日

<Episode #160> ひとり十勝 / solo tokachi

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風が強い一日だった。
夜明けまでにはあと数時間はかかるであろう道東道は、最高速度が50km/hに規制されている。
追分ICを過ぎた辺りから横なぐりの猛吹雪となった。
ヘッドライトに照らされる雪はまるで白いカーテンのよう視界を遮る。
おまけに追い越し車線でトラックに追い越されると、巻き上げられた雪煙が白いスクリーンとなり、視界はホワイトアウト寸前。
危ない、危ない。
清水ICを過ぎると積雪は少なくなったけれど、十勝川に着いた時にはすっかり運転でヘトヘトになってしまっていた。

今シーズンの最後の釣り旅は、アメアスの群れの薄さが気がかりだけれど、やっぱりどうしても十勝川。
さらに今回はのんびりと気ままにひとり釣り旅である。


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気温-5℃の氷点下の中、キリっと引き締まった空気感の中で鼻歌混じりにタックルの準備をする。
頭上には12月の十勝晴れの青空が広がり、時折り十勝特有の上流から強い寒風が吹き降ろした。
S3/S4のフルシンク・スカンジSHの先にはコーンヘッド仕様の"Interaction"、チャートリュース&オレンジ。
下流域らしいゆったりとした流れにキャスト&スイング。
そしてスイングの後半からゆっくりとリトリーブ&小刻みなアクションを加えてフライを動かしてみる。

期待をこめて水深のあるポイントを数ヶ所巡ってみたけれど、残念ながらノー・バイト。
例年なら対岸にたくさんのアングラーの姿を見かけるけれど、今日はツーハンドロッドを振るのひとりのアングラーだけ。
ちょっぴり寂しい僕にとってはシーズンラストの十勝川下流域だったかな。

午後からはtoritoriさんのガイドで少し上流域へと移動する。
前日にtoritoriさんがLサイズの本流レインボーに出合ったというから、僕も思わず期待したけれど、
残念ながら本流レインボー用のエッグパターンのフライが収まったケースは、自宅の引き出しの中。
カリ、カリ、カリとリールから引き出したラインは、スカジットコンパクト・インターに15フィートのT-14のティップの組み合わせ。
ティペットの先には、派手なカラーのフライが並んだケースから取り敢えずコーンヘッド仕様の"Interaction"、ブラックを結ぶ。

toritoriさんに案内してもらったポイントは、シーズン最後を締めくくるには理想的な流れだったかもしれない。
強風が川面をなぞる中、ことさら丁寧にキャスト&スイング、そしてステップダウンを繰り返す。
流芯付近でラインとフライが馴染んだ頃に一度ゴンとバイトがあり、そして岸際近くでもう一度コ、コンとバイトがあった。
でも残念ながらフライをテイクするまでには至らず。

そんな訳で今シーズンの最後の釣り旅は、ひとり十勝川。
本流アメマス、それに本流レインボーも相手にはしてくれなかったけれど、太陽に照らされた河畔林がオレンジ色に染まり、
冬の青空とのコントラストがとても鮮やかだっただろうか。

P.S. そろそろ今シーズン酷使したマイザーロッドの何本かを、グリップのモディファイとメンテナンスのために、
    オレゴンの工房へと里帰りさせようかと思っている。それに写真のCD-Rも送らないと・・・笑。
                                                                2.00

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by slowfishing-yun | 2015-12-20 19:29 | Fishing Reports | Comments(8)
2015年 12月 13日

<Episode #159> 12月の十勝川

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おそらく12月に北海道で鱒釣りを楽しめるフィールドは他にもたくさんあるのだろう。
でも、なぜかしらこの時期になると、やはりこのフィールドに足を運びたいと思わせる何かがあるような気がする。
その理由は、まだ僕の中で明確なものではないけれど、ただ単にロッドを通した感じるアメマスの躍動感だけではないようだ。
もしかしたらやはりあの広大なロケーションと静寂さ、それに何ともいえない空気感なのかもしれない。
すでに、今シーズンの十勝川本流下流域でのアメマス釣りがなかなか厳しいのは経験済み。
それでも友人達ともう一度、12月の十勝川の下流域へと車を走らせることにした。


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フィールドへと足を運ぶ前には、必ずといってよいほど数本はフライを慌てて巻く僕だけれど、今回だけは1本も巻くことがなかった。
14フィート、#6/7番のマイザーMKSにセットしたエナメル塗装を落としたスモークシルバーのセントジョンから
アトランティックサーモンSH、S3/S4を引き出し、ティペットの先にチャートリュースのコーンヘッド仕様の"Interaction"を結ぶ。
パリパリパリと、久しぶりに十勝川の乾いた空気の中で、セントジョンのさらに乾いたラチェット音が響き渡った。


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川幅の広い十勝川の下流域で、僕らが足を運ぶポイントは、大きく分けて2つに分かれると思う。
ゆっくりと気持ちよくウェーディングしていける遠浅で川底がしっかりと安定したポイント。
それに背後がハイバンクになった岸際から急深の川底が泥状で不安定なポイント。

前者はバックスペースも十分あり比較的楽なキャストが可能だけれど、広く探るにはロングキャストが要求される。
後者はバックスペースもほとんどなく、河畔林の枝がストレスとなり窮屈なキャストが要求されるけれど、意外とアメマスは近くにいるようだ。

個人的には、ロッドには申し訳ないけれど、ディープウェーディングの後者のポイントの方が好きだろうか。
何しろこんなキャストにストレスたっぷりのポイントに足を運ぶアングラーは少ないものだから。
それに川底に沈んだストラクチャー周りには、根掛かりも多いけれど、時には大きなアメマスがね・・・笑。


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足を運んだ下流域の後者のポイントは水位も若干高く、今回は結構ギリギリのディープウェーディング。
川底が泥状で不安定だし、時にはストラクチャーが横たわっているから、ステップダウンはとにかく慎重に。

この日の最初のアメマスはキャストしたフライがゆっくりと沈みながらスイングしている時にフライを見つけてくれ、
次の少しサイズアップしたアメマスはスイングの後半からリトリーブを加えた時に、ゴンとフライひったくってくれた。
おそらくこのアメマスは遡上タイプのアメマスなのかもしれない。

12月の十勝川はフィールドに吹く風も穏やかで頭上には青空が広がり、ロッドのガイドも凍ることがなかった。
それでもフィールドからはしっかりと冬の訪れが感じられる。
相変わらず初冬のアメマス釣りの方は厳しかったけれど、不思議と気分の方はすこぶる上々。
次こそは今シーズンのラスト釣行となるかもしれないけれど、さてこればかりはどうなりますことやら・・・笑。
                                                           2.09→2.06

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by slowfishing-yun | 2015-12-13 20:50 | Fishing Reports | Comments(10)
2015年 12月 06日

<Episode #158> コーンヘッド・チューブフライ タイイング講座

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そろそろ今年の本流シーズンも終わりが近づこうとしている。
十勝川のアメマスへ足を運べても、あと1,2回程度だろうか。
そうなると春までのオフシーズンには、夜な夜な苦手なタイイングにでも勤しもうかと思っている。

思い返すと、今年僕が巻いたフライの90%以上は、コーンヘッド仕様のチューブフライだった。
それに今年出合った「天塩ブランド」のLLサイズは、どれもコーンヘッド仕様のチューブフライでの出合いだったと思う。
今年もたくさんのフライを巻き、そして残念なことにロストもした。
もちろん1本のフライを巻くのに、多少の時間は必要だけれど、
ロストすることを気にせず、これだけたくさんのフライを巻くことが出来た一番の要因は、
なんといってもお手頃な価格のマテリアルとの出合いだと思う。


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釣具量販店で購入する安価なプラスチックチューブは、1.5mmと0.8mm。
とにかく薄くて質にバラつきのあるタックルマックのコーンヘッドは5mm(時にはサイズがC3のUOSOのコーンヘッドも)、
徳用パックのHarimitsu社の管付きチヌ針5号、
クリスタル・ラージ・ハックル、UVポーラーシェニール、パルマーシェニールといった各種のシンセティック・マテリアル、
それにマラブー、ラビットストリップ、ギニア、コックフェザントランプ、
ダイドされたグレーマラード(オレンジ)、ゴールデンフェザントティペットなどなど。

とにかく僕が一番重要視しているのが、何よりもコストパフォーマンス。
どういうわけか変なこだわりがあって、とにかくプライスの高いマテリアルだけは手を出さないというか買わないようにしている(笑)。

そんな訳でオフシーズンになれば、2015年の本流で活躍してくれたコーンヘッド仕様のチューブフライの
「お気軽タイイング講座」と称して、いくつかのアレンジとタイイングのキーポイントも含め紹介出来ればと・・・笑。

予定としては、
"Fascination" ブラック&オレンジ
"Interaction" エッグ・サッキング・リーチ
エッグパターンのコーンヘッド・チューブフライ
ジャバラ&コーンヘッド・チューブフライ
などなど。


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by slowfishing-yun | 2015-12-06 20:47 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(22)