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2015年 01月 30日

<Episode #93> Fatな本流レインボーとDJI Phantom

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おそらくレインボーのお腹の中には産み落とされたサーモンのエッグがたっぷりと入っているのだろう。
それにしてもどれだけの量のサーモンの卵を飽食すれば、こんなにもポッコリと膨らんだお腹になるのだろうか。
小さな顔とお腹の膨らみとのアンバランスさが、とにかく滑稽にも見えた。
でも尾びれの大きさとその付け根の太さ、やはりそこは本流レインボー、サイズこそLサイズだけれどとにかくパワフルだったのが思い出される。
支笏湖でセミフライを浮かべる釣りを楽しんでいた頃、出合ったシルバーメタリックなレインボーやブラウン、それにアメマスの中には、
お腹がポッコリと膨らんでゴツゴツとしたレインボーもいただろうか。あの頃がちょっと懐かしいとさえ感じてしまう。
どちらにしても、人もサカナも食べ過ぎは良くないわけで・・・笑。
写真は2011年10月22日から。


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最近の海外のスティールヘッド関連の動画を見ていると、空撮を使った動画が増えてきていることに気付かされる。
三脚を使った固定式やハンディタイプ、それに頭部固定式のカメラとはまた違ったアングル。
これがなかなか新鮮で、これまでとはちょっと違う気分を僕は味わせてもらった。
まさか本物のヘリコプターを使っているわけではないだろうし、大掛かりな撮影機材だって・・・、ではどうやって撮影しているのだろうか。
どうやらDJI Phantomという空撮用のラジコンヘリを使っているようだ。
アングラーに遠くからグッと接近するアングル、まるで鳥のように水面すれすれのアングル、それに高いところからのパノラマチックなアングル。
これまでの動画とはアングルが異なるこんな斬新な動画を見てしまうと、いつかこんなフィールドに足を運んでみたいものだと思う半面、
きっと無人の偵察ヘリなど軍需産業の先端技術もたっぷりとこれには応用されているんだろうなとも思ってしまう。
でもフィールドで釣りをしていて、いきなりこんな空撮用のラジコンヘリが飛んできたら、さすがにちょっとビックリかな(笑)。

そんなDJI Phantomを使って撮影されたスティールヘッド関連の動画をいくつか。




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by slowfishing-yun | 2015-01-30 21:47 | Slow Fishing | Comments(0)
2015年 01月 26日

<Episode #92> フライの委託 / "Interaction"

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年末から時間を見つけては、カラーバリエーションを考えながら少しずつフライを巻いていった。
1本のタイイングに掛かる所要時間はおおよそ30分。時にはそれ以上のことも。
昨年の十勝川でのフィールドテストで、ラビットストリップのアピール、スードゥーヘアのカラーグラデーション、泳ぎの安定性といい、
これはもしかしたらいけるんじゃないかと思ったのがそもそもの始まり。
でも、集中力を絶やさずに巻き続けるのはなかなか大変だったかな(笑)。

コーンヘッドからフックのゲイプまでの長さは、おおよそ5.5~6cm。そしてテイルのラビットストリップを含めた全長だと約7~8cm。
いわゆるルアーのミノーサイズといったところか。

そんな訳で、今日は行きつけのショップ"THAMES"に巻きたてホヤホヤの"Interaction"を計60本委託としてお願いしてきた。
ちなみに"Interaction"というコーンヘッド仕様のチューブフライの委託販売価格は700円/本。
プロタイヤーでもない僕がオフシーズンにコツコツ巻いたフライだけれど、もしも興味をお持ちの方は、是非"THAMES"さんへ。


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タイイングの合間に2011年10月22日の写真を見直してみた。
確かこの日は幸運なことに早朝、それに午後からと2尾のLLサイズの本流レインボーに出合えただろうか。
オレンジ色のランニングラインが鋭角的に川面へと突き刺さり、ロッドにセットしたSt.Johnからは硬質なスクリーミングサウンドが鳴り止まない。
LLサイズの本流レインボーが好んでくれたのは、2尾ともコーンヘッド仕様のチューブフライ(Black & Orange)だった。
一番下の写真に、プラスチックチューブからフックが離れたそんなフライが写っていたりする。
きっとこれらチューブフライを使う一番のメリットなのかもしれないと僕は思う。
それにしても、サーモンの産み落としたエッグを飽食すると、レインボーの口の周りはオレンジ色に染まるのだろうか。
午後に出合ったレインボーは、頬のオレンジがやけに鮮烈なそんなレインボーだった。


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by slowfishing-yun | 2015-01-26 22:17 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(4)
2015年 01月 24日

<Episode #91> Nov,3rd,2011 / Salty Heaven River

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LL size Rainbow Trout : Length 65cm

Tackle data :

Rod : R.B.Meiser S2H14067MKS-4 Custom / Trouty Orange
Reel : Hardy St.John
Line : Airflo Skagit Compact (F) 540gr
Tip : Rio 15ft Sink Tip Type6 8wt
Tippet : 4~5ft 12lb Fluorocarbon
Fly : Cornhead Tube Fly / Black & Orange
Hook : Harimitsu Chinu Hook #5


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今日は気合を入れて最近お気に入りのコーンヘッド仕様のチューブフライ、”Interaction"を10本は巻くぞと意気込んでいたのだけれど、
5本目を巻いている時に突然スードゥーヘアを挟む自作のアタッチメントが壊れてしまったので、
クリップと定規とを接着するエポキシがしっかりと固まるまでのしばしの間、ちょっとしたブレイクタイムかな(笑)。
近頃はフィールドからずいぶんと足が遠のき、暇を見つけてはタイイングバイスの前に座る毎日のインドア・フライアングラー。
おかげで初冬に出来た足先のごくごく軽い凍傷もすっかり回復し、そろそろタックルマックの薄くて軽いコーンヘッドも新たに補充しないと。


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なにしろタイイングに関しても飽きっぽくてなかなか長続きしないものぐさな性格なものだから、
タイイングの合間にちょっぴり気分をリフレッシュさせようと過去に出合ったトラウトたちの写真を整理したりして。
そんな事をしているとついつい夢中になってしまい、今日もこのまま続きのタイイングには移れずタイムアップになってしまいそうな予感が・・・。
でも、オフシーズンのこんな楽しみ方も意外と嫌いなわけではないわけで・・・笑。

写真は2011年11月3日から


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by slowfishing-yun | 2015-01-24 20:55 | Slow Fishing | Comments(2)
2015年 01月 22日

<Episode #90> "Interaction" / chartreuse No.1 and No.2

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slow fishing fly collection : "Interaction" / chartreuse No.1

フライのマテリアルの動きももちろん重要な要素だけれど、マテリアルの色合いの組み合わせにも僕はいつも頭を悩ませてしまう。
本流レインボーの場合は、意外とオーソドックスでナチュラルな色合いのフライに落ち着くことが多いけれど、
広大な流れの本流アメマスの場合は、案外とフライの色合いの組み合わせでも冒険できるのかもしれない。
なかなか素敵なアイデアが思い浮かばない時、やはり参考になるのはスプーンやミノーといったルアーの奇抜な配色だろうか。


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この色の組み合わせは意外と僕の好きな配色なのかもしれない。
暖色系の配色の中でギニアのブルーがちょっとしたアクセントになっているから。
写真のフライでは片側のファイバーを取り除いているけれど、取り除かずにハックリングするとよりブルーが強く強調される。
ダビングループに挟むのは下から順にイエロー、ホントオレンジ、チャートリュースの3色のスードゥーヘア。
これらはブレンドしないで巻いた方が、巻き終えた後、より綺麗なグラデーションになるようだ。


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slow fishing fly collection : "Interaction" / chartreuse No.2

もちろん濁りなど本流のコンディションにもよるけれど、僕としてはチャートリュースとホットオレンジの組み合わせが、
一番本流アメマスに好かれる色の配色じゃないかと思っている。
もしかしたら、ただ単純に目立っているだけなのかもしれないけれど・・・笑。
シンプルにチャートリュースとホットオレンジの組み合わせといっても、そのフライの表現形はおそらく巻く人によってさまざま。
フライのバリエーション、それに色の組み合わせからイメージするフライも多種多様に違いない。
今回ダビングループに挟むスードゥーヘアは、白もしくはイエロー、ホットオレンジ、チャートリュースの3色。
チャートリュース単色ではなく白かイエローを下地に巻いた方が、マラブーと時と同じようにチャートリュースがより綺麗に映えると思う。
ブルーのギニアも悪くはないけれど、個人的にはホットオレンジのシルバーフェザントボディフェザーを使った方が好きかな。

ロウガンが進んだ年代の僕としては、近頃巻いたフライの色やマテリアルの組み合わせを忘れがちなので、ちょっとしたメモ代わりに。
そろそろ暖色系ではなく寒色系の"Interaction"も巻き始めないと・・・笑。


How to tie the "Interaction"


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by slowfishing-yun | 2015-01-22 21:04 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(2)
2015年 01月 18日

<Episode #89> "Interaction" / pink&orange

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slow fishing fly collection : "Interaction" / pink&orange

これまで躊躇してなかなか買えなかったけれど、THAMESの初売りセールでスードゥーヘアのホットピンクをハーフサイズで買った。
ダビングループにホットピンクとホットオレンジのスードゥーヘアを挟んでツイストし、フロントのカラーに巻いてみる。
ポイントは黒のドットが目立つオレンジに近い赤のゴールデンフェザントティペットとホットオレンジのシルバーフェザントボディフェザー。
きっと少しはフライのアクセントになっていると思う。
これまでピンク色のマテリアルを使ったフライはなかなかティペットの先に結ぶ機会がなかったけれど、
十勝川の下流域でアメマス釣りを楽しむルアーアングラーの方が使っているミノーやスプーンそれにジグのカラーをチェックしていると、
チャートリュースにオレンジ、それにピンク系のカラーが圧倒的に多いような気がする。
早春の本格的な雪代流入前の十勝川の流れは冷たくクリアーなことが多いから、
今年はこんな少し派手で目立つカラーのフライをチョイスし、ゆっくりとスイングさせてみようかなと思っている。
それにきっとLLサイズの大きな本流レインボーにも・・・笑。
ちなみに、ほとんど赤に近いホットオレンジのラビットストリップをチャートリュースに変更してもgood。

How to tie the "Interaction"


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by slowfishing-yun | 2015-01-18 16:59 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(4)
2015年 01月 14日

<Episode #88> Meiser MKS シリーズ

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MKS : Mike Kinney Specials

それなりに張りのあるティップセクションは、重いフライやシンクレートの高いシンクティップもしっかりと引き抜いてくれる。
負荷が掛かるとグゥアンとディープに曲がるバットセクションだけれど、リカバリースピードは思ったよりも速い。
これはなかなか癖のあるロッドアクションで、最初に手にしたときはエッ?と思ってしまうかもしれないけれど、
慣れるとこれが不思議なぐらい病み付きになってしまい、もう他のロッドのアクションには戻れなくなってしまう(笑)。

それが僕が抱くマイザーロッドの中のMKSシリーズに対するインプレッションだろうか。
かれこれ7年以上もフィールドでのメインロッドはMKSシリーズばかりだから、いつの間にかロッドアクションはすっかり体に馴染んでしまい、
まだ夜が明け始めたばかりのヒゲナガが川面を乱舞する薄暗いフィールドでも、特にトラブルもなくキャスト出来るようになってしまった。


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僕が初めて手にしたマイザーのMKSはNZ製のブランクだった。
それがしばらくすると日本製(確か東レだったかな?)のブランクに変わり、以前よりもバットの径が少しだけ太くなったような気がする。
そして他に類を見ないぐらいディープに曲がっていたバットセクションが若干張りのあるものへと変化したように感じられた。
最初はちょっと残念な気がしたけれど、それでも慣れてしまうと、MKSらしい癖のあるロッドアクションに大きな変化はなかったかもしれない。
そんなマイザーロッドだけれど、この冬のオーダーからはいくつかのスペックのブランクが、
おそらく東レ製の新しいジェネレーションになるのだそうだ。
さすがに新しいロッドをオーダーする予定はないけれど、HPのカタログにはないスペックも増えそうなので、気になるところではあるが・・・笑。


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by slowfishing-yun | 2015-01-14 21:00 | Custom Spey Rods | Comments(6)
2015年 01月 10日

<Episode #87> "S" handle reels

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柔らかな曲線を描いたS字のハンドルに代表されるクラシカルなバーミンガムスタイルのリール。
確かに古いHardyのPerfect Wide Salmonなどの年代を感じさせる風合いや熟考された心地よい音色を兼ね備えたリールも素敵だけれど、
僕はどうしてもリールのデザインとしては、こちらのリールの方に魅了されてしまう。
きっとフライフィッシングを始めた頃、当時の"FLY FISHER"誌で偶然見たS字ハンドルのリールの写真の印象が強く焼きついているのだろう。
とにかくS字ハンドルのシェイプとリールに施された黒とシルバーのバランスの良さが印象的だった。
本当はサイドプレートがハードラバーというかエボナイト製のものが雰囲気からして素敵なんだろうけれど、そこまでは手が出ない。
サイドプレートがデルリン製でも僕には十分かなと。
エボナイト製のサイドプレートを持ったバーミンガムスタイルなど、高価なビンテージフライリールなどはこちらからも。

これまでにもいくつかの出会いと別れがあり、今ではツーハンドのスペイロッドにフィットする少しサイズの大きいリールだけが僕の元に残る。
軽量かつモダンなデザインのラージアーバーのリールと比べたら確かにずっしりと重いけれど、僕にはそれ以上の魅力があるように思えてならない。
ただ残念なのは、低番手のシングルハンドロッドやバンブーロッドにフィットするような小型のリールならともかく、
スペイ&スカジット用の少しサイズの大きなリールとなるとあまり市場に出回っていないことと、
リールが凍る厳冬期に使えないこと、そしてリールが大きくなるにつれてちょっとプライスがね・・・笑。


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海外のebayやヤフオクをチェックすることもお勧めだけれども、中にはメーカーのWebsiteや代理店から購入できるリールもある。

Saracione : デザイン、ラチェット音(ジリジリ系)、ディスクブレーキ共に素晴らしいけれど、ちょっと重め。
          Mark Vシリーズになってからは、ハンドルフェイスのポート(穴)が無くなり、よりクラシックな雰囲気に。
          Mark IVシリーズと比べて20%近く軽量化され、ラチェットサウンドもMark Vはさらに僕好みに。
          デリバリーもマイザーロッドと同様に工房(ファクトリー)からの直接購入となったようだ。

Peerless : Model 5AとModel 6Aはディスクブレーキ仕様。とてもシンプルなデザインでディスクブレーキもしっかりと効く。
        ただ6Aでもサイズが31/2"なので、ライン容量としては低番手のスペイ&スカジットロッド向きだろうか。

Olson : Spey Pagesでもラチェットサウンドの素晴らしさで名前がよく出てくるリール。スペイ&スカジット向きのの大きなリールとしては珍しく、
      ディスク式ブレーキとクリック式ブレーキのシリーズがある。G&Pの方に人気があるようだけれど、デリバリーには半年から1年とのこと。

Speyco : 最近精力的にスペイ&スカジット向きのリールを製作している米国のカスタムメーカー。S字ハンドルをスネークロールと呼称する。
       Spey Pagesにもよく登場し、本場のスティールヘッダーに人気なのはクリック式ブレーキ(G&P)だけれど、
       以前どこかのメーカーのデモロッドに装着されていたSpeycoのリールは仕上げがやや荒削りな印象。
       でも、ラチェットサウンド(パリパリ系)はとにかく魅力的だった。あれからバリエーションも増えて、おそらく仕上げもさらに美しくなっていると思う。

Farlex Reels : 最近ジワジワと人気が出てきたS字ハンドルのセンターがなかなかユニークな形状をしたリール。
           FBにはHPにはない試作のリールも出ていたり、どこかHardyの音色にも近い心地よいクリックサウンドもチェック出来る。

Hardy : CascapediaシリーズのMkⅢは今でも購入可能。
       ワンウェイクラッチと時々サイレントになってしまう小さなラチェット音(チリチリ系)には少々難ありかな。

LOOP : 個性的な音色の大きなラチェット音(バリバリ系)だけれど、ディスクブレーキはしっかりと効く。
      スプールはミッドアーバーなので、バッキングラインがあまり巻けないのがちょっと残念。
      軽量化のためか最近のモデルはサイドプレートの一部に穴があけられていて、デザイン的に僕としては・・・。
      穴のあいていない初期のソリッドモデルで、サイドプレートのカラーがバーガンディーのものがあれば、ちょっと触手が・・・笑。

Bellinger : 今ではもう作られていないようだけれど、Blue BloodさんのHPにはまだ残っていたかな。

KINEYA : 京都に工房があるKINEYAさんのリールは少し重めだけれど、なんともいえない風合いをかもし出している。
       リールの製作はひと休み中のようだけれど、また再開されたら僕としては嬉しいのだけけれど・・・。

T-made : 国産のリールとしては唯一コンスタントに製作が続けられているリールだろうか。
        何人かの友人も使用していて、サイドプレートのカラーのバリエーションが豊富。

Anglo&company : こちらも国産のリールだけれど、確かショップに尋ねたら製作日数は3ヶ月ほどとのこと。情報が少ないのがちょっと残念。

メールでこんなリールメーカーもありますよとAさんから教えていただきました。
K. Rowland REELS : 北欧はフィンランドのリールメーカー。堅牢な雰囲気の漂うとてもシンプルなバーミンガムスタイルのリール。
                ハンドルの形状にも特徴があるだろうか。サイズは2種類ある様子。

SPEY LAB : 同じくフィンランドのメーカー。リリース中の"Teno Salmon 5/0" は4"のシンプルなバーミンガムスタイルのリール。
         4"以外にも、3-3/4"、3-1/2"を現在製作中とのこと。
         何よりも内部のブレーキ構造がボグダンに近い構造で仕上げられていて、マニアは見逃せないのかも。
         プライスは少し高めだけれど、興味のある方は、info@speylab.fi にメールされてみては。

フィンランドで思い出したけれど、北欧のもうひとつリールメーカーを
Bo Mohlin : スウェーデンのハンドメイドのリールメーカー。こちらはかなりコンスタントにリール制作を続けられている様子。

Ted Godfrey Custom Reels : バーミンガムスタイルのリールの中では、もっともクラシックな雰囲気が漂うリールメーカーかな。

きっと他にもS字ハンドルに象徴されるバーミンガムスタイルの素敵なリールはあるのだろうけれど、もしも情報があれば是非(笑)。


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by slowfishing-yun | 2015-01-10 15:13 | My Favorite Reels | Comments(2)
2015年 01月 05日

<Episode #86> "Fascination"

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毎年それほどたくさんの年賀状が我が家に届くわけではないけれど、それでも今年も何人かの釣りを通じた友人から年賀状が届いた。
近況だったり、今年の目標などの言葉が添えられて。
「今年もバンブースペイロッドを携えて北の大地に・・・」
「新しいマイザーロッドをオーダーしました・・・」
などなど。
もしも僕が年賀状に言葉を添えるとしたら、「今年ものんびりと、これまでと変わらない釣りが出来ますように・・・」かな。

今年のお正月休みは、ゆっくりとフライタイイングに勤しんだだろうか。
本当は1年間頑張ってくれたタックルのメンテナンスなんかも丁寧にやりたかったのだけれども、やはりなかなか億劫で・・・笑。
タイイングといっても、ものぐさな僕にとってはせいぜい2~3本巻くのが精一杯。
タイイングの後はそれぞれのマテリアルを元の袋に戻してOリングでまとめて留め、壁に並んだフックに戻す。
そして見事に散らかったマテリアルの残骸を小型の卓上掃除機できれいに吸い取る毎日。
今回は昨年の秋に初めて巻いて、北の本流Salty Heaven Riverではレインボー達に好評だった
"Fascination"とネーミングしたコーンヘッド仕様のチューブフライを毎日数本ずつ。

マテリアル : 1.5mmと0.8mmの海釣り用のカラミ止め硬質プラスチックチューブ、0.025のリードワイヤー、
タックルマックの6mmのコーンヘッド、ゴールドのソフトワイヤー(M)、お好みのダビング材、管付きチヌ針5号、
パルマーシェニール各色、UVポーラーシェニール各色、メタリックなフラッシャブー、お好みのマラブー各色、
ファイバーの長いシルバーフェザントボディフェザー、ファイバーの長いコックフェザントランプ、そしてギニア。

"Fascination"のタイイングに関しては、こちらから
"Fascination"と"Interaction"のサンプルフライをテムズに置かせていただきました。


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by slowfishing-yun | 2015-01-05 23:47 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(6)
2015年 01月 01日

<Episode #85> ユトリ

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静けさの中で鳥達の囀りが響いている。ここは薄っすらと青白い靄のかかった早朝のキャンプ場。僕の吐く息は白い塊になったまま。
色彩のトーンはまだ鮮明ではないから、日の出までにはもう少し時間があるのだろう。
まだ薄らぼんやりとした意識の中で、決まりきった流れ作業のようにヒーターに冷たいガスボンベをセットする。
1リットルのペットボトルから必要な分だけ白いホーローのポットに水を注いだ。
そしてヒーターに火をつけると、ボーっという音と共に青白い炎が浮かび上がる。

透明のジプロックからイタリアンローストと書かれたオレンジ色のパッケージを取り出しサッと封を切ると、
まず一度目の良い香りがフワッと僕の鼻へと届けられ、今までよりも一段階意識が覚醒した。

フツフツとポットの中が動き出すと、やがてそれはカタカタとポットの蓋の騒がしさへとシフトする。
慌てた僕がヒーターのノブを絞る前に、湯気と共に注ぎ口から溢れ出たお湯が勝手にヒーターの火を消してくれた。

ユニクロ社のフリース地のジャケットの袖をグローブ代わりにしてポットの取っ手を持ち、
ステンレス製のカップにセットしておいたドリップ式のコーヒーに少しだけお湯を注ぎ、まず深くローストされたコーヒー豆をゆっくりと蒸らす。
やがてローストされたコーヒー本来の素敵な香りが僕の鼻孔へと届けられ、僕の意識はさらに一段階覚醒した。

キャンピングチェアに座りながらコンビニで昨夜に買ったちょっと甘めのパンを口に頬張り、淹れたばかりの熱いコーヒーをひと口すするそんなひと時。
車のカーゴルームに車中泊セット一式を放り込み、キャンプ場で迎えた早朝の青白い光の中で行われるそんな一連の流れ作業。
タバコに火をつけながら昨日の釣りを振り返り、まずはあそこのポイント、そして次はあのポイントと今日の釣りを組み立てるそんな余裕のある時間。

僕にとってのこれらの至福のひと時、いつもそばには淹れたてのブラックコーヒーが手放せなかっただろうか。
もちろんランチの後に飲むコーヒーも好きだけれど、やっぱりこの早朝の目覚めの時間に飲む淹れたてのコーヒーが一番好きかな。

そんな早朝に飲むドリップ式のコーヒー、僕のお勧めは深くローストされたKALDIのイタリアンローストだけれど、
本当のお勧めは自宅から持ち出した豆源の神戸ブレンドかな。濃いめのエスプレッソ好きなら細かく挽いた湘南ブレンド。
ただどちらの場合も空のドリップフィルターを用意するのがちょっと面倒だけれどもね。

今年もそんなユトリというかのんびりとした釣りが楽しめればいいなと、戦後がいつの間にか戦前にならないことを祈りつつ思う今日この頃。

元旦の夜に巻いた今年最初のフライは、ホットオレンジとブラックのマラブーを使ったコーンヘッド仕様のチューブフライ。
昨年の秋、E.S.L.と同じくらいSalty Heaven Riverの本流レインボーに好評だったこのフライの名前は"Fascination"。


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by slowfishing-yun | 2015-01-01 22:10 | Slow Fishing | Comments(6)