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2014年 07月 27日

<Episode #48> 恵みの雨 / Tokachi River・・・2度のラインブレイク

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やはり居ましたか。それは残念でしたね。きっとレ大きな本流インボーは他にもまだ居ますよ。
ロッドを7/8番のMKSに換えて、ティペットをフロロカーボンの3号にして下さい。頑張って・・・。
雨足が強くなる中、そんな励ましの内容のメールがまだ興奮冷めやらぬ僕の携帯電話にmoriさんから届く。
ラインを回収すると交換したばかりの真新しい2.5号のフロロカーボンのティペットが、途中からブツリと切れていたのはこれで2回目。
僕がこれまであまり経験してこなかった、いわゆるラインブレイクと言うものだ。
雨の中、一度車まで戻ろうかとも考えたけれど、車からここまでの距離を考えると、同じタックルシステムでこのまま釣り下ることにした。


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午後からは前線の通過でしっかりとした雨の予報。
いつ雨が降り出してもおかしくない濃淡のない淡いグレーの曇り空が十勝の空を覆い尽くす。
ヒゲナガが乱舞するまだ薄明るい早朝の上流域で静かにウェーディングしキャストした。
真新しい2.5号のフロロカーボンのティペットの先には、VARIVAのDEEP WIDE WETというフックの#4番に巻いたCDCセッジ。
3キャスト目にスイングするフライがいきなりガツンと強い衝撃と共に引っ手繰られて、一瞬にしてフッとテンションが軽くなった。
6/7番のMKSの曲がり方は尋常ではなかったけれど、ラインを回収してみるとティペットが途中でプツリと切れていた。
これがこの日1回目のラインブレイク。きっと僕にとってはグッドサイズのスプリンターだったに違いない。
でも、久しぶりに早朝の時間帯にブグレーの壊れんばかりのけたたましいスクリーミングサウンドが聞けたように思う。


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久しぶりにSHUさんと十勝川の中流域を彷徨ってみた。
少し離れていたけれど、ふと何気なく違和感のような気配を感じて上流にいたSHUさんの方を見ると、
彼の手にしたバンブーのスペイロッドがバットからグンニャリと曲がり、AFSのラインが鋭角的に水面へと突き刺さっていた。
レインボーの疾走と共にSHUさんがバンブーにしがみつきながら川原を走る。そして僕は彼のネットでランディングのお手伝い。
久しぶりに見るLサイズの十勝川レインボーは体高もあり、メタリックで美しかった。


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午後からはSHUさんと別れ、ひとりで未知の中流域を彷徨ってみた。
ポツリポツリとフロントガラスに雨滴が浮かび上がる中、堤防をゆっくりと車で走りながら、ポイントを探してみる。
以前から気になっていたポイントに辿り着くと、ゆっくりとした雨足が次第に強まり始め、やがて本降りとなってしまった。
Meiserの14フィート、6/7番MKSに540grのスカジットコンパクト(インター)。ティップは15フィートのType3。
スプールから切り出した真新しい2.5号のフロロカーボンのティペットの先には、僕の中でパイロットフライとも言っても過言でない
VARIVASの#6番のストリーマーフックに巻いたビーズヘッド仕様の黒のウーリー。

ポイントのちょうど中間に差し掛かった頃、中層をスイングしていたフライがガツンと引っ手繰られ、
続けざまに大きな本流レインボーがドバーンと大きくジャンプする。
北の本流での経験と手にしたロッドから伝わる重量感、それについさっき見た視覚的情報を頭の中で統合すると、
レインボーのサイズはさしずめLLサイズといったところか。もちろん僕にとっては十勝川で出合うトロフィーサイズ。
ギャーン、ギャーーーン、さらに一呼吸置いて、ギャーーーーーーンと、
レインボーがもの凄いスピードで下流へと疾走すると、ロッドにセットしたパーフェクトからは恐怖感すら感じるスクリーミングサウンドと共に
オレンジ色のランニングライン、そして白いバッキングラインととてつもないスピードでいっきに引き出されていった。


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ラインを巻いては、またリールから引き出され、雨降る中のスリリングなやり取りは本当に長く感じられた。
ブルーのシャツが雨でビショビショに濡れていることなんてまったく意識の外だったと思う。
2度目の大きな跳躍を何とかこらえたところで、おそらくフックアウトはしないだろうと確信した。
パーフェクトにオレンジ色のランニングラインを少し巻き取り、レインボーとの間合いが少し縮まったところでレインボーは3度目のジャンプ。
そしてそれを境にロッドとライン全体からプツリとテンションが失われた。
もしかしてフックアウトかとラインを回収してみると、2.5号のフロロカーボンのティペットかブツリと途中で切れていた。
これが今日2回目のラインブレイク。


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ABUさんからは、もしかしたら恵の雨かもというメールが届いた。
まだスリリングなやり取りの興奮は冷めないけれど、気を取り直してスプールから新しい2.5号のフロロカーボンのティペットを切り出し、
その先にもうひとつのパイロットフライを結んで、ゆっくりとステップダウンを繰り返しながら、ポイントの後半を釣り下る。

そして何かがスイングするフライにタッチする感覚の後、指でホールドしたラインに鈍重な加重が加わった。
レインボーはまたしても流れに乗っていっきに下流へと疾走する。
僕が足を運んだ中流域でパーフェクトの激しいスクリーミングサウンドを耳にするのは、今日これが2回目。
パーフェクトのハンドルフェイスがもの凄い速さで逆回転する。
雨降る中、ヒヤヒヤしながらも僕が何とかランディング出来たのは十勝川の美しいLサイズのレインボー。
エナメル塗装を落としたパーフェクトのハンドルフェイスのように、本流レインボーはメタリックに輝いていた。

レインボーをリリースしホッと息をつくと、雨でビショビショに濡れた体がいっきに冷えてきた。
ABUさんが言うように、僕にとっては本当に恵みの雨だったかもしれない。
さて、心地よい疲労感と共に車まで戻ることにしますか・・・笑。
                                                  59.98→60.00

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by slowfishing-yun | 2014-07-27 17:30 | Fishing Reports | Comments(14)
2014年 07月 21日

<Episode #47> 7月の十勝川と低番手のスペイロッド

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早朝のまだ辺りが薄暗い時間帯からロッドを振るのは久しぶりのことなのかもしれない。
緑が厚い森に囲まれたフィールドからは目覚めたばかりの野鳥達の声が速い流れの音色に混じって微かに響いてくる。
どこからか野生の息遣いが僕の耳にも届いてきそうな雰囲気だった。
いつもはクリアーな本流の流れには不思議と若干濁りが入り、水位も少し上昇している。
深い闇が時間と共にジワジワと押し寄せてくるようなイブニングの釣りは、なぜか不安が強くなるのであまり得意ではないけれど、
まだまだ手元はペンライトがないとフライを結びかえるといった細かな作業に手間どるぐらい暗いのだが、
白々と明け始めた早朝の空に時間が経つにつれ本来の明るさが戻ってくる早朝の釣りは、意外と嫌いではなかったりする。
ほんのりと明るく始めた早朝の曇り空に、やがていくつものヒゲナガのシルエットが浮かび上がった。


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このところ初夏から夏にかけて僕が手にすることが多いMeiserの12フィート6インチ、5番という低番手のスペイロッドには、
スカジット・コンパクト420gr(F)に15フィートのインターのティップの組み合わせ。
2m程の長さの2.5号のフロロティペットの先には、白のCDCを3枚巻き込んだヒゲナガを模したウェットフライを結ぶ。
対岸に向けてややダウンクロス気味にスカジットキャスト。
速い流れに乗ってラインが下流へと膨らみ、水面直下のフライがそれに引かれてスイングを始め、
ちょうど流れの中間辺りにさしかかったところで、ズゥンといっきにラインが引き込まれた。
ディスクブレーキを絞り込んだHardyのMLA375から、あっという間にオレンジ色のランニングラインが引き出されていく。
早朝に奏でられるMLAのスクリーミングサウンドは硬質で上品そのもの。
そんな僕にとっては心地よくさえ感じられるサウンドはしばらくの間鳴り止むことはなかった。
それにしてもスピード感溢れる十勝川上流域のスプリンター達。
残念ながら飛びっきりのグッドサイズには、長いやり取りの末にフックアウトされてしまったけれど、まあ、それもヨシ・・・笑。


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Bobから写真と交換にプレゼントされ、過去に2度もバットを折ってしまったMeiser S2H12646C-Custom。
Bobから同じロッドで2度もバットを折ったやつはいないよと笑われながらも、最後の修理ではバットを少しだけ強くしてもらった。
ラッピングとフェザーインレイのイメージは初夏のフィールドのイメージとだけ伝えて、あとはBobに全てお任せ。
Bobが施した美しいコスメを眺めていると、確かに北海道の初夏から夏のフィールドのイメージにピッタリなのかもしれない。


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aichanさんからのアドバイスを頼りに、低番手のスペイロッドを片手に十勝川の中流域も彷徨ってみた。
分流していた流れが合わさり、またやがて本流の流れがふたつに分かれていく。
そんな複雑な流れだったけれど、アングラーにとっては何ともいえないぐらい魅力的な本流の流れだった。
ティップを15フィートのType6に換え、フライをビーズヘッド仕様の黒のウーリーに結び換える。
対岸にストラクチャーが沈み、早瀬からいっきに深いプールへと続く魅力的な流れ。
たっぷりと川岸を歩いた末に、きっとここなら居るだろうと、フライを静かに送り込む。
グゥンと指先でホールドしていたラインが強い力で引き込まれる前に、本流レインボーは水面を割って大きくジャンプしていた。
バットからグンニャリと心地よいカーブを描くお気に入りのスペイロッドと心地よいスクリーミングサウンドを奏でるHardyのMLA。
明るい時間帯に出合うメタリックな本流レインボーは、十勝川の流れの強さをその筋肉質なボディに封じ込めたかのように強くて、
さらに7月の日差しを浴びてギラギラと輝く宝石のように美しかった。

乾いた川原には毎年この時期になると見かける名も知れぬ赤紫や黄色の花々がいたるところで咲いていた。
(調べたところ、赤紫色の花の正式名称はムシトリナデシコというのだそうだ)
そんな砂地から生えた見覚えのあるたくましい花々を目にすると、僕は今年も何とか、十勝川で釣りをしているんだという気分になれる。
不思議な気分の中、ロッドを手にして十勝川の流れの中に佇んでいると、僕はなぜかしら美しいピアノの旋律が聴きたくなった。
                                                        59.85→59.99→59.85

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by slowfishing-yun | 2014-07-21 16:14 | Fishing Reports | Comments(12)
2014年 07月 18日

<Episode #46> イントルーダーループのアレンジ

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僕の中では、コーンヘッド仕様のチューブフライと同じぐらい本流で結ぶお気に入りのコーンヘッド仕様のイントルーダーだけれど、
いくつか問題点があって、どうにかならないものかと頭を悩ませていた。
まず一つ目はシャンクから伸びるフリーに動くイントルーダーループとその先のチヌ針だけれど、
何かしらの違和感を感じてふとフライの状態をチェックすると、チヌ針がボディのマテリアルにしっかりと絡んでいたりする。
二つ目は、僕はあまり経験がないけれど、カットしたシャンクの断面とイントルーダーループが擦れ合って、
最悪の場合はイントルーダーループが切れてしまうことがあるようだ。

これらの問題点に関して同じように悩んでおられたandieloopさんのブログに寄せられたコメントから、何となくアイデアが浮かび、
僕なりに手持ちのマテリアルを使ってコーンヘッド仕様のイントルーダーにアレンジを加えてみた次第。

今回はマイロッホで購入した安価なイーグルマラブーを使ってコーンヘッド仕様のイントルーダーを巻いてみる。
これまでとの違いは、シャンクをギリギリの部分でカットするのではなく、少しあまりを残してカットしたことだろうか。
タイイングの終了後に、イントルーダーループとチヌ針の結合部分を少し隠す位の長さにシリコンチューブをカットする。
そしてそれをチヌ針のフックポイントから慎重に差し込んでいく。
直径が約3mmのシリコンチューブの影響で、いくらかはイントルーダーループに張りが出て、
これだとフックがマテリアルに絡むということはなくなりそうな予感。
ちなみにこのシリコンチューブ、札幌の東急ハンズで購入したものなのか、それともtaharaさんから戴いた物なのかは不明(笑)。


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by slowfishing-yun | 2014-07-18 21:50 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(2)
2014年 07月 13日

<Episode #45> 東の本流、東のレインボー

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今年最初の台風が北海道の東の海をかすめるように過ぎ去り、暑い日差しが舞い戻った週末の北の大地だった。
Meiserの5番という低番手のスペイロッドを車に積み込み、友人達と東の本流、十勝川を訪れた。
山間で冷やされた初夏の冷たい流れは、お気に入りのロッドを手にたっぷりと歩いたアングラーに涼しさを送り届けてくれる。
晴れ間の下で、まるで心地よいシャワーのような小雨にも当たったけれど、心地よい一日はあっという間に過ぎ去った。


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いくつもダムに挟まれた十勝川の上流域を彷徨った。
ボディとなるスカジットコンパクトの先のティップは、さしずめ15フィートのインターもしくはType3。
少しはヒゲナガの姿も確認できるので、フライはヒゲナガを模したセッジパターンのウエットフライやビーズヘッド仕様の黒のウーリー。
それにしても十勝川の小顔のスプリンター達は、何度もよくジャンプするし、元気がすこぶる良いようだ。
まるで宝石のような十勝川のレインボー達、サイズこそさまざまだけれど、初夏の釣りを僕らにたっぷりと楽しませてくれた。
後ろ髪を引かれつつも今回のイブニングの釣りはちょっと我慢。何しろ韋駄天のラストオーダーが19時半なものだから・・・笑。


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by slowfishing-yun | 2014-07-13 17:28 | Fishing Reports | Comments(14)
2014年 07月 07日

<Episode #44> 北のレインボー

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北の本流へと足を運ぶ数日前のことになるだろうか。
ずいぶんと前に買った先割れのしたC級のジャングルコックを使い、このフライからインスピレーションを受けて、
色違いで数本のタングステン製のコーンヘッド仕様のチューブフライを巻いておいた。
いつものコーンヘッド仕様のイントルーダーではなくチューブにした訳は、シュートの際にいつの間にか
イントルーダーフックで結ばれたテイルのフックがボディのUVポラーシェニールなどのマテリアルに絡んでいることがあったからだ。
キャストやリトリーブの際に何となく違和感を感じてフライをチェックしてみると、時々そんなトラブルがあるものだから、
そんなトラブルを少しでも減らせないかと、ボディが少々スリムではなくなるけれど、チューブフライにアレンジした次第。
もちろんチューブフライにしたからといって、キャストの際にフックがいつの間にかティペットに絡んでいるということが
ない訳ではないのだが・・・。


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水位がずいぶんと下がった北の本流だった。
おそらく水温は一日を通してそれほど大きくは変化はしないのだろうけれど、早朝のうちは生温く感じた本流も
初夏の日差しが容赦なく照りつける日中ともなると、やはり心地よい冷たさに感じられたのが不思議だった。
朝と夕の気温はおそらく13℃前後、日中は30℃近い気温だったと思う。
岸際ではウグイの稚魚がたくさん群れになって泳いでいた。
本流の川面にヒゲナガの姿はほとんど見かけることはなく、その代わりにモンカゲロウがフワフワと風に揺られながら飛んでいた。

今年の北の本流、Salty Heaven Riverでの釣りは、僕にとって相変わらず難しい釣りだったけれど、
やはりこれだけのスケール感のある流れのフィールドに佇み、少なからずともでレインボーとの出合いに期待感を持ちながら
キャスト&スイングを繰り返すのは、僕にとって何よりのリフレッシュなのかもしれない。
相変わらず今回もフィールドのめぼしいポイントを転々とした。


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レインボーとの出合いは、まったく期待感さえもてない、日曜日ののんびりとした時間帯だったと思う。
数日前に巻いたゴールドを少し加えたブラック&オレンジのチューブフライを本流の流れにスイングさせる。
スカジットコンパクトと15フィート、Type3のティップのラインシステムが流れに乗ってゆっくりと下流へと膨らみ始めて数秒後に、
予想に反していきなりグゥーンと根掛かりのように負荷がかかる。
そして間歇的な生命感に溢れる躍動感へと続いていった。
お気に入りのMeiser、14フィート、#7/8番、MKSはバットからグンニャリと曲がり、
ラインは鋭角的に水面へと突き刺さったまま、ザ、ザ、ザーと水面を切るように下流、そして上流へとスピード感たっぷりに移動した。
KINEYA705から心地よいスクリーミングサウンドを奏でたレインボーは、一度も華麗にジャンプすることはなかったけれど、
ヒレが赤く染まったレインボーは、ボディの角度によってそのレッドバンドがよりいっそう鮮やかなものに僕の目には映った。
グッドプロポーションの初夏の北のレインボー、さてさて今度はいつ出合えるだろうか。
                                                          67.80

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by slowfishing-yun | 2014-07-07 23:25 | Fishing Reports | Comments(16)
2014年 07月 02日

<Episode #43> broken

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MeiserのS2H14067MKSにセットしたリールは、エナメル塗装を落としたお気に入りのHardy ST.JOHN Mk2
日曜日のSalty Heaven Riverを膝上ぐらいまでウェーディングしながら、
キャストごとにゆっくりとステップダウンしていた時のことだった。
一瞬、右足が載った石がグラっと傾き、僕はバランスを失う。
危ないと思い、瞬時に手にしたお気に入りのロッドを手から放す。
僕の方はウェーダーに水が入ることもなく何とか無事だったけれど、僕の手から離れたロッドとリールの方向から、
硬い物と硬い物とがぶつかる、力の逃げ場のない嫌な音がした。
ロッドは無傷だった。
でも、お気に入りのリールにはかなりのダメージが・・・。
ボディのリムが1ヶ所のところでクラックが入り、折れていた。
おまけに折れたリムが干渉してスプールも回り辛くなり、強引に回すとハンドルが折れそうだった。
自宅に戻って何とかもう一度使えるようにならないかと手を加えていたら、最悪な事にリムをさらに1ヶ所折ってしまった。
おかげでスプールはスムーズに回るようになったけれど、リールの強度としてはかなり不安が残る。
あの甲高いスクリーミングサウンドはフィールドでもう耳にすることは出来ないのだろうか・・・。
スプール、それにスプリングとラチェットは予備として使えそうだけれど、
僕としてはかなり思い入れのあるリールなだけに、さすがにちょっと悲しい週末の出来事。


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by slowfishing-yun | 2014-07-02 21:31 | My Favorite Reels | Comments(4)