カテゴリ:私的FlyTyingの愉しみ( 64 )


2017年 10月 18日

<Episode #352> フライ健忘録・・・7 / いつくかの新しい試み

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まずは最近使っている僕のチープなフライボックスから。
ここ最近は、アメリカ屋漁具という釣具量販店で200円ほどで購入したプラスチック製のフライケースにSeriaという100円ショップのぶつかり防止クッション(おそらくウレタン製)を両面に張り付けたものを愛用している。
フライケースにはMoriさんやKazuyaさんからいただいたパロディ・ステッカーを貼るなどして僕なりにアレンジ。
シンクレートの高いティップを使っていると根掛りでフックが伸びたりポイントが甘くなってしまうことがあるから、フック交換用にハリミツ社の菅付きチヌ針5号をウレタンフォームに刺して準備している。




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まずは僕が巻くチューブフライの定番パターンとなったConehead tube fly "Interaction 2017"のバリエーションから。
チューブフライで使うボディとして、最近は1.5mmの黒のプラスチックが好み。
理由はよく分からないけれど、なぜか赤などの他のカラーよりもプラスチックら柔らかい印象で、フックのアイがスムーズに移動するから重宝している。
あとは海釣り仕掛けコーナーでよく目にするTOHO社の超!ケイムラやUVなどのフラッシャーをチューブフライの両サイドに多用するだろうか。
ブラック&オレンジ、オリーブ&ブラック、オレンジ&ピンクはすっかり定番カラーになったかな。





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Glass beadhead tube fly / Mini fascination / E.S.L
今回初めてハリミツ社のグラス製のファットビーズ / ピンクを使用してみた。
ファットビーズは自重もあり、いくつかのカラーバリエーションもあるから、これから重宝しそう。
ただグラスという素材なので、耐久性はもう少しフィールドテストしてみないとね…笑。





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Glass beadhead tube fly / Mini fascination / Teshio shrimp
次はハリミツ社のグラス製のファットビーズ / 黒を使用してみる。
天塩川ではザリガニ以外に川エビを僕はまだ見たことはないけれど、タイイングした後の気分でネーミングは天塩川シュリンプ。
でも生きた川エビはもう少しオリーブ色に近いと思うから、とりあえず茹でた川エビということで(笑)。




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Brass conehead & Glass beadhead tube fly / Egg ball insert / SUZU-KO
この手のフライはアングラーとして妥協点を見つけるのがやっぱり難しいと思うけど、タイイングしていてやっぱり面白いフライのひとつ。
決してリアルなものがベストというわけではあながちなさそうなので、結構僕なりに楽しみながら巻いている。
イクラ(エッグボール)をイミテートしたプラスチックボールは、釣具量販店の海釣り仕掛けコーナーから…笑
水に濡れるとかなり妖しい雰囲気になるから、Moriさんはこのフライを見てまるで「筋子フライだね」と笑っていた。




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最近僕がタイイングしているチューブフライはどれもフックまでの全長が5cm以内と、かなりコンパクトに巻くように心掛けている。
特に理由はないのだけれど、その方がよりベイトのサイズに近い感じがするからかな。




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最後に紹介するのは、最近お気に入りのConehead tube fly “Interaction” / E.S.L 2017 new version
こちらも水に濡れるとかなり妖しいので、これからのラストシーズンにはきっと重宝するはずだと思う。
カラーにはホットピンクとホットオレンジのソフトハックルを使用。
シェニールを巻いて作ったエッグボールの上に、スレッドによりつけたサーモンエッグカラーのエッグヤーンを巻き付けている。
ラビットゾンカーは黒とホワイトを用意。
僕としてはオールマイティに黒の方が好きだろうか。




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by slowfishing-yun | 2017-10-18 13:50 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(2)
2017年 08月 24日

<Episode #343> slow fishing fly collection…2 / Prototype

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最近も暇を見つけてはタイイングバイスの前に座り、ああでもない、こうでもないと試行錯誤を繰り返しながら新しいアレンジを加えたフライを巻くのがちょっとした楽しみの一つになりつつある。
そしてそんなフライが何度かのフィールドテストの末に、僕のチープなプラスチック製のフライボックスの中でレギュラーポジションを獲得するかどうかは、これまたまったく不確かなことだったりする。
もちろん時には全く使い物になたないボツのフライになることだって…。
どちらにしても、たいていの新しいアレンジのヒントはやっぱり海外のFBからのものが多いと思っている。
意外とスティールヘッドよりもアトランティックサーモンのフライからの方がヒントは多いだうか。
それはともかく、新しく巻いたフライがトラウトの中でも特に大きな本流レインボーに好かれるかどうかは分からないけれど、まずはフライを巻いた僕自身がそのフライを好きになることが必要不可欠なことのように思っている。



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こちらは、2017 new Jabara & conehead tube fly prototype。
プロトタイプということだけあってまだまだ試作段階のフライだけれど、これまでのJabara conehead tube flyにUV系や超ケイムラなどフラッシャーを多めに巻き、さらに両サイドにラバーレッグを4本ずつ計8本取り付けたもの。
全長はおおよそ約5cmと小型に仕上げてみる。
ラバーレッグの数を増やしていくと、だんだんとバスルアーのラバージグの雰囲気に近くなるかな…。
今回は全体的に暗いトーンのフライを巻いてみたけれど、オレンジ&ピンクといった少し派手めのカラーもいたって悪くはないと思う。
さらにバリエーションとしてラバーレッグありとラバーレッグなしの2パターンを巻いたけれど、やはりラバーレッグが数本でもあった方がフライの動きはよいようだ。



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2017 Egg ball tube fly prototype

釣り具量販店の海釣り仕掛けコーナーで買った直径6mmのビーズ玉を使い、今年のE.S.Lのプロトタイプではブラス製のコーンヘッドを省いてタイイングしてみた。
これまではエッグボールをシェニールなどを使って表現していたけれど、今回のプロトタイプではコーンヘッドを省きビーズ玉だけを使うことによって、かなりシルエットがはっきりとしたエッグボールとなったように思う。
でも、そうなるとなかなか妥協点を見つけるのが難しかったかな。
タイイング終了後に0.8mmのプラスチックチューブにビーズ玉を差し込み、その先端をライターの火であぶってビーズ玉を留めるのだけれど、球形のビーズ玉とフライ部分との段差がどうしても気になるので、今回はヘアラインのCactus Chenille Largeを1~2回転ハックリングして段差を少なくするようにしている。おそらく他にも段差を少なくする方法はあると思われる。


そして最後は、Conehead tube fly "Interaction" variant, Black and black 2017。

こちらもUV系や超ケイムラのフラッシャーをたっぷりと使用したフライで、すでに北の本流では実績があるようだから、僕のチープなプラスチック製のフライボックスの中ですでにレギュラーポジションを獲得しつつあるようだ。



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by slowfishing-yun | 2017-08-24 21:48 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(4)
2017年 03月 05日

<Episode #313> Fascination 2017とMeiser MKX

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オフシーズンの2月に、とうとう僕も新しいロッドをオーダーすることにした。

Spey Pagesなどのウェイブサイトでマイザーからいよいよ新しいブランクがリリースされるという情報は少しだけ届いてはいたけれど、
MKSの新しいブランクとしてMKX、それにHighlander Classicの新しいブランクとしてCXという名称になることと、
ロッドの軽量化ならびにキャスト時のロッドのリカバリーが若干速くかつよりパワフルという情報以外はほとんど皆無だっただろうか。

今回はカスタム仕様で14フィート、7/8番、MKXをオーダーしてみた。
プライスはこれまでのMKSのオーダー時よりも100USDほどアップ。
カスタムのイメージは"Winter Green"とかなりアバウトに伝えたから、届いた時のサプライズが今からちょっと楽しみかな。

ブランクのアクションに関してはメールでBobさんが自画自賛気味だったので、実際にロッドが届いたら冷静にレビューしてみようと思う。

ちなみに今回初めてマイザーロッドの代金を国際郵便為替ではなくPayPalで支払ってみたけれど、
新しく届いたインボイスでは4%のPayPalの手数料分まで上乗せされてしまっていたから、
やっぱり手間と時間はかかるけれど国際郵便為替でオーダーするのが一番安く済ますことが出来るのかもしれない。


最近はタイイングの方も相変わらずコツコツとだけれど続けている。
やっと"Interaction 2017"、"Snaelda 2017"に続き、"Fascination 2017"を巻き始めた。


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Conehead tube fly "Snaelda 2017" variant damaged banana remix


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Conehead tube fly "Fascination 2017" variant White and red tail


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Conehead tube fly "Fascination 2017" variant Smoky tan & Lt. olive
カラーにマラブーを3〜4回転ハックリングしているけれど、
インナーにはPolar Reflector Flash Olive Brownと
UV Polar Chenille Rusty Copper UVをそれぞれ2回転ずつハックリング。
この組み合わせはとってもお気に入り。あとはアクセントとしてピンテールかな。


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Conehead tube fly "Fascination 2017" variant Black and orange tail
これまで巻いてきたよりも少しスリムにタイイング。


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Conehead tube fly "Fascination 2017" variant Pink and purple(Wild Raspberry hard dub mix)


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by slowfishing-yun | 2017-03-05 21:56 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(2)
2017年 02月 25日

<Episode #312> Snaelda 2017 / チューブフライのタイング・・・2

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年明けに東京へと足を運んだ際にお会いしたKAZUYAさんからブログで"Snaelda"のタイイングを紹介して欲しいというリクエストがあった。
だから今回のポストはKAZUYAさんからのそんなリクエストに応えたものになるのかもしれない。

僕が"Snaelda"という名前のチューブフライをネット上で見かけたのは随分と前の話になるのだけれど、
確か主にアトランティックサーモンを釣るのに使うフライだったと思うし、かなりユニークと思えるような形状をしたフライだったかな。
そんな"Snaelda"がなかなか面白くって、僕なりにアレンジを加え"アメマスロケット"という名前のフライを以前に巻いたこともある。
アメマスには思いのほか好評だったけれど、テイルの素材にスードゥーヘアを使っていたので、スードゥーヘアがフックに絡みやすく、
結局しばらく使ったあとにだんだんと巻かなくなっていっただろうか。

昨年からSNSのひとつであるFBを始めるようになり、海外のタイヤーがアップするフライの写真を毎日のように目にするようになった。
そんな中でやはり頻繁に僕が目にするチューブフライのひとつが"Snaelda"だったかもしれない。

昨シーズンから北海道内でのさまざまな本流でも、この"Snaelda"をアレンジしたパターンを結ぶことが多くなった。
実は僕自身、オリジナルの"Snaelda"を手にとって見たことがないので、あくまで僕なりのアレンジを加えたバリエーションのひとつとなる。
本家の"Snaelda"にもさまざまなバリエーションが存在するようだから、いろんな楽しみ方があってもよいのではと思っている。

本家の"Snaelda"はさておき、僕が巻く"Snaelda 2017"はどちらかというと、
コーンヘッド仕様のウーリーバガーをチューブフライにアレンジしたパターンの延長上のイメージでとらえていただけると分かりやすいかな。
どちらにしても、"Interaction 2017"と同様に今回もマテリアルのボリュームを極力控えめにして、
シンプルかつスリムをテーマに、さらにマテリアルの動きの良さがフライに表現できればと思っている。


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テムズやタックルマックで購入したチューブフライタイイング用の安価(700円前後?)なアタッチメント(インド製?)をバイスにセット。
東急ハンズで購入した外径2.1mm×内径1.5mmのブラスパイプをカッターナイフで1インチにカットし、アタッチメントにセッティングする。
カットしたブラスパイプのエッジのバリは、100均のダイヤモンドやすりなどであらかじめ整えておく。
このアタッチメントはオリジナルのままだとタイイング中にブラスパイプがクルクルと回転してしまうので、
こちらのように100均のダイヤモンドヤスリなどでV字にカットし、3点でホールドしてからは、
タイイング中にパイプがクルクルと回転してしまうトラブルは皆無となりストレスが減っただろうか。
ちなみにブラスパイプはニードルのストッパーとの間に数mmほどのスペースを取ってホールドすると最後のフィニッシュが楽になる。


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8/0のスレッドで簡単に下巻きを施す。
フックとなる管付きチヌ針5号とのジョイントに使用するシリコンチューブをブラスパイプの後端に装着するので、
ブラスパイプの後端の5~7mm程度のスペースを空けておく。
ちなみにシリコンチューブは外径2.5mm×内径1.5mmのものをこちらで購入している。


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シェニールを取り付け、2回転させてスレッドで固定し、ダビングボールとする。
今回はアングルのフローセント・オレンジ、503、サイズ#0のシェニールを使用した。
いろいろと試行錯誤した結果、このサイズのシェニールは2回転が一番バランスが良かったと思う。
フライのカラーリングによっては、他の色のシェニールを使ってもよいだろう。
もちろんお好みのダビング材でダビングボールを作るという方法もある。


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Spirit River社のパルマーシェニールを1回転させる。
今回は黒を使ったが、ピーコック、パール、オレンジ、ホットピンク、チャートリュースを使うこともある。
個人的にあまりパルマーシェニールの巻き数は増やさない方がよいと思う。
経験的に1回転がベストのバランスだっただろうか。


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一つまみ(おおよよ爪楊枝2本分ぐらい?)のバックテイルを切り出して先端を整え、
先ほどのシェニールで作ったダビングボールの前方でフレアさせながらスレッドで固定する。
今回は黒のバックテイルを使用したが、お好みの色のバックテイルも使用可能。
ホントオレンジやイエローなど数色をミックスしてみるのも面白い。
また軽くスレッドで数回巻き留めたあとに爪や指先を使うと、比較的均等にバックテイルをフレアさせやすいかも。


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両サイドに4本ずつのフラッシャーを取り付ける。
多過ぎてもバランスがよくないが、2~4本程度がバランス的にはいいように思う。
今回はTOHO社の超!ケイムラ・ホワイトのツイストタイプを使用した。
フライによってはシルバーやオレンジのフラッシャーを使うこともある。


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マラブーを先端から巻き留め、ファイバーを後方へ倒しながら、3回転ハックリングさせる。
今回は黒のマラブーを使用しているがお好みのカラーで。
またダビングループにマラブーを挟んでツイストすることもあるけれど、その場合もハックリングは3回転までとしている。
マラブーもボリュームが多くなり過ぎるとかえって動きが悪くなる印象が強い。
またマラブーのファイバーが長すぎて整える場合も、決してシザースは使わず、指で不均一にちぎるようにしている。


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片側のファイバーを取り除いたファイバーが長めのマラードフランク(ホットオレンジ)を先端から巻き留め、2回転ハックリング。
各色に染められたシルバーフェザントボディフェザーやソフトハックル、コックフェザントランプ、ピンテイル、ギニアを使うこともある。
ただしこの場合もハックリングの回数を多くし過ぎてボリュームを増やし過ぎないように心掛けている。


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ファイバーが長めの黒のコックフェザントランプを先端から巻き留め、3回転ほどハックリングする。
こちらも各色に染められたシルバーフェザントボディフェザーやソフトハックル、ピンテイル、ギニアを使うこともある。
ただしこの場合もハックリングの回数を多くし過ぎてボリュームを出し過ぎないように心掛ける。
ボリュームが増えそうな時は、巻き数を減らすか、あらかじめ片側のファイバーを取り除いてからハックリングする。


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コパーもしくはゴールドのワイヤー(Mサイズ)を取り付ける。

片側のファーバーを取り除いたスペイハックル(シュラッペン)を根元から巻き留める。
フライの先端にいくほどハックルのファイバーを長くしたい場合は、ハックルを先端から巻き留めることもある。
今回はホットオレンジのスペイハックル(シュラッペン)を使用したが、各色のコックサドルハックルを使うこともある。
ファイバーを長くしたい場合はスペイハックル(シュラッペン)を使用し、
ファイバーをウーリーバガーのように短く張りのあるようにしたい場合はコックサドルハックルと、両者を使い分けている。
また鮭稚魚などをイメージした場合は、グリズリーのハックルを使うこともある。


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ボディとなるシェニールを幾分タイトに巻き留める。
今回はアングルのスペックルド・クリスタル・シェニール(フローセント・オレンジ、503/PL、サイズ#2)を使用した。
他にもブラック&ゴールド、100/GO、サイズ#2のシェニールも使用頻度が高いだろうか。
もちろんお好みのカラーのダビング材でボディを作ってもよいだろう。
カラー部分の作製のためにブラスパイプの先端には数mmほどのスペースを空けておく。


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スペイハックル(シュラッペン)もしくはサドルハックルを等間隔に前方に向けてハックリングしていき、スレッドで巻き留める。
次にコパーもしくはゴールドワイヤーでカウンターリブ。
この際にワイヤーに巻き込んだハックルのファイバーはニードルや歯ブラシなどを使って丁寧に掻き出しておく。

オリジナルの"Snaelda"はボディハックルがなく、ラウンドティンセルがボディにリブされているだけの事が多い。
一方で僕が巻く"Snaelda 2017"の場合は、このボディハックルが欠かせないパターンとなっている。


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ファイバーが長めのコックフェザントランプを3回転ほどハックリング。
次にグリズリーソフトハックルをファイバーの長い根元側から2~3回転ハックリングする。
そして先端から巻き留めたピンテイルを2回転ほどハックリングしてフィニッシュ。
マテリアルの組み合わせや配色は、各人のお好みの組み合わせで。

別のアレンジとして、Polar Reflector FlashやSenyo's Aqua Vell、それにUVポーラーシェニールなどを
1〜2回転ハックリングするというのもアクセントとなって面白い。
タイイングの最中に残りのタイイング・スペースが少なくなってきたら、
指でグイグイとマテリアルを後方へと押し込むというか滑らせると、若干スペースが出来るかも。


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フライをアタッチメントから外し、ブラスパイプの先端からTOHO社の0.6mmのフィックスパイプを差し込む。
フィックスパイプの先端をライターであぶり、抜けないようにコブを作る。
先端からタックルマックの5mmのコーンヘッドを差し込み、3mmほどの長さで残したフィックスパイプの先端をライターの火であぶる。
0.6mmのフィックスパイプはライターであぶると穴が閉じたり細くなるので、
最後にフィックスパイプの両端にニードルを差し込み、ティペットが通りやすいように穴を広げておく。
ただしこの場合、ニードルを抜く際にはフィックスパイプが伸びないように爪で押さえるなど細心の注意が必要となる。


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最近は"Snaelda 2017"のさまざまなバリエーションを巻いているけれど、やはり一番使用頻度が高くなりそうなのは、
ブラック、ブラック&オレンジ、オリーブ&ブラックなのかもしれない。
でもやはり少しぐらいはタイイングに何かしらの遊び心を加えたいものだと常々思っている。

そんな私は、鮭稚魚やワカサギをイメージした"Snaelda 2017"をタイイングしながら、次のアイデアを考えている次第。


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by slowfishing-yun | 2017-02-25 20:49 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(6)
2017年 02月 15日

<Episode #311> Interaction 2017 / チューブフライのタイング・・・1

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僕が本流でチューブフライをメインに使用するようになって、かれこれ10シーズン以上が経とうとしている。
もっぱらコーンヘッド仕様のプラスチックパイプを使ったチューブフライがメインだけれど、
ここ最近は外径2.1mmのブラスパイプを使ったコーンヘッド仕様のチューブフライも使うようになっただろうか。

本流のオフシーズンにはタイイングバイスの前に座り、これまでの経験を踏まえて新しいアレンジを考える毎日。
振り返ってみると、やはり僕が巻くチューブフライも少しずつバージョンアップというか変化してきているように感じる。

そこで僕自身の整理の意味も含めて、これから数回に分けて最近の僕なりのチューブフライのタイイングを紹介してみようと思う。
何かしらのお役に立てればよいのだが、あくまで我流のタイイングであることをくれぐれもご容赦いただきたい次第。

今振り返ると、これまで巻いてきたフライはどちらかというとデコレーションが多すぎたかなという感があるけれど、
最近の僕の中でのタイイングのテーマは、スリムかつシンプルというもの。
もちろんコストパフォーマンスは、タイイングに関しての最重要課題だったりするの変わりはない。
それらを踏まえて、"Interaction 2017"、"Snaelda 2017"、それに"Fascination 2017"を紹介していこうと思う。


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以前はテムズやタックルマックで購入した700円前後と安価なインド製(?)のチューブフライ専用の
アタッチメントを使っていたけれど、タイイング中にフライがクルクルと回転してしまうことがあり、
最近は主にこちらのテーパーの付いたニードル状のアタッチメントを使っている。
バイスにプロスポーツフィッシャー(デンマーク製)のプロ フレキシニードル(S)を挟み、
1インチにカットした1.5mmのフィックスパイプ(片側は斜めにカット)と
1.5cm程度にカットした0.8mmのフィックスパイプを差し込む。
フィックスパイプは基本的に赤が好みだけれど、黒もなかなか使えたりする。


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2つのフィックスパイプの接合部分をスレッドでしっかりと留めたあと、瞬間接着剤を数滴塗布する。
さらにその接合部分に0.25のリードワイヤーを5から7回転巻く(今回は6回転とした)。
リードワイヤーがずれないようにスレッドでしっかりと留め、スレッドを後端に移動させる。
フライが完成後にフィックスパイプの後端からフックを差し込むので、8mm程度の余裕を持たせる。


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後端にコパーもしくはゴールドワイヤー(Mサイズ)をスレッドで取り付け、次にボディを作る。
コストパフォーマンスを検討しながらボディ材にはいろんなものを使うけれど、今回はブラック/ゴールドのシェニールを使った。
ただ"Interaction"に関しては、ボディを出来るだけ太くしたくないので、シェニールのサイズは一番細いサイズ#0を使う。
ボディ材に使えるマテリアルにはさまざまなものがあるので、いろいろ探してみるのも面白い。
時には手芸店で購入した"にしきいと"を使うこともあるし、メタリックなフラットティンセルを使うこともある。


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ラビットストリップの先端をリードワイヤーの後半に巻き留める。
ラビットストリップのスキンが厚い場合は先端のスキン下面をシザースなどでカットして薄くしておくと、段差が少なくなるだろう。
ラビットストリップのファイバーを水で少し濡らし、ニードルでスプリットしやすくしておく。
ボディの後端でラビットストリップに後方へとテンションをかけながらコパーワイヤーを3回転させ、ラビットゾンカーを留める。


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ラビットストリップのファイバーをニードルでスプリットしながら、コパーワイヤーを等間隔でリブしていく。
そしてスレッドでしっかりとワイヤーを固定してカットする。
"Interaction"の一番の特徴はラビットゾンカーをボディに固定していることだろうか。
海外のアトランティックサーモン用のチューブフライには、頻繁にラビットストリップを使っているフライを見かけるけれど、
ほとんどのフライのラビットストリップは先端だけが留められたフリーの状態となっているようだ。
ストリーマーフックに巻いたゾンカーで、ラビットストリップをフリーにして巻かないのが一般的なように、
フライの沈下時にラビットストリップとボディとが離れてしまわないのは、とても重要なことのように僕には思えるのだが・・・。


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お好みのシェニールをスレッドで巻きとめ、2回転ハックリングさせたあとスレッドで留める。
今回はSenyo's Aqua Vell Chenille Chocolate Covered Cherryを使ってみた。
ちなみに他のカラーでは、Wild Raspberryも好きなカラーのひとつ。
最近はヘアライン社からさまざまなシェニール、特にキラキラしたメタリックなシェニールがたくさん出ているので、
それらのシェニールの組み合わせを楽しむのも面白いと思う。


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そのさらに前方にお好みのシェニールをスレッドで巻きとめ、2回転させたあとスレッドで留める。
今回はPolar Reflector Flash Olive Brownを使ってみた。
このPolar Reflector Flashはなかなか使えるマテリアルで、最近の僕の中での必須マテリアルとなりつつある。
特にこのOlive Brown以外に、Blue、Hot Orange、Oliveな使えるカラーだと思う。


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ゴールデンフェザント・ティペット(今回は赤に染められたもの)を先端から巻きとめ、2から3回転ハックリング。
フライ全体をスリムにしたい場合は、2回転ぐらいのハックリングがお勧め。
今回は赤に染められたゴールデンフェザント・ティペットを使ったけれど、ナチュラルだけでなくホットオレンジ、ホットピンクもよく使う。
個人的にはナチュラルとホットオレンジの使用頻度が高いだろうか。


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両サイドにTOHO社の超’!ケイムラ・ホワイトのストレートタイプのフラッシャーを数本ずつ取り付ける。
かなりコストパフォーマンスのよいフラッシャーで、少量でもとても良いアクセントとなるような気がする。
ここ最近のお気に入りマテリアルのひとつだろうか。

これまでのタイイングに際して、時折り巻き終えたマテリアルを水で濡らして後方に倒しておくと、
マテリアル同士が絡み合わず、タイイングがスムーズにいくようだ。


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余分な根元のハックルを取り除いたスペイ・サドル・ハックルを根元側から取り付け、
数回転ハックリングさせた後、スレッドで巻き留める。

これまではマラブーを先端から取り付けて数回ハックリングしたり、
余っていたマラブーをダビングルールに挟んでツイスト後にハックリングしていたけれど、
今回はボリュームを控えたいので出番の少なかったスペイ・サドル・ハックルを使用してみた。
マラブーを使用した場合も、ボリュームを控えたい時は2回転ぐらいがベストかもしれない。
今のところスペイ・サドル・ハックルは黒とホットオレンジの出番が多い。
ファイバーが予想よりも長い場合は、シザースを使わず指でちぎったりしてファイバーの長さを調整している。


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ファイバーが長めのコックフェザント・ランプの黒を先端から取り付け、3回転ほどハックリングする。
僕にとって黒のコックフェザント・ランプは一番使用頻度が高いマテリアルかもしれない。
コックフェザント・ランプには他にも色はあるけれど、黒とダークオリーブを使用することが多いかな。

この時点で別バージョンのフライでは各色に染められたシルバーフェザンド・ボディフェザーやソフトハックルにピンテール、
それにギニアなどを組み合わせることが多いけれど、あまり巻き数やマテリアルの数を多くするとボリュームが出過ぎるので、
全体のバランスを見ながらそれぞれのマテリアルのハックリングの回数を決めていくのがよいようだ。


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チューブの先端からタックルマックのブラス製のコーンヘッド(5mm)を差し込む。
ヘッドを黒くしたい場合はこの時点でマッキーなどの油性マジックの黒でコーンヘッドを塗りつぶしている。

これまでUOSO社や他メーカーの着色されたコーンヘッドをも使ったけれど、ボトムや岩盤のエッジにタッチすると、
塗料が欠けたり剥がれたりしてカッコウ悪いので、今では油性マジックを使用することがほとんど。
油性マジックは使用していると色が薄まることがあるので、釣行後にももう一度油性マジックで重ね塗りをしたりするとよいだろう。


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コーンヘッドを差し込んだ後、先端から出たプラスチックチューブを2mmほど残してカットする。
先端をライターで炙って溶かし、プラスチックチューブの先端の穴が細くなったら、ニードルを差し込んで穴を広げておく。

最後の処理として、テイルのラビットストリップの後端をシザースでくさび状にカットしておく。
この方がフライの後端のマテリアルのバランスがよくなるし、若干動きもよくなるようだ。
また後端のラビットストリップのスキンが厚い場合もシザースなどで薄くしておくと、さらに動きがよくなる。
こういう手間隙も大事なので、是非お試しされてみてはどうかと。


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上のフライはパープルのラビットストリップを使った"Interaction 2017"。
Senyo's Aqua Vell ChenilleのWild Raspberryとパープルのラージクリスタルハックルをそれぞれ2回転ずつ。
ピンクのゴールデンフェザント・ティペットとホットピンクのソフトハックル、
それに黒のスペイ・サドル・ハックルと黒のコックフェザント・ランプを使ったもの。

下のフライはオリーブのラビットストリップと黒に塗ったコーンヘッドを使った"Interaction 2017"でちょっとお気に入りのフライ。
ラスティコパーのUVポーラーシェニールとPolar Reflector Flashのオリーブブラウンをそれぞれ2回転ずつハックリング。
ナチュラルのゴールデンフェザント・ティペットとダークオリーブのコックフェザント・ランプ、
それに黒のスペイ・サドル・ハックルと黒のコックフェザント・ランプを使ったもの。

最近は派手な色彩のフライよりも、よりナチュラル系の色彩のフライのを好んで巻くことが多い。
もちろん定番のブラック&オレンジやWillie Gunnは外せないカラーだけれども。

最後に僕が巻く"Interaction 2017"の全長はおおよそ7cm前後と小型のミノーサイズといったところだろうか。
どちらにしても、最近はスリム&シンプルをテーマに巻いている。


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by slowfishing-yun | 2017-02-15 21:22 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(2)
2017年 01月 28日

<Episode #310> フライ健忘録・・・6 / Willie Gunn 2017

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最近も少しずつだがフライを巻きためている。
とにかく飽きっぽいからけっしてたくさんの数を一気に巻くことが出来ず、あくまでも少しずつである。
とりあえずは"Interaction"から。
次にブラスパイプを使った"Snaelda"、そしてマラブーをメインに使った"Fascination"と続く予定。

このところの僕のお気に入りは、"Interaction"のWillie Gunn 2017。
サンバーストイエローのソフトハックルと数年前に買ったブラック&オレンジのヘンサドルハックルの組み合わせが特にお気に入り。
多くの方が巻かれるクラシックなサーモンフライを遠くから眺めてみると、さまざまなマテリアルでイエローが使われているのに気付く。
これまでイエローをタイイングの際にあまり使うことはなかったけれど、最近は使う頻度が増えたかもしれない。
実際に効果的なのか同化は、今シーズンの本流で検証してみようと思っている。
ブラック、オレンジ、イエローの組み合わせは、なかなか悪くはないように思う。

あとは"Interaction" Willie Gunn (Chartreuse mix)やB.B.R(Black,Blue,Red)もお気に入りのフライのひとつ。


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派手な色合いのフライを巻いていると、何気なくふと、よりナチュラルな色合いのフライを巻きたくなるものなのかもしれない。
オリーブグレーとブラックのゾンカーストリップを使って、本流で一番結びそうな"Interaction"を巻いてみた。
今シーズンはグレーオリーブやライトオリーブの"Interaction"を本流でスイングさせてみようと思う。
特に岸際や岩盤のエッジにウグイの稚魚の姿を見た時にはスイングの最後まで丁寧にターンさせてみたいと思っている。

タックルマックのコーンヘッドを油性マジックで黒に塗り、オールブラック仕様の"Interaction"も巻いてみた。
予想よりもかなり個性的で、本流の中ではかなり目立つかもしれない。


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最近のお気に入りは東邦産業(TOHO)のケイムラ(蛍光ムラサキの略?)仕様のフラッシャブー。
お値段はかなり格安で、サイドに取り付けると非常にアピール度が増すように思う。
ABUさんが好まれるオレンジピンクの小さなスプーンのように、僕もケイムラのフラッシャブーを多めにして巻いてみた。
確かに水に濡らすとパールカラーの輝きが一段と増すようだ。
ABUさんに習って、本流の流れをゆっくりとスイングさせてみようかなと思っている次第。


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by slowfishing-yun | 2017-01-28 15:06 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(0)
2017年 01月 15日

<Episode #309> フライ健忘録・・・5 / Green HighlanderとBlack&Blue

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最近は外径2.1mmのブラスパイプを使った"Snaelda"といったコーンヘッド仕様のチューブフライを巻くことが多かったけれど、
テムズの新春セールや東京出張の際に立ち寄った渋谷のSANSUIや水道橋のHERMITで購入したマテリアルを使って、
久しぶりに"Interaction"スタイルのチューブフライを巻いてみることにした。

真冬の寒波が居座る北海道ではフィールドへの道のりがさらに遠く感じられるから、しばらくはタイイングシーズンが続くことになりそうな予感。


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まずは以前から一度はチューブパターンにアレンジして巻いてみたいと思っていた"Green Highlander"から。

(1) ゾンカーストリップはTackle Macの虎縞(イエロー・オレンジ・ブラック)

(2) ボディはお好みのグリーンとイエロー(今回はゴールドを使用)のマテリアルでスリムに仕上げる。

(3) ゴールドのUVポーラーシェニールとチャートリュースのラージクリスタルハックルをそれぞれ2回転ずつハックリング。

(4) ゴールデンフェザントティペット1枚をハックリング。

(5) HERMITで購入したハイランダーグリーンのシルバーフェザントを2回転ハックリング。

(6) 渋谷のSANSUIで購入したMETZのソフトハックル・サンバーストイエローをハックリング。

(7) テムズの新春セールで購入したチャートリュースのシルバーフェザントを2回転ハックリング。

(8) 最後にテムズの新春セールで購入したピンテールを2回転ほどハックリング。


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本流レインボーがグリーン&イエロー系のフライを好んでくれるかどうかは分からないけれど、今シーズンは少し試してみようかなと思っている。
本来の"Green Highlander"とはあまり似ていないかもしれないけれど、そのあたりは自己満足ということでご容赦を。

年末にテムズで購入したHARELINE社のPolar Reflector Flash Blueというシェニール系のマテリアルは、
ブルー系のマテリアルが市場にそれほど出回っていない中でなかなか使えるマテリアルだと思う。
そこでテムズの新春セールでSpirit River社のUV2 グリズリー・ソフトハックルのキングフィッシャーブルーを購入したこともあり、
それらのマテリアルを使ってブラック&ブルーの"Interaction"を巻いてみた。

今回の2つのフライはどちらもダビングループでツイストしたマラブーをカラーにハックリングすることを省略することにした。
フライ自体が少しスリムになることを期待してのことだけれど、フィールドテストを通してもしも必要性を感じたら、
マラブーを付け足した別バージョンをまたタイイングしてみようと思う。


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by slowfishing-yun | 2017-01-15 14:09 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(0)
2017年 01月 01日

<Episode #307> Conehead&Brasspipe Tube Fly / Snaelda variant

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年末年始はタイイングバイス周りの掃除や整理もしないで、のんびりとフライタイイングに勤しんでいた。
こういう時間の過ごし方も僕にとってはある意味贅沢な時間の過ごし方だったりする。

最近は東急ハンズで購入した外径2.1mmのブラスパイプを使うことが多い。
カッターナイフでコロコロと傷をつけてポキっと折り、100円ショップのダイヤモンドやすりでエッジの角を研磨する。
インナーには釣具量販店で購入した0.6mmの硬質プラスチックパイプ。
タイイングを始める前に挿入すると、チューブフライ用のアタッチメントのニードルが入らないので、こちらはタイイング終了後の最後の工程として。
コーンヘッドはタックルマックのブラス製の直径5mmの極薄軽量のコーンヘッド。
重量がそれほどないのでフライの沈下速度にはほとんど影響がなく、ただ単に苦手なヘッドの処理をごまかしているためのものかな。


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タイイングするチューブフライはもっぱら"Snaelda"のバリエーションが最近の僕の中での流行。
テイルにはバックテイルを広げて、フラッシャーを両サイドに取り付けたあと、マラブーを3回転ほどハックリング。
ボディにはシェニールで下地を作り、スペイコックやサドルハックルをハックリングしたあとに、ワイヤーでカウンターリブ。
フロントカラーにはポーラーシェニールや最近お気に入りのHARELINEのメタリックなシェニールなどを組み合わせて。
あとはギニアやコックフェザントランプ、それにソフトハックルなどで最後の微調整。

もっぱらのメインカラーはやはりブラック&オレンジだけれど、なんだかグレーオリーブも良いよという話も聞こえてくるから、
近いうちにグレーオリーブのマラブーが手に入ったら、またいくつか試行錯誤しながら巻いて見ようと思っている。


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by slowfishing-yun | 2017-01-01 15:58 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(4)
2016年 12月 29日

<Episode #305> フライ健忘録・・・4

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僕にとっての今シーズンのフィールド釣行はいよいよもってシーズンオフだけれど、それでも気が向いた時にはタイイングバイスの前に座り、
来シーズンに向けてのフライのアイデアなんかを考えたり練ったりする。

写真のフライは12月初めに巻いたSnaelda・パターンのWooly・BuggerとG.P.のバリエーション。
どちらも1インチにカットしたブラスパイプを使って少し小型に巻いてみた。

これまでの"Interaction"や"Fascination"に続き、最近は"Snaelda"パターンのチューブフライを巻くことが多くなった。
特にFBやInstagramを始めてみて、コマーシャルやプライベートにかかわらず、海外の方が巻くフライにインスパイヤーされることが多い。
それにしてもいろんなタイプのフライタイヤーがおられて、つくづくユニークで個性的なフライを巻かれるものだと思う。

"Snaelda"に関してはボトルチューブで巻くのが本来のスタイルだけれど、僕の場合はブラスパイプやプラスチックチューブで巻くことがほとんど。
何しろこちらの方がコストパフォーマンスに優れているから・・・笑。
それにオリジナルではテイルに巻くことが多い4本のストークは、もちろん今回も省略。

今回は、"Snaelda"パターンのタイイングに役立ちそうな動画をいくつか。
是非冬休みの楽しみにいかがかなと。


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by slowfishing-yun | 2016-12-29 17:39 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(0)
2016年 09月 28日

<Episode #287> Snaelda variant

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"Snaelda" variant、プラスチックチューブ&ブラスチューブ

数年前にアトランティックサーモン用の"Snaelda"というフライをアレンジして、「アメマスロケット」というフライを巻いたことがある。
その時はTIEMCOのプラスチックチューブを使って巻いてみたのだけれど、厳寒期での使用となるとプラスチックの柔らかさが失われ、
キャスト中に2種類のチューブの結合部が折れて、フライがバラバラになってしまうというトラブルが何度かあった。
それとテイルにはスードゥーヘアをダビングループでツイストしハックリングしたのだけれど、
スードゥーヘアの動きは良いもののテイルのフックに絡んでしまうというトラブルのため、結果的にフライの使用を封印したという経緯がある。

今シーズンになって僕の中で"Snaelda"というフライのブームが再来したかもしれない。


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プラスチックチューブとブラスチューブの2パターンでタイイングすることにした。
プラスチックチューブにはリードワイヤーを巻いてウエイトとし、ブラスチューブには追加のウエイトは入れないようにしている。
ちなみにブラスチューブ(ブラスパイプ?)は1インチの長さでカット。
先端のコーンヘッドはタックルマックの5mmのものでほとんどウエイトとしての機能は果たしていないと思う。

「アメマスロケット」との大きな違いは2点あるだろうか。
まずはボディの全長を幾分短く仕上げていること。
それとスードゥーヘアなどのシンセティックマテリアルをあまり使用していないことの2点。

テイルエンドにシェニールかダビング材でダビングボールを作り、パルマーシェニールを2回転ハックリング。
数本のフラッシャブーを入れることもあるが今回は省略。
ダビングボールの前方でバックテイルを全体にフレアーさせ、マラブーを3回転ハックリング。

シェニールもしくはダビング材でボディを作り、片側のファイバーを取り除いたサドルハックルをハックリング。
さらにワイヤーで補強の意味を兼ねてカウンターリブ。

フロントハックルはお好みのカラーのソフトハックルやコックフェザントランプなど。
ホットレンジに染められたシルバーフェザンドボディフェザーを使うこともある。

"Snaelda"はシュリンプをイメージしたフライだと僕は思っているけれど、それはさておき、
今のところ本流ではレインボーにも気に入ってもらえているので、もう少しフライを巻き足そうと思っている次第。


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by slowfishing-yun | 2016-09-28 19:11 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(0)