カテゴリ:Fishing Reports( 127 )


2016年 04月 10日

<Episode #193> A windy day / Tokachi river

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ゴーゴーと普段は聞き慣れない海鳴りが、まるで地響きのように絶え間なく耳元で響いていた。
干潮の時刻を過ぎると風向きが変わり、帽子が吹き飛ばされそうなぐらいの強風が吹き始める。
翌日の朝刊には、確か広尾町で最大瞬間風速が25m/s以上だったと書かれていた。
toritoriさんの案内で僕が初めて訪れた十勝川の河口域、先週に引き続き、台風並みの強風に翻弄された一日だった。



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アングラーにとってライズやボイルといった視覚的刺激は、いつものリズムを何かしら乱すものなのかもしれない。
ギリギリのキャストレンジの範囲で、ゴボっ、ゴボっとアメマスがボイルするたびに、次のリトリーブで訪れる衝撃を期待するのだけれど、
なかなかそうは期待通りに事が運ばないのはいつものことなのかもしれない。
ラインやティップのシンクレートに迷い、さらにティペットの先に結ぶフライにも迷う。


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プロポーションの素敵なグッドサイズのアメマスに出合うというアングラーの期待は、果敢なく次の機会までお預けとなった。
今度訪れる時はシンクレートの高いフルシンクのスカンジSHが巻かれたリールを忘れないようにしよう。
そんな事を思いながら、吹き荒れ始めた強風に押されるように河口のポイントをあとにした。
相変わらず、オリーブ色を薄めたような十勝川の天候は目まぐるしく変わるのである。


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友人たちと相談の末、帰りがてら十勝川の中流域の様子を見ておこうという事になる。
前夜の降雨と雪代の流入により若干の濁りはあるものの、フライをスイングさせるのには問題はないようだ。
上流からの風は強いものの、河口域で感じたほどではない。
この早春の時期にネオプレーン製のウェーダーを通して感じる流れの強さと冷たさに、不思議な心地良さを感じてしまった。


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この低い水温の中、トラウトがスイングするフライに本当にリアクションしてくれるのか、僕にはさっぱり分からないけれど、
傾き始めた早春の太陽の日差しを浴びならが、フライを流れの中でスイングさせられただけで気持ちが良かった。
ティペットの先に少しでも目立つようにと派手な色合いの"Interaction"を結んでみる。
ティップはさしずめ15フィートのT-14。

アミーゴポイントに差し掛かるずいぶんと手前で、スイングするフライに一瞬何かが触れたけれど、その後は続かなかった。
きっとボトムだったのだろう。そう思うことにする。

日陰にはまだ僅かだけれど残雪が忘れ物のように残されていた。
フィールド全体に溢れんばかりの生命感が宿るようになったら、またお気に入りのロッドを手に訪れてみようと思っている。
                                                               60.08

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by slowfishing-yun | 2016-04-10 22:26 | Fishing Reports | Comments(4)
2016年 04月 03日

<Episode #191> 強風の中で / 後志利別川

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僕の中で1年に一度ぐらいは訪れたいフィールドがある。
それは時々TVの釣り番組でも鮎釣りのフィールドとして紹介される、道南を流れて日本海へと注ぐ後志利別川。
魚の数はそれほど多くはないけれど、タイミングさえ良ければ海アメのようなコンディションの良いアメマスに出合えることがある。
とにかくこの本流で出合うアメマスは、道東など他のフィールドで出合う顔の比較的大きなアメマスとは違って、
流線型で筋肉質なボディとは対照的に顔が全体的に小さいのである。
理由は定かではないけれど、もしかしたら餌が豊富な海とを何度も行き来しているからなのかもしれない。


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流線型の筋肉質なアメマスも素敵だけれど、やはりこの地を訪れたくなるのは、少しだけ早く春の訪れを感じることが出来るからかな。
芽吹き始めた新黄緑色のフキノトウにどこかのどかな春を感じるヒバリの囀り、それに岸際を泳ぐ鮭稚魚。
もちろんそれだけではないのだろうけれど、毎年訪れる度に何かしかの春の兆しを感じることが出来るのが楽しみのひとつ。
それにしても、今年初めて訪れた道南のフィールドだったけれど、風速10m/s以上の風がずっと吹き続けていた。


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新しいオールブラックのサラシオーネに同じく新しいスカジットコンパクト540grを巻いた。
やはり卸し立て新品のラインはフレキシブルで滑りも良くって気持ちがいいものだ。
ティップはさしずめ15フィートのT-14、2.5号のフロロのティペットは少し長めに2mほど。
フライはグレーオリーブのコーンヘッドチューブフライ"Interaction"。
今年の鮭稚魚シーズン、僕のメインになりそうなフライで、相変わらずラビットストリップの波動のような動きは魅力的。


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ウェーディングしていても、前にのめりそうになるぐらい上流からの突風が吹き付ける。
キャストの際にロッド操作に支障が出るぐらいの強風。
きっと明日は右腕が筋肉痛になっているだろう。
何しろフィールドでは僕の他にツーハンドのフライロッドを振っているアングラーには出合わないぐらい風が強かったから。

朝から数えて4ヶ所目のポイントにウェーディングする。
午後からさらに風が強まり、風の吹き方はまるでリズムがつかめない息遣いといった感じ。
2ヶ所目のポイントでは岸際を泳ぐ鮭稚魚の姿を見たから、少しだけアメマスへの期待感が高まったけれど、
強風の中でキャストし続けながら「今日は厳しいなあ」とポツリと独り言のように出た自分の声に、ちょっと驚いたりもした。
そろそろ、今日アメマスに出合えなかったいい訳でも考え始めようかとしている時、
対岸近くに着水したフライがスイングを始めてしばらくすると、不意にラインを通して躍動感が伝わってきた。
決して激しくはないけれど、ロッド全体が心地良くバイブレーションする。
小振りなアメマスだったけれど、このコンディションの中で僕のフライを見つけてくれただけで嬉しかった。
ネットを差し出す前にヘッドシェイクでこのアメマスとはアディオスしてしまったけれど、
おかげで最後にカーゴルームカフェで淹れたいつものイタリアンローストのコーヒーが、すこぶる美味しく感じられた。
早春の後志利別川、風は相変わらず強いままである。
                                                           3.33→3.28

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by slowfishing-yun | 2016-04-03 19:55 | Fishing Reports | Comments(6)
2016年 03月 21日

<Episode #188> 変わる風景

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それにしても長いトンネルを抜けて十勝から日高に移動しただけで、これほどまでに風景が変わるものなのだろうか。
いくつも点在する広い牧場を気持ち良さそうにサラブレッドが走り、雪ひとつ見当たらない早春の風景が僕らの前に広がる。
頭上には青空が広がり、フリース地のグローブさえいらないような暖かさだった。
河畔林の間の地面からは芽吹き始めた小さなフキノトウがあちこちに柔らかな鮮やかさを伴いながら顔を出している。
雪代の混じったほんのりと青白い流れの本流は、まだ目覚めたばかりのように僕には思えた。


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楽しみにしていた友人たちとの十勝川での釣りだったけれど、数日前からの暖気でいっきに本流の水位は50cmは上がり、
水で薄めたミルク少なめのミルクコーヒーのような色を呈して僕らの前を流れていた。
気温こそは氷点下ではなかったけれど、薄い雲で十勝の空はどこまでも覆われ、道東らしい日差しが失われた分、寒さを感じる。
もしかしたら雪代も混じって水温もさらに下がっていたのかもしれない。
いつもよりもブーツの中の足先が冷たさで、さらにジンジンと痺れているような気がしてならなかったから。


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テレメーターの濁度計はメンテナンス中のようで正確には分からないけれど、経験的には70~80といったところだろうか。
もしかしたらこんな濁りの中でも気のよいアメマスが顔を出してくれるかなと期待したけれど、そうは簡単にはいかず、
柔らかいベールを透かしたような風景の中で過ごせただけでも十勝のもうひとつの顔を見ることが出来て良かったと思う。
やがて小さな春の雨粒が空から落ち始めて、川面にいくつもの波紋を作り出していった。


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日曜日は天馬街道を抜けて日高山脈を越え、十勝から日高の本流へと移動することにした。
雪ひとつない春の風景が僕らの前に広がる。
日高では二つの本流を巡り、最初の本流では水位の減水とあまりにもクリアーな流れに困惑し、
ほんのりと青白い雪代が混ざった二つ目の本流で残りの時間を過ごすことにした。
春らしい暖かさに包まれていると、小さな鮭稚魚が岸際を泳ぐ姿が目に入る。


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工房のニックが組んでくれた"Solar Eclipse"を初めて繋いでみる。
想定外の釣行プランだったので、ラインは取り敢えず手持ちのスカジットコンパクト・インター540grに、
ティップは10フィートのT-14の組み合わせでスタートする。
ロッドは長さが短い分思ったよりも振り抜けがよくってシャープな印象。
これはいろんなフィールドで使えるかなと、僕はちょっと嬉しくなってしまう。

フライはオリーブをメインにした鮭稚魚パターンの"Interaction"。
対岸の際にキャストし、流れに乗って下流へと膨らんだスカジットコンパクトに引かれてフライがスイングし始めると、
グンという柔らかい衝撃と共に春の躍動感がロッドへと伝わってくる。
少し痩せ気味だけれど元気の良いアメマスたちだった。

日高の本流で釣りをするのは僕にとって15年以上ぶりになるだろうか。
どこか懐かしさを感じながら新しいロッドの感触を確かめつつゆっくりとロッドを振った。
ロッドを振りながら、今はない「春別」というツブ昆そばが美味しかった小さなバラック小屋のそば屋のことを思い出していた。
                                                               8.58

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by slowfishing-yun | 2016-03-21 17:57 | Fishing Reports | Comments(16)
2016年 03月 13日

<Episode #184> 早春の静寂さの中で / Tokachi river

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遠く離れた国道を走る長距離トラックのタイヤ音が、すぐ耳元で響いているのではないかと思うぐらいの静寂さ。
お気に入りのロッドを片手に冷たい流れにウェーディングした僕は、十勝川の柔らかな流れの音に包み込まれる。
午後になりゆっくりと気温が上がり始めると、岸際で硬く固まった厚い氷から滴る水滴の音までもが聞こえてきそうだった。
早春のフィールドを吹きぬけていく風は一日を通して穏やかそのもの。
フィールドに佇んでいると、ゆっくりと春が近づいてきているのを感じる。
ランニングラインをリトリーブする度にグローブの指先には十勝川の水で出来たシャーベットが出来上がるけれど、
お昼を過ぎたあたりからは、それも徐々に姿を消していっただろうか。


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今回もスノーシューを履いてずいぶんと長い距離を歩くと、すっかり背中は汗だく状態。
でも、潮位の変化から予測して最初に入った下流域のポイントは、残念ながらノーバイト。
雰囲気はすこぶるよくって大きなアメマスからのコンタクトを期待したのだけれど、アングラーの期待だけが空回り。
それでも新しく巻いたチャートリュース&オレンジの"Interaction"の動きには、すっかり満足。
ゆったりとした流れの中でも、バランスを崩すこともなく、しっかりと泳いでくれていた。


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先週に少しアメマスとのコンタクトがあった少し上流のポイントへと車で移動することにした。
午後になっても晴天の時の十勝川らしい上流からの強い風が吹くこともなく、フィールドは静寂さに包まれたまま。
あまりにも静か過ぎて、遠くから響いてくる他のアングラー達の笑い声すらも煩わしく感じてしまうぐらい。

流れの中をキャスト&スイングを繰り返しながらゆっくりとステップダウンするけれど、
ずいぶんと根掛かりが多いので、ティップを15フィートのT-14からRio社のType6に変えてみる。
そして以前の記憶を頼りにフライをチャートリュース&オレンジからブラック&パープルの”Interaction"に結び換えてみた。

ゆっくりと流れの中をスイングするフライに、アメマスが興味を持ってくれ始める。
マーキスに壮大なシンフォニーを奏でさせてくれる十勝川らしい大きなアメマスには出合えなかったけれど、
早春の静寂さの中でエリック・サティの穏やかな小曲を何曲かは耳にすることが出来ただろうか。

今度の週末は、友人たちとのアメマスキャンプ改め平和園キャンプである。
とっても楽しみなのだが、諸事情でもしかしたら参加は難しいかもしれない。
                                                           1.78→1.73

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by slowfishing-yun | 2016-03-13 15:13 | Fishing Reports | Comments(2)
2016年 03月 06日

<Episode #182> 2016年最初のフィールド釣行 / 十勝川

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コツ、コツ、コツとスイングするフライに何かが触れる違和感。
それはまるで緊張感を伴いながら、これから始まる出来事のプロローグを僕に予感させる。
ここで、慌てない、焦らない。
やがて、ゆっくりとバイブレーションし始めるロッド。
でも残念ながらそれはオーケストラによる壮大なシンフォニーというものではなく、
エリック・サティのピアノ小曲集のような穏やかなものだったけれど、
不思議なぐらいに心地良いものだったのかもしれない。


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オホーツク海沿岸に流氷が接岸したことや放射冷却の影響もあるのだろうか。
道東道はトマム周辺で車の外気温計は-18℃を示し、フィールドに着いても、まだ-14℃のまま。
風が穏やかなのが救いだけれど、それでもかなり寒い。
2016年最初のフィッシング・スタートは、道東の太陽の日差しが軽い目眩を覚えるぐらい眩しい午前10時。
それでも、上流からは絶え間なく氷が流れてくる。
今年最初のお相手は、純白のように眩しい小振りなアメマスだった。
そんなアメマスの美しい尾びれを見ながら、僕はほんの少しだけ気持ちが軽くなるのを感じる。


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ロッドはグリップのモディファイを終えたばかりのマイザーの14フィート、6/7番、MKS "Water God"。
ラインはスカジット・コンパクト540gr(インター)に15フィートのT-14。
水位がかなり低かったので、もしかしたらもう少し軽めのティップやフローティングのスカジット・コンパクトでも良かったかな。
リールをなるべく水に濡らさないように細心の注意は払っていたけれど、
それでも少しサイズアップしたアメマスがチャートリュース系の"Interaction"を見つけてくれた時には、
不覚にもスプールがガチガチに凍り付いていたので、ちょっと慌ててしまっただろうか。
ハンドルシャフトが折れなくて良かった(笑)。

それにしても久しぶりに見る道東の太陽が眩しかった。
時折り静寂さの中から渡り鳥の羽音と鳴き声が響いてくる。
やがてお昼前には上流から流れてくる氷の姿も減っていった。

久しぶりにロッドを振り、軽快な躍動感を感じた後の不思議なぐらいに心地良い疲労感。
十勝川らしい大きなアメマスには出合えなかったけれど、僕にとってはちょうど良いウォーミングアップになっただろうか。
フィールドで過ごす時間は、やはり僕にとってかけがえのない時間なのかもしれない。
                                                                1.74

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by slowfishing-yun | 2016-03-06 17:55 | Fishing Reports | Comments(6)
2015年 12月 20日

<Episode #160> ひとり十勝 / solo tokachi

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風が強い一日だった。
夜明けまでにはあと数時間はかかるであろう道東道は、最高速度が50km/hに規制されている。
追分ICを過ぎた辺りから横なぐりの猛吹雪となった。
ヘッドライトに照らされる雪はまるで白いカーテンのよう視界を遮る。
おまけに追い越し車線でトラックに追い越されると、巻き上げられた雪煙が白いスクリーンとなり、視界はホワイトアウト寸前。
危ない、危ない。
清水ICを過ぎると積雪は少なくなったけれど、十勝川に着いた時にはすっかり運転でヘトヘトになってしまっていた。

今シーズンの最後の釣り旅は、アメアスの群れの薄さが気がかりだけれど、やっぱりどうしても十勝川。
さらに今回はのんびりと気ままにひとり釣り旅である。


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気温-5℃の氷点下の中、キリっと引き締まった空気感の中で鼻歌混じりにタックルの準備をする。
頭上には12月の十勝晴れの青空が広がり、時折り十勝特有の上流から強い寒風が吹き降ろした。
S3/S4のフルシンク・スカンジSHの先にはコーンヘッド仕様の"Interaction"、チャートリュース&オレンジ。
下流域らしいゆったりとした流れにキャスト&スイング。
そしてスイングの後半からゆっくりとリトリーブ&小刻みなアクションを加えてフライを動かしてみる。

期待をこめて水深のあるポイントを数ヶ所巡ってみたけれど、残念ながらノー・バイト。
例年なら対岸にたくさんのアングラーの姿を見かけるけれど、今日はツーハンドロッドを振るのひとりのアングラーだけ。
ちょっぴり寂しい僕にとってはシーズンラストの十勝川下流域だったかな。

午後からはtoritoriさんのガイドで少し上流域へと移動する。
前日にtoritoriさんがLサイズの本流レインボーに出合ったというから、僕も思わず期待したけれど、
残念ながら本流レインボー用のエッグパターンのフライが収まったケースは、自宅の引き出しの中。
カリ、カリ、カリとリールから引き出したラインは、スカジットコンパクト・インターに15フィートのT-14のティップの組み合わせ。
ティペットの先には、派手なカラーのフライが並んだケースから取り敢えずコーンヘッド仕様の"Interaction"、ブラックを結ぶ。

toritoriさんに案内してもらったポイントは、シーズン最後を締めくくるには理想的な流れだったかもしれない。
強風が川面をなぞる中、ことさら丁寧にキャスト&スイング、そしてステップダウンを繰り返す。
流芯付近でラインとフライが馴染んだ頃に一度ゴンとバイトがあり、そして岸際近くでもう一度コ、コンとバイトがあった。
でも残念ながらフライをテイクするまでには至らず。

そんな訳で今シーズンの最後の釣り旅は、ひとり十勝川。
本流アメマス、それに本流レインボーも相手にはしてくれなかったけれど、太陽に照らされた河畔林がオレンジ色に染まり、
冬の青空とのコントラストがとても鮮やかだっただろうか。

P.S. そろそろ今シーズン酷使したマイザーロッドの何本かを、グリップのモディファイとメンテナンスのために、
    オレゴンの工房へと里帰りさせようかと思っている。それに写真のCD-Rも送らないと・・・笑。
                                                                2.00

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by slowfishing-yun | 2015-12-20 19:29 | Fishing Reports | Comments(8)
2015年 12月 13日

<Episode #159> 12月の十勝川

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おそらく12月に北海道で鱒釣りを楽しめるフィールドは他にもたくさんあるのだろう。
でも、なぜかしらこの時期になると、やはりこのフィールドに足を運びたいと思わせる何かがあるような気がする。
その理由は、まだ僕の中で明確なものではないけれど、ただ単にロッドを通した感じるアメマスの躍動感だけではないようだ。
もしかしたらやはりあの広大なロケーションと静寂さ、それに何ともいえない空気感なのかもしれない。
すでに、今シーズンの十勝川本流下流域でのアメマス釣りがなかなか厳しいのは経験済み。
それでも友人達ともう一度、12月の十勝川の下流域へと車を走らせることにした。


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フィールドへと足を運ぶ前には、必ずといってよいほど数本はフライを慌てて巻く僕だけれど、今回だけは1本も巻くことがなかった。
14フィート、#6/7番のマイザーMKSにセットしたエナメル塗装を落としたスモークシルバーのセントジョンから
アトランティックサーモンSH、S3/S4を引き出し、ティペットの先にチャートリュースのコーンヘッド仕様の"Interaction"を結ぶ。
パリパリパリと、久しぶりに十勝川の乾いた空気の中で、セントジョンのさらに乾いたラチェット音が響き渡った。


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川幅の広い十勝川の下流域で、僕らが足を運ぶポイントは、大きく分けて2つに分かれると思う。
ゆっくりと気持ちよくウェーディングしていける遠浅で川底がしっかりと安定したポイント。
それに背後がハイバンクになった岸際から急深の川底が泥状で不安定なポイント。

前者はバックスペースも十分あり比較的楽なキャストが可能だけれど、広く探るにはロングキャストが要求される。
後者はバックスペースもほとんどなく、河畔林の枝がストレスとなり窮屈なキャストが要求されるけれど、意外とアメマスは近くにいるようだ。

個人的には、ロッドには申し訳ないけれど、ディープウェーディングの後者のポイントの方が好きだろうか。
何しろこんなキャストにストレスたっぷりのポイントに足を運ぶアングラーは少ないものだから。
それに川底に沈んだストラクチャー周りには、根掛かりも多いけれど、時には大きなアメマスがね・・・笑。


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足を運んだ下流域の後者のポイントは水位も若干高く、今回は結構ギリギリのディープウェーディング。
川底が泥状で不安定だし、時にはストラクチャーが横たわっているから、ステップダウンはとにかく慎重に。

この日の最初のアメマスはキャストしたフライがゆっくりと沈みながらスイングしている時にフライを見つけてくれ、
次の少しサイズアップしたアメマスはスイングの後半からリトリーブを加えた時に、ゴンとフライひったくってくれた。
おそらくこのアメマスは遡上タイプのアメマスなのかもしれない。

12月の十勝川はフィールドに吹く風も穏やかで頭上には青空が広がり、ロッドのガイドも凍ることがなかった。
それでもフィールドからはしっかりと冬の訪れが感じられる。
相変わらず初冬のアメマス釣りの方は厳しかったけれど、不思議と気分の方はすこぶる上々。
次こそは今シーズンのラスト釣行となるかもしれないけれど、さてこればかりはどうなりますことやら・・・笑。
                                                           2.09→2.06

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by slowfishing-yun | 2015-12-13 20:50 | Fishing Reports | Comments(10)
2015年 11月 29日

<Episode #157> 強風の中で / Tokachi river

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週末にかけて北海道の日本海側で急速に発達した低気圧。
天気図に並んだ等圧線の間隔はギュッと狭まり、十勝川では吹き降ろしの風が強いことが容易に想像できた。
道東道のトマムICを過ぎて長いトンネルを抜けると、清水ICまでの下り坂はブラックアイスバーンの凍結路面。
思わず全身に無用な力が入り過ぎたようだ。
分かってはいるが、慣れるまでの間、冬道の運転にはとても神経を使う。
凍った路面で滑り、路肩から落ちた車を何度か見たから、僕も気をつけないと。


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予想通り台風並みに山からの吹き降ろしの風が強かった。
風上に向けて車を駐車し、準備を始める。
この日はありがたいことにガイドが凍りつくということはなかったけれど、
風がめっぽう強いのでグローブが水に濡れようものなら、一気に体感温度が下がる。

ラインはAtlantic Salmon SHのS3/S4がメイン。
予備としてスカジット・コンパクト・インターと10フィートにカットしたT-14の組み合わせを用意する。

経験的に風の影響で濁りが入り難い右岸の2ヶ所のポイントに入ることにした。
どちらのポイントも足を運ぶのは早春以来だろうか。
強風で吹き飛ばされそうになりながら緩んだ雪原の上を歩くと、ポイントに着く頃にはすっかり汗だくになった。


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ドーナツを買いにお昼に立ち寄った茂岩の朝日堂のご主人は、ここ最近のアメマス釣りの状況があまり芳しくない話をされていた。
このタフなコンディションだからしかたがないのかもれないけれど、確かにローカルナンバーの車をほとんど見かけなかった。

アメマスからのコンタクトがないと、凍えて指先がジンジンと痺れた手で何度もフライを交換してしまう。
ラバーレッグをつけたジャバラ・コーンヘッド、"Fascination"、”Interaction"などなど。
それにビロビロのカーリーテールがついた何とも怪しいフライなども。
カラーもチャートリュースにオレンジ、そしてブラックなどさまざま。


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ゆっくりとスイングするフライが、コツ、コツと川底のストラクチャーにタッチするたびに、思わず次はと期待するのだけれど、
結局、体感する寒さが一気に増す日没間近まで、僕のロッドにアメマスの躍動感が伝わるということはなかった。

これまでも期待に反して鱒に出合えなかった日はたくさんある。
もちろんフィールドのコンディションでロッドすら振れなかった日さえも。
でも、一日たりともやっぱり来なければ良かったと思った日はなかっただろうか。
土曜日は、そんな数々の釣れなかった日の一日となった。

この日もアメマスに出合っている友人もいるから、きっと出合えなかった理由は僕の方にあるのだろう。
何しろ釣り師というものは、釣れなかった言い訳を見つけるのが何よりも得意だからね・・・笑。
                                                           2.05→2.02

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by slowfishing-yun | 2015-11-29 16:57 | Fishing Reports | Comments(8)
2015年 11月 23日

<Episode #156> 十勝川の静寂さ / 十勝川アメマス・キャンプ

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晩秋に訪れた十勝川下流域のアメマス・フィールド。
広々とした広大な流れには、何とも表現し難い静寂さが宿っている。
まるで頭上を横切る渡り鳥の羽音のひとつひとつが鮮明に耳元で響くような静寂さだろうか。
そんな静寂さも、やがて山々から吹き降ろしてくる冷たい乾いた強風と共にどこかへとフェードアウトしていくのだが・・・。


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毎年恒例となっている早春と晩秋の十勝川アメマス・キャンプ。
今年も晩秋の十勝川アメマス・キャンプに参加し、友人達と賑やかにフィールドで集った。
まあアメマス・キャンプといっても、決して前のめりの釣りではなく、どちらかというとちょっと早い忘年会のようなもの。
何しろメインイベントは平和園での焼肉と冷たいビールに、ホテルのロビーでのほろ酔い気分の2次会だから。


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さて釣りの方はというと、これがなかなか僕には厳しかっただろうか。
以前のようにグイグイと引き込むアメマス特有の力強さをコンスタントに楽しむということにいかないようだ。
今回は13フィート、#5/6番のMKS14フィート、#6/7番のMKSという、マイザーの2本のロッドを持ち込む。
早朝の風が穏やかな時間帯は#5/6番を使い、吹き降ろしの寒風が強まってからは#6/7番を使うことにした。
そんな僕のロッドにアメマスからのコンタクトが訪れたのは初日の午前中、風が穏やかな時間帯の2回だけ。
タイプ8のティップの先の少し小さめに巻いたコーンヘッド仕様のチューブフライ、チャートリュースの"Interaction"
川底のストラクチャーをかすめると、グゥーンと強烈なバイト。
ロッドに伝わる振幅の広いヘッドシェイクから想像すると、かなりロングサイズのアメマス。
5/6番のMKSはバットの付け根から尋常じゃないカーブを描く。
でも残念ながらカメラのシャッターを押す間もなくフックアウト。きっとフッキングが浅かったのだろう。

アメマスシーズンに試してみたかったビロビロのテールがついたビーズヘッド仕様のチャートリュース・ウーリーにフライを交換してみる。
泥状のぬかるんだ川底に足を取られないように注意しながらキャスト&ステップダウンを繰り返す。
コツ、コツと前アタリがあり、やがてロッド全体にグーンと負荷が掛かる。
少しスリムな下りのアメマスだった。
それでもブレーキレギュレーターをMAXまで絞り込んだSt.Aidanから面白いようにランニングラインを引き出してくれただろうか。

それにしても今回もポイントというかアメマスの群れを探して車からたっぷりと歩いた。おかげで僕の両足はすっかり筋肉痛。
おまけにこんなに厳しかったかなと思うぐらい河畔林の枝が何度もバシっ、ビシっと顔に当たり、ヤブコキがハードで辛かったかな。

これからフィールドは少しずつ初冬へとシフトしていくのだろう。
また近いうちに十勝川の寒々とした青い空を眺めに足を運んでみようと思っている。
                                                           2.00→1.86

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by slowfishing-yun | 2015-11-23 14:46 | Fishing Reports | Comments(12)
2015年 11月 15日

<Episode #155> クラシック(ビンテージ)・マイザーと天塩ブランドの本流レインボー

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平日の夜には、これから始まる晩秋から初冬の本流アメマス・シーズンに向けてフライを少しずつ巻きためていた。
そうなるとやはりどうしても僕の気分は徐々にアメマスモードへとシフトし始める。
何しろ新作フライというものは、是非ともフィールドで真っ先に試してみたいものだからね。
でも、ここ3週間ほど絶好調というかLLサイズの本流レインボーとの相性がすこぶる良いMoriさんと相談して、週末は天塩川へ。
今回はMoriさんの車の助手席に乗せていただき、深夜の道央道、そしてR275を北上する。
テレメーターによる天塩川の水温は3~4℃。
これはちょっと釣りとしては厳しいかもと予想しながら、今シーズン最後の天塩川でのキャスト&スイングを楽しめればと。


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ちょっとした気分転換にと、今シーズンのフィールドではまだ使っていないクラシック(ビンテージ)・マイザーのMKSを使うことにする。
ロッドに記された製造年月日は2007年10月とかれこれ8年前に製造されたロッドで、僕にとっては記念すべき最初のマイザーロッド。
スペックは14フィートの#7/8番。ブランクは現行モデルの日本製とは違い、当時はNZ製。
グリップのデザインも現行モデルと異なり、かなりスリムな仕上げ。
リールシートはストラブル社のニッケルシルバー製、ウッドインサートはココボロ。
カスタム仕様のコスメのフェザーインレイは、マイザーのHPから"Autumn"をチョイス。
ここ最近の派手なコスメとは違ってなかなか控えめなコスメだけれど、当時はとても斬新に思えたのがちょっと懐かしいかな。

そんな久しぶりに使うロッドのジョイント部分に透明なビニールテープでテーピングを施そうとすると、
切り出したビニールテープはすっかり本来の柔らかさを失っている。
何しろ早朝の気温は-6℃。もちろんフリース地のグローブは必需品。
晩秋から初冬へと移り変わろうとするフィールドには白い霜がたくさん降りていた。


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先週のMoriさんが天塩川のグッドサイズに出合ったフライは、確かステンレス製のワイドゲイプ&ショートシャンクの
フックに巻かれたビーズヘッド仕様のE.S.L.(エッグ・サッキング・リーチ)。
だから僕も先週は慌てて2本だけコーンヘッド仕様のインタラクション・スタイルのチューブフライでE.S.L.を巻く。
ちなみにUOSO社のコーンヘッドのサイズはC3、さらに沈下速度を速めるためにレッドワイヤーを少量巻き足している。
結局この日はスカジット・コンパクトのフローティングにタイプ8のティップ、それにこのE.S.L.の組み合わせで一日を通しただろうか。


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この日の最初に出合った薄化粧のパールピンクの本流レインボーは、まるで透き通った宝石のように美しかった。
最初に選んだ岩盤スリットのポイントをキャスト&スイングを繰り返しながら少しずつステップダウンし、
狭い流れから少し開けた流れに差し掛かってからの出合いだった。
川底に一生を終えたサーモン達の亡き骸が横たわる浅瀬の岸際では、残ったサーモン達が最後の力を振り絞っている。
川幅が広がりゆったりとし始めた流れをフライがスイングしていると、グゥンという衝撃と共にランニングラインが引き込まれた。
サイズこそMサイズ半ばだけれど、少しグラマラスな乱れのないバランスの取れた美しい本流レインボーだった。
水温の低さが彼女本来のスピード感溢れるパワーをもしかしたら少し封印したかもしれないけれど、それでも十分力強かった。


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スペイやスカジット・キャストを始めるようになって、道内のさまざまなフィールド、特に本流へは足を運んだだろうか。
そんな本流で出合えるトラウトの中で、やはり本流レインボーに僕は一番魅了されているのかもしれない。
最初は尻別川に始まり、渚滑川、湧別川、十勝川、それに天塩川などとフィールドはますます広がっていく。
そんなさまざまなフィールドで出合える本流レインボーはどれも美しく素晴らしいのだけれど、
天塩川の本流レインボーには、他のフィールドで出合う本流レインボーとは、またちょっと違う思い入れがあるのかもしれない。
そんな思い入れを、友人のひとりが「天塩ブランド」と表現した。
もしかしたらあまり適切な表現ではないかもしれないけれど、僕には上手く言い当てているなと思える。
スティールヘッドを釣りに僕は北米へと足を運んだことはないけれど、もしかしたらスティールヘッダーにとっての
トンプソン・リバーへの思いに近いものがあるのかもしれないなどと思う。
フィールドの雰囲気、広大な流れ、そしてそこで出合えるかもしれないグッドサイズ、グッドコンディションの本流レインボー、
おそらくどれをとっても本流好きのアングラーにとって魅力的なフィールドだと僕は思う。


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流れの冷たさで厚手の靴下を履いていてもネオプレーン製のストッキングウェーダーの中で足先がジンジンと痺れていた。
簡単なランチとイタリアンローストの深煎りコーヒーで身体を温めるブレイクタイムを挟みながら、
いくつかのポイントをめぐるも相変わらずノーバイト。
午後からは少し気温が上がったのか、指先にシャーベット状の氷も出来なくなり、ロッドのガイドが氷ということも無縁なものになった。
さて、辺りが暗闇に包まれるイブニングまでの最後の時間をどこでキャスト&スイングするかということになり、
相談の結果、取り敢えずコンタクトのあった朝一番に入った岩盤スリットのポイントへともう一度戻ることにする。

グゥゥンという重い衝撃はスイング中に不意に訪れた。
まるで音でも響いてきそうなガツンという鋭角的な衝撃ではないので、サーモンのスレ掛かりではない事は確実だった。
バットからグニャっとのされたロッドに伝わるバイブレーションから大きな魚がフライをテイクしたことを確信する。
ロッドに伝わる振幅の広いヘッドシェイクが間欠的に続いた。
でも、ロッドグリップを握りしめ、リールにラインを慎重に巻き取りながらも気持ちの中では半信半疑。
ジワジワと距離が縮まり始め、ロッドのバットに力を入れて魚を少し浮かせる。
流れの流芯の中に浮き上がった大きな魚体。
その少しサビの入った大きな魚体に走るレッドバンドが見えた瞬間、僕の心拍数の数値が一気に上がった。

そこから友人たちが見守る中、レインボーとの長いやり取りがスタートする。
一度ランディングを試みようと強引に浅瀬へと寄せた瞬間、驚いた本流レインボーのエンジンに火がつき対岸めがけて猛烈ダッシュ。
ブレーキを効かせた4インチのサラシオーネの悲鳴と共にロッドがのされ、フッとアディオスしたかとテンションが失われ慌てたけれど、
フッキングしたポイントが良かったのか、大きな本流レインボーとのランデブーは何とか続いたまま。
もしも僕ひとりなら否応無しにランディングにトライするけれど、今回はMoriさんにランディングのサポートをお願いする。
そして浅瀬へと本流レインボーを誘導し、無事にMoriさんのネットでランディング。
もしかして、ネットに入りきらず危なかった?(笑)

ウェーディングジャケットの袖口から冷たい水が染み込むのを忘れてレインボーをホールドすると、ずっしりとした重量感。
LLサイズ、68cmの本流レインボーはもちろん僕にとってトロフィーサイズに他ならない。

もう少し水温が高ければ、本来のスピード感溢れたパワーでランディング出来なかったかもしれないと思う。
フォーセップで5号のチヌ針をそっと外し、流れの中でホールドした指先から力を抜くと、ゆっくりと流れの中へと戻っていった。
冷たい流れの中から僕のフライを見つけてくれた本流レインボー、それにアシストしてくれた友人達にグラシアス。
そして何よりも、あの本流レインボーをしっかりとリリース出来た事が僕には嬉しかった。
                                                               67.91

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by slowfishing-yun | 2015-11-15 21:26 | Fishing Reports | Comments(16)