写真のロッドはどれも僕にとって思い入れのあるロッドだったりする。
年末にロッドのクリーニングをことさら丁寧に施しながら、それぞれに独特の形状というか個性のあるグリップをじっくりと眺めていると、僕はやっぱりロッドをオレゴンにあるマイザーの工房に送ることを決めた。
これまで修理とメンテナンス、それにグリップのモディファイのために2本のロッドをまとめてEMSで送ったことはあるけれど、オフシーズンにこれだけ大量のロッドを一度にまとめて送ったのは初めてだと思う。
4ピースのロッドをすべて送ると送料だけでもとんでもない金額になりそうだったから、今回は修理とモディファイ、それにメンテナンスを施すロッドのピースだけを送ることにした。
それでもバットセクションが9本、ティップセクションが2本、それに2ndセクションが1本の合計12本のピースを送ることになる。
重量はおおよそ6.3kgとなり、結局送料は11200円もかかってしまった。
外れてしまったスネークガイドの修理は特に問題はないと思う。
すべてのグリップのアクリルコーティング化とグリップのブランクギリギリまでのさらなるシェイプアップ仕様へのモディファイ。
さてBobさんとNickさんが僕の意図をどのくらい汲んでくれるのか、それは修理とメンテナンスを終えたロッドが届くまでのお楽しみということになりそうだ。
年が明けてから職場近くの東急ハンズでSuper Lubeというアメリカ製の合成グリースを買ってみた。
それにしてもなかなか格好いいパッケージデザインではないだろうか。
僕は個人的にアメ車のデザインは好きではないけれど、こういう商品のデザインは本当にシンプルで格好いいと思う。
あとは近所のホームセンターでウレアベースでモリブデン配合のグリースも購入してみた。
僕の個人的な感想として、グリースの粘度によってラチェットサウンドの音色が多少変化しているように感じている。
少し甲高い硬質なサウンドではなく、どこか丸みのあるこもったようで透明感のある音色が好きかな。
きっとスプールの回転数によって音色も変わるのだろうけれど…笑。
そんな訳でグリースと一緒にパーツクリーナーも購入したから、1月中にリールのメンテナンスもしっかりと施しておこうと思っている。
テムズの新春セールでTIEMCOのハックルセパレーターというものを初めて購入してみた。
実は年末にmasaさんから、今年はDee wingのフライのタイイングにトライしてみようと、備前さんのタイイングDVDをお借りしたものだから、ついついDVDの影響を受けて新春セールで買ってしまったという次第。
でもこれ、なかなか面白くってチューブフライのタイイングにもしっかりと使えると思った。
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