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2018年 01月 14日

<Episode #371> Conehead tube fly "SOS(Scud or Shrimp)" variants


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本当は凍てつくような寒さでキリっと冷え込んだ空気感の漂う白一色の冬のフィールドに足を運びたいところだけれども、なかなか都合がつかなくってまだ今年最初のフィールドへは足を運べていないでいる。

少し前まで気づかなかったけれど、R.B.Meiser Fly RodsのHPが更新されたようだ。
新たにリニューアルされたサイトでもカスタムのところで写真が使ってもらえて、僕いとしてはうれしい限り。

そんな中でタイイングマテリアルの新たな購入は少し控えようと思っていたけれど、テムズの初売りセールでLake Body Wingというシンセティックマテリアルをたくさん買い揃えてしまった。
本当はブラックやオリーブなどの使用頻度の高いオーソドックスな数色だけでよかったに違いない。
でもその値段の安さについつい魅かれて、思いのほか沢山の色をそろえてしまった。
これでしばらくはボディマテリアルに困ることはなさそうだ。






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年末から頭の中で新しいフライに関するいくつかのプランが僕にはあって、今回のようなシンセティックマテリアルとハックル、それにマルチジャバラやワームカットを組み合わせてフライを巻いてみるのも、そのプランのひとつだった。
今回は思い切ってマルチジャバラやワームカットをハサミでふたつに切り、スカッドバックのようにしてチューブフライで使ってみることにする。
いざフライを巻いてみると、これが僕が予想した以上に艶やかな光沢で面白いフライに仕上がったものだから、ついつい1本巻くのに時間がかかるにもかかわらず、量産体制に入ってしまった。

かなり前にSOS(Sucd or Shrimp)という同名のフライも巻いたことはあるけれど、今回も同じ名前を付けることにする。
まずは、Conehead tube fly "SOS(Scud or Shrimp)" varinat / Higenaga larva(ヒゲナガラーバ)から






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Higenaga larva(ヒゲナガラーバ)にはあえてコックフェザントランプなどを使ってテイルはつけなかったけれど、おそらくテイルをつけたらもう少しシュリンプに近いシルエットが強まるように思う。
次はエビではなくってボイルされたザリガニのイメージで巻いてみた。

Conehead tube fly "SOS(Scud or Shrimp)" variants / Boiled crayfish





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ボディにLake Body WingのAqua greenを使ってみると、エビの抱卵した卵のような色合いになったのが面白かっただろうか。

次は夜光のワームカットを半分に切ってスカッドバックとして使ってみる。
頭の中にあるイメージはオキアミのイメージ。
僕らが好んで足を運ぶフィールドにオキアミはいないけれど、白に近いライトケイヒルのボディマテリアルと薄いピンクのスペイハックルを使って巻いてみた。

Conehead tube fly "SOS(Scud or Shrimp)" variants / Hot pink krill







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もっぱらコントラストがはっきりとする黒やピンク、それに赤のマルチジャバラを半分に切ってスカッドバックのように使っていたけれど、グリーンもなかなか悪くはなかったように思う。
全体的にオリーブやグリズリーを多く使うと、スカッドや川エビの印象に近くなるかもしれない。

今回巻いた新しいフライはまだフィールドテストが出来ていないけれど、もしもこんなフライを流れの中でゆっくりとスイングさせてみたら、トラウト達からいったいどういったリアクションが返ってくるのかちょっと楽しみだったりする。





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by slowfishing-yun | 2018-01-14 21:32 | 私的FlyTyingの愉しみ | Comments(0)


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