2017年 04月 09日

<Episode #320> Black handle grip

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ギュッとシェイプされたBurnt corkにクリアーのアクリル塗料が染み込むと、あらに異様な雰囲気を放つ黒いグリップになるようだ。
おまけにそんなロッドが3本も揃うと、尚のこと異彩な雰囲気を放つようになるのかもしれない。

ちょうど今回のロッドが工房で組まれている時、マイザーさんの知り合いの日本人の方が工房に遊びに来られてロッドを見るなり、
色合いと形がまるで毒蛇のハブみたいだと言ったのがどうやらネーミングの始まりのようで、
オレゴンの工房ではこのようなBurnt corkを使ったグリップの事を、「Black HABU」とか「HABU viper(毒蛇)」と呼んでいるのだそうだ。


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前回オーダーした"Black Doctor"の時からフロントグリップもリアグリップと同様にアクリル・コーティングしてもらうようにしている。
でも今回の2本のロッドはこれまでのとはコーティング材が変更になったのか、コーティングが薄く光沢も控え気味。
おまけに少し滑りやすく、ネトっと手にまとわりつくような感じが若干乏しいような・・・。
僕としては"Black Doctor"の方がコーティングは厚いのだけれど意外と滑りにくいから、やっぱりこれまでと同じの艶々している方が好きかな。


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最近はBobさんではなく工房で働いているNicさんがロッドを組むことが多いのだろうか。
確かにNicさんの攻撃的でチャレンジ精神に溢れたコスメの仕様は、何度見ても本当に刺激的だと思う。
でもやはりそこには僕がイメージするマイザーロッドをマイザーロッドたらしめているものがちょっと足りないような。
それはやっぱりグリップのシェイプに他ならない。
ちなみにBobさんがシェイプしたロッドのフロントグリップの一番細いところで径が17~19mm。
Nicさんが組んだロッドのフロントグリップの一番細いところで径が21~22mmだから、この違いは視覚的にも結構大きかったりする。
何しろ僕が初めてマイザーロッドを手にした時、そのフロントグリップ先端のコルクが極限までギュッと絞られた細さにとても驚いたぐらいだから。


Burnt corkをアクリルコーティングしたものとコーティングしていないリアグリップ、それにBurl corkをアクリルコーティングしたリアグリップ。
これだけでもすでに3種類になるのだけれど、アクセントの組み合わせを考えたらどれだけのバリエーションが出来るのだろうかと思う。

僕としては最近Burl corkがちょっと気になっている。
ごま塩をまぶしたような粗い粒のラバライズドコルクはどうもあまり個人的に好きにはなれないけれど、
ギュッと圧縮したようなバールコルクはその模様が一様ではないのと、アクリルコーティングしたものはちょっとウッドぽく見えて好きかな。


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Today's BGM :


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by slowfishing-yun | 2017-04-09 21:28 | Custom Spey Rods | Comments(2)
Commented by タッド at 2017-04-12 10:25 x
マイザーさんも高齢だから?
Commented by slowfishing-yun at 2017-04-12 13:38
タッドさん、こんにちは。
FBだとマイザーさんは1948年生まれだそうです。


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