2016年 03月 13日

<Episode #184> 早春の静寂さの中で / Tokachi river

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遠く離れた国道を走る長距離トラックのタイヤ音が、すぐ耳元で響いているのではないかと思うぐらいの静寂さ。
お気に入りのロッドを片手に冷たい流れにウェーディングした僕は、十勝川の柔らかな流れの音に包み込まれる。
午後になりゆっくりと気温が上がり始めると、岸際で硬く固まった厚い氷から滴る水滴の音までもが聞こえてきそうだった。
早春のフィールドを吹きぬけていく風は一日を通して穏やかそのもの。
フィールドに佇んでいると、ゆっくりと春が近づいてきているのを感じる。
ランニングラインをリトリーブする度にグローブの指先には十勝川の水で出来たシャーベットが出来上がるけれど、
お昼を過ぎたあたりからは、それも徐々に姿を消していっただろうか。


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今回もスノーシューを履いてずいぶんと長い距離を歩くと、すっかり背中は汗だく状態。
でも、潮位の変化から予測して最初に入った下流域のポイントは、残念ながらノーバイト。
雰囲気はすこぶるよくって大きなアメマスからのコンタクトを期待したのだけれど、アングラーの期待だけが空回り。
それでも新しく巻いたチャートリュース&オレンジの"Interaction"の動きには、すっかり満足。
ゆったりとした流れの中でも、バランスを崩すこともなく、しっかりと泳いでくれていた。


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先週に少しアメマスとのコンタクトがあった少し上流のポイントへと車で移動することにした。
午後になっても晴天の時の十勝川らしい上流からの強い風が吹くこともなく、フィールドは静寂さに包まれたまま。
あまりにも静か過ぎて、遠くから響いてくる他のアングラー達の笑い声すらも煩わしく感じてしまうぐらい。

流れの中をキャスト&スイングを繰り返しながらゆっくりとステップダウンするけれど、
ずいぶんと根掛かりが多いので、ティップを15フィートのT-14からRio社のType6に変えてみる。
そして以前の記憶を頼りにフライをチャートリュース&オレンジからブラック&パープルの”Interaction"に結び換えてみた。

ゆっくりと流れの中をスイングするフライに、アメマスが興味を持ってくれ始める。
マーキスに壮大なシンフォニーを奏でさせてくれる十勝川らしい大きなアメマスには出合えなかったけれど、
早春の静寂さの中でエリック・サティの穏やかな小曲を何曲かは耳にすることが出来ただろうか。

今度の週末は、友人たちとのアメマスキャンプ改め平和園キャンプである。
とっても楽しみなのだが、諸事情でもしかしたら参加は難しいかもしれない。
                                                           1.78→1.73

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Today's BGM :


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by slowfishing-yun | 2016-03-13 15:13 | Fishing Reports | Comments(2)
Commented by masa1st1956 at 2016-03-13 19:19
Yunさん、こんばんは。
土曜日はお疲れ様でした。
スノーシューを履いての土手の上り下りは流石に効きました(笑)
いつも思うのですがYunさんの歩行速度の速さ驚きます。
年の差でしょうか・・・・?
また、宜しくお願いします
Commented by slowfishing-yun at 2016-03-13 20:34
masa1st1956さん、こんばんは。
土曜日はお疲れ様でした。昨シーズンに引き続き、相変わらずアングラーには厳しい十勝川のアメマスでしたね。
スノーシューを履いていても、やはり雪の上を歩くのは私も疲れました。先週のリハビリ釣行が少しは効いたかもしれません(笑)。
次回もご一緒できましたら宜しくお願いいたします。


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