2015年 09月 05日
先日、テムズに委託でお願いしていた最後のシングルハンドロッドが売れた。 僕の元から旅立っていったロッドは、たくさんの思い出が詰まったWinstonのIM6、9フィート、#6番。 これで手持ちのロッドは、スペイというかスカジットキャスト用のツーハンドロッドが7本になった。 長さは12フィート6インチから14フィート。あまり参考にならないライン指定も、いわゆる#5/6番から#7/8番。 最近はどのロッドもフィールドで酷使しているから、フロントグリップのコルクの先端が少し削れたり痩せたりしている。 ノーマルのコルクからラバライズドコルクにカスタマイズしてもらって、いくつかのロッドは幾分丈夫になったけれど、 フロントグリップがノーマルのコルク仕様のロッドは、やはり先端のコルクの下面が痩せ始めているので、 面倒だけれどそのうちにマイザーとバーキーの工房に折をみてメンテナンスに送ろうかと思っている。 出来ればそれを機会に、ブランクの再コーティングもしてもらえると僕としてはとてもありがたいのだけれど・・・。 ひと目でそれと分かるSAGEやG-Loomis、それにWinstonといった北米大手メーカーのプロダクションモデルはもちろん、 それにいわゆるR.B.MeiserやC.F.Burkheimerといった1本1本が個性的なカスタム仕様のロッドも面白いけれど、 最近偶然見つけたLELANDというショップ(?)がプロデュースしたBritish Columbia Swing Spey Rodにはちょっとビックリ。 何しろその若干メタリックなブルーグレーのブランクカラーとちょっとフレンチ風のコスメが、なかなかオシャレでイカシていた。 もちろんオーダーする予定はないけれど、こういったちょっと落ち着いた雰囲気のコスメのロッドというのは、 やはり痒いところに手が届く、ショップ・プロデュースのオリジナルロッドでしか出来ないのではないかと思っている。 そういえばこのLELANDは、他にもオリジナルのスペイ・スイッチロッドやリールなどもリリースしたりしているから、 そうなると、最近頑張っているなぁと思うOPSTも、いつかオリジナルのロッドをリリースするのではと思ったりする。 まあこれも僕の単なる予想に過ぎないのだけれど・・・笑。 カナダのmatsuさんがブログで紹介されていた某アングラーのピンクサーモン用のフライがなかなかユニークで面白かった。 もっぱら北海道でのピンクサーモンの釣りはショアからが中心だから参考になるかどうかは分からないけれど、 ライセンスを取得して忠類川などの調査河川で使ってみたら、もしかしたら面白いかもしれないと思った次第。 さて、週末はタイミングを逃してフィールドに足を運べなかったけれど、そろそろ秋シーズンに向けてのフライでも巻こうかな。 まずはマラブーの代わりにBLOOD-KNOTのShiny Hairを使ったコーンヘッド仕様のチューブフライでも。 Today's BGM :
by slowfishing-yun
| 2015-09-05 22:40
| Slow Fishing
|
Comments(4)
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matsu
at 2015-09-07 00:11
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Yunさん
こんにちは。LELANDは新興メーカーですけど、西海岸のダブルジハンドの使い手を中心にジワジワと人気が出てきてるようですね。ここのハーディのクラシックモデルをお手本にしたリールもなかなか良さそうな感じ。OPSTの新しいタイプの短いスカジットラインとランニングラインもちょっと評判になってますね。スカジットラインはかなり短く軽いようで、距離も出るらしく、ちょっと試してみたいなぁと思ってます。例のピンクサーモンのフライですけど、川ではなかなか効きますよ。少なくても去年初めてキャンベルでピンクを釣った時よりも反応は良かったです。フレッシュな状態ではバルキーなフライでもアタリがそこそこ取れますけど、中盤以降はスリムなシェイプが効きます。これは、まあ、川でのサーモンの釣り全般に言えることなんですけど。彼は島のビーチやキャンベルリバーで長年釣ってるらしく、データがしっかりと蓄積されてるんでしょうね。ピンクサーモンはナナイモのビーチにそろそろ差してくる頃なので、海であのフライがどうなのか、試してみます。
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slowfishing-yun at 2015-09-07 21:14
matsuさん、こんばんは。
LELANDは新興メーカーでしたか。パッと見ただけではショップなのかメーカーなのか、なかなか区別がつかなかったりします。 でも、ロッドやリールと他にはないものもあってなかなか面白そうです。今後に期待ですね。 友人のひとりがOPSTの新しいスカジットラインを使っていました。確かに短くて軽そうです。着水時のインパクトも少なそうですね。 12~13フィート前後のロッドでは快適にキャスト出来るかもしれません。でも、こちらではちょっとお値段が高くって・・・笑。 当面はスカジットコンパクトとランニングラインはお安いレベルラインで我慢しようと思っています。 紹介されていたフライは色合いが奇抜でした(笑)。確かにフライはスリムなシェイプが効きますよね。 そういえば、昔ピンクサーモンのフライとして「クリオネ・フライ」というものが釣り雑誌で紹介されていました。 ウーリーバーガーのバリエーションですが、色合いがなかなか新鮮だったのが思い出されます。
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fishytaddy at 2015-09-09 20:28
最後のシングルハンドロッド⁈って、もう、シングルハンドロッドが手もとにないってこと?
私と共通するものを勝手に感じております。私はかろうじてダブルハンドロッドを1本だけ、支笏湖用に持っていますが、その他はシングルハンドロッドのみです。6番手以上全て手放しましたが、先日、同じロッドを再び手に入れました。しかし、やはり、近いうちに手放すと思います。3番手もとりあえず手に入れましたが、全てsage spのみです。ちょうどルアーからフライに変わった時に、しばらく両刀使いで、状況に応じて使い分ける、なんてつもりでいましたが、それが原因でフライ一本になったような感じに似ています。今は湖でもシングルハンドロッドのみにできないか考えていますが、右腕の痛みが激しく、踏み切れないでいます。しかし。できればシングルハンドロッドのみにしたい。
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slowfishing-yun at 2015-09-09 21:15
タッドさん、こんばんは。
フライフィッシングを始めた頃、年配のアングラーが古びたバンブーロッドを手に渓流の辺を歩いている姿や、 英国の老紳士アングラーがバブアーのオイルジャケットを羽織ってダブルハンドロッドを手に本流の畔に立ている姿になぜか憧れました。 もしかしたらその姿に何かしらゆとりのようなものを感じたのかもしれません。 結局、シングルハンドロッドは全部手放してしまいました。年老いても、ダブルハンドロッドが似合う本流で釣りが出来ればと思っております(笑)。 夏前に十勝川本流でシングルハンドロッドでスカジットキャストをされているアングラーの姿を見ました。 飛距離も十分。なかなか面白そうでしたが、全身を使うキャストはちょっと疲れそうです(笑)。 SAGEのSPは良いロッドですよね。シングルハンドロッドのみというのも、一つの選択肢かと。 |
札幌市在住Yunの北海道をメインフィールドにしたスカジットキャストによるトラウト&サーモン釣行記。R.B.MeiserなどのダブルハンドのカスタムスペイロッドやTube Flyなどの気ままなフライタイイングにお気に入りのリール、それにオリジナル音楽(Dub Techno, Ambient, Minimal, Drone, Noise Industrial)とフィールド動画(YouTube)などなど by Yun カテゴリ
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