いろんなアングラーのフライボックスを拝見すると、その人の個性というか好みみたいなものがとても反映されていて、なかなか面白いと思う。
ブログやHP、それにFBにタイイングブックと、僕の場合さまざまなところからフライのアイデアを拝借することが多いけれど、
akiranさんのブログでかなり以前に紹介されていた、おそらく
yasudaさんのフライボックスの写真は、
僕にとってかなりインパクトがあっただろうか。
特に一番最後の写真に出ていたウエットフライというかストリーマーには、ボディにビーズが挿入されていて、ちょっとイメージと違ったけれど、
フライボックスに並んだフライの色合いがとても印象的だった。オレンジ色のマテリアルの使い方が、その中でも特に。
ホットピンクのジャバラを使って、ピンクサーモン用のコーンヘッド仕様のチューブフライをタイイングしてみようと思っていたら、
ABUさんが少し濁りの入った本流で、ド派手なピンクとオレンジが混ざったスプーンをユラユラとエッジの際でスローに漂わせていると、
予想に反してグッドサイズの本流レインボーに出合えたという話を聞いたものだから、
いつもならブラック&オレンジをメインにタイイングする
ジャバラ・コーンヘッド・チューブフライを、
僕なりにアレンジを加えてちょっと派手なピンク&オレンジで巻いてみることにした。
おそらくyasudaさんのフライボックスに並んでいたホットオレンジののストリーマーの印象も強かったんだろうけれど・・・。
ピンクサーモン用のチューブフライでは、水面下を漂わせたいからノン・ウェイトでタイイングしているけれど、
本流用ではしっかりとウェイトを巻き込んでタイイング。
シンセティック・マテリアルは、UVポーラーシェニールのゴールドを1回転。
次にラージ・クリスタル・ハックルのFl.オレンジを2回転。
さらにUVポーラーシェニールのレッドを2回転。
ホントオレンジに染められたゴールデン・フェザント・ティペットをハックリング。
ダビングループにホットオレンジやホットピンクのマラブーをお好みの量を挟んでツイストし、数回転ハックリング。
そして今回はブルーのギニアを2回転ハックリングしてみた。
おそらくピンクサーモンや本流レインボーだけでなく、本流アメマスにも好まれるはず。
水に濡れたフライの写真はあまり参考にはならないかもしれなしけれど、念の為(笑)。
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