2014年 06月 15日

<Episode #40> 低番手のスペイロッドでオホーツクの本流巡り

f0317993_17301753.jpg



僕が持っているいくつかのツーハンドのスペイロッドの中で一番低番手のロッドは、ライン指定が#4/5/6番のスペイロッド。
正確には、R.B.Meiserの12フィート6インチ、#4/5/6番、Highlander-Classicのカスタム仕様
マイザーロッドのカタログ上のスペックでは、ライン指定が#3/4/5番というさらにライトなスペックのロッドもあるようだけれど、
今のところはこれぐらいのスペックで、時々足を運ぶ中規模河川ではトラウト達の力強さを十分楽しめている。


f0317993_17451536.jpg



週末はそんなライトなスペイロッドを手に、久しぶりにオホーツクの本流へと足を運んでみた。
浮島峠の長いトンネルを抜けると、山々の新緑がまるで蝦夷梅雨のようなシトシトと降る雨に濡れていっそう映えていて、
深夜のハイウェイを走ってきた少し気分が高揚したアングラーの目には痛いぐらいに鮮やかで眩しかった。
気分はまるで新しく届いたロッドを初めてフィールドで振る時のような、どこか浮き足立ったソワソワとした気分だろうか。


f0317993_1801051.jpg



渚滑川のC&R区間下流域、大雄橋の指定駐車スペースに車を滑りこませる。
鎮橋の指定駐車スペースにはすでに一台の車が止まっていたけれど、どうやらこちらに先客はいないようだ。
渚滑川にはシングルハンドでの釣りを楽しんでいた頃にずいぶんと通ったけれど、足を運ぶのは久しぶり。
なんだかとっても懐かしい場所に戻ってきたような感じがする。近頃は道内でも規模の大きな本流に足を運ぶことが多いせいか、
シングルハンドの時には思いもしなかったけれど、とっても規模の小さな本流にでも足を運んだような気になってしまった。


f0317993_18173485.jpg


f0317993_18174861.jpg



ラインシステムは、スカジット・コンパクト420gr(F)に15フィート、Type3のティップ(#7番)の組み合わせ。
フライはリードにヒゲナガを模したセッジ系のウエットフライに、ドロッパーはビーズヘッド仕様の黒のウーリーという王道仕立て。
ほどほど力の抜けた7割ぐらいの力加減でスカジットキャストを繰り返しながら、ゆっくりと渚滑川の6月の流れをステップダウン。
橋脚周りの深みでは放流されたばかりのレインボーがお相手だったけれど、なぜだかリードのセッジ系はお気に召さないみたい。
川面を慌しく動くヒゲナガの姿を何度か見てはいたのだけれど・・・。


f0317993_18352379.jpg


f0317993_18353541.jpg



記憶を頼りに青草が朝露に濡れた土手を鼻歌交じりに歩いて、さらに下流へと足を進める。
目指すは岩盤のスリットが入った水深のある速い流れ。
ドロッパー仕立てだと僕の場合どうしてもキャストの際にフライ同士が絡まるトラブルが多くなってしまうので、
最終的にフライは以前よく通った尻別川の時のように、#6番フックに巻いたビーズヘッド仕様の黒のウーリー1本仕立てで・・・。
キャスト後に送り込んだフライが岩盤スリットの脇をかすめると、予想通りガツンとロッドティップが引き込まれる。
僕が手にした低番手のスペイロッドは、レインボーの疾走と共にバットの付け根からグァン、グァンと大きくバイブレーション。
僕はフィールドで初めて、ロッドにセットしたSystem Two 89から奏でられる甲高い逆回転音サウンドを耳にしただろうか。
赤みの強いヒレとレッドバンドを持ったなかなかパワフルなレインボーだった。
ヒレの回復ぐらいからして、もしかしたら越年のレインボーなのかもしれない。

その後、時々コーヒーブレイクをはさみながら、渚滑川のC&R区間よりもさらに下流域と峠の向こうの湧別川にも足を運ぶ。
オホーツクのふたつの本流をのんびりと巡り、鱒の躍動感でバットからグンニャリと曲がる低番手のスペイロッドの感触に、
僕は久しぶりに楽しくなってしまい、もしかしたらすっかり病み付きになってしまうんじゃないかと思ってしまった。
                                                  35.99
                                                  50.88

f0317993_19101736.jpg


f0317993_19104452.jpg


f0317993_19494344.jpg



Today's BGM :
最近、1、2曲目の女性ボーカルがなかなかキュートというか個性的で好きでしてね・・・笑







[PR]

by slowfishing-yun | 2014-06-15 19:21 | Fishing Reports | Comments(4)
Commented at 2014-06-15 19:57 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by slowfishing-yun at 2014-06-15 22:42
鍵コメのyanbaidesuさん、こんばんは。
最後から2枚目の写真は、以前yanbaidesuさんと足を運んだことのあるC&R区間よりもさらに下流のポイントでした。
良いサイズのレインボーも出てくれましたが、残念ながらフックアウトされてしまいました(笑)。
7月は楽しみにしています。前回チャンスがなくて振れなかったRiverwatchのバンブー、是非今度は・・・笑。
Commented by andieloop at 2014-06-15 22:59
Yunさん、こんばんは!
なるほど、中規模河川で低番手のスペイロッド、コレは凄く面白そうです!スイッチロッドはちょっと硬そうで、あまり興味が無かったのですが、スペイロッドなら良く曲がって魚の躍動感を存分に味わえそうですね!興味津々です。
Commented by slowfishing-yun at 2014-06-16 21:03
andieloopさん、こんばんは。
最近はスイッチロッドにも低番手のロッドがあるようですが、私もどういう訳かなかなか興味が沸かなくって・・・笑。
久しぶりに手にした低番手のスペイロッドでしたが、キャストフィールもなかなか軽快で、今回もしっかり楽しめました。
低番手のスペイロッドがあると、足を運んでみたいフィールドもさらに広がりそうです。


<< <Episode #41...      <Episode #39... >>