不思議な出合いだった。
たまたまオークションサイトを徘徊していての偶然の出合い。
このリールのことが気になり始めたのは、スペイやスカジットはもちろんのこと、まだ僕が本流での釣りを始める前だったと思う。
南青山にあったアングラーズブックという釣り関係の洋書を扱う店で購入したスティールヘッドの釣りの本の中に出ていた1枚の写真。
ずっと気になっていて、これまでにも何度かオークションで見かけることはあったけれど、僕とはなかなか縁がない存在だったかな。
そして今回僕のところにやってきたのは、SA/3M社のSystem Two 89というディスクブレーキ搭載のリール。
シンプルで無骨な雰囲気が漂い、黒い塗料がボディに厚く塗られたリールは、デザインが何とも僕好み。
おそらく最近のラージアーバータイプのリールのデザインとは真逆の方向性だと思うけれど、
個人的にはハンドル側のフェイスに穴の開いていないクラシックなソリッドタイプが好みかな。
ちなみに経験上、この手のブレーキシステムはあまりトラブルが起こらないようだし、さらに効きは強力。
リールが届いてから、さっそく左巻きを右巻きに変更。
Hardy MLA375(left)それにHardy St.Aidan(right)と直径がどれもおおよそ95mm。
MLA375にはスカジットコンパクト・フローティング(420gr)、St.Aidanにはシンクレートの異なるアトランティックサーモンSH、
今回のSystem Two 89にはスカジットコンパクト・インター(420gr)を巻き込む予定。
ちなみにロッドは、MeiserのS2H12646C-4。つまり12フィート6インチ、4/5/6番のHighlander-Classic。
リールの落札価格は、5250円+消費税。高い?それとも、なかなかのお手頃価格?(笑)。
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