2014年 05月 05日

<Episode #30> GWのOyster River

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きっと春のシーズンとしては、残念ながら今年はすでにピークというものを過ぎていたのかもしれない。
だからアングラーの姿もそれに比例してめっきりと少なくなっていたGWのOyster Riverだった。
それにしてもこの極東の地を流れるフィールドに足を運ぶ度に感じるのだが、いろんな意味で本当に生命感に溢れたフィールドだと思う。
それは決して清々しいイメージのものではなく、死と生、分解と再生という生命の連鎖や循環にとって必要不可欠な
泥臭い淀んだイメージなのかもしれない。
どうりでここで出合う口の中が不思議と黒いアメマス達は、そのイメージ通りワイルドなわけである。
満潮時を過ぎた湿地帯のぬかるみに何度も足を取られながら、時折りフッと鼻を突く泥炭臭をかぎつつ、僕はそんな事を考えていた。


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今年のGWはフリース地のグローブをはめることもなかったぐらいだから、
おそらくフィールドはウェーディングしていても過ごしやすい気温・水温だったのだろう。
カモメなどの海鳥の鳴き声が時折り混ざる背後からの風には、概ね穏やかさしか僕は感じなかったように思う。
潮周りにもよるのだが、GWは出来れば少しでも流れのあるフィールドに立ち、スローなスイングの釣りを楽しみたかったので、
随分とフィールドの選択に悩んだ挙句、極東の地を流れるOyster Riverに足を運ぶことにした。


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早朝の川面に広がるライズリングの数も少なく、もっぱら小さなアメマス達が僕がスイングさせるフライのお相手だったたけれど、
今回もゆっくりとしたペースで釣りを楽しめたように思う。
対岸で鮭稚魚の群れを追う海鳥の鳥山を見たのは一度っきり。しかも随分と遠いところで。これではちょっとフライを届けられそうもない。
それでも背中の色がほんのりとグリーンがかったいかにも海と川とを行き来していそうなコンディションの良いアメマスが、
何度か僕の鮭稚魚を模したイントルーダーを見つけてくれたりしたから、この貴重なフィールドには感謝しないといけないのかもしれない。
ラインシステムはスカジットコンパクト・インター・540グレインに15フィート、クリアーのインターティップがメイン。
ロッドはマイザーの14フィート、6/7番、MKS。
随分と見慣れてしまった風景になってしまっただけれど、やはりこの茫洋とした風景は他では味わうことが出来ないように思う。

P.S.個人的にToday's BGMの2曲目、THE JUJU ORCHESTRA の"Take Four"という曲は、
グルーブ感のあるリズムセクション、それにファンキーなメロディーラインといいメチャメチャ僕好み。
それにしてもイカシタ曲だなぁ・・・。

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Today's BGM :






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by slowfishing-yun | 2014-05-05 16:57 | Fishing Reports | Comments(6)
Commented by パジェミニ at 2014-05-05 18:00 x
yunさん、こんにちは、またいってらしたのですね^_^今年はピークが早かったんですかね?もしくは、少し短かったのかなぁ^ ^
今年は最初にあった時がサイズ的に良かった気がします。またよろしくお願いしますm(_ _)m
Commented by slowfishing-yun at 2014-05-05 18:39
パジェミニさん、こんにちは。
今年も迷った挙句、GWに足を運んでいました。のんびりペースとはいえ、やっぱり遠いです(笑)。
私もそれほど足を運んでいる訳ではないので何とも言えませんが、
川の氷が落ちる時期も多少は影響しているのでしょうか?
それともタイミング?いやはや何しろ自然相手ですから、何とも予測がつきません。
Commented at 2014-05-06 11:08 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by slowfishing-yun at 2014-05-06 18:00
鍵コメのやすこうさん、こんにちは。
さすがにひとり旅だと、ロングドライブが辛いですね。GW中ですから、スピードにはもちろん注意です(笑)。
おそらくその時期だと道北の本流やオホーツクの本流も面白いかもしれませんね。
Commented by fountain828 at 2014-05-07 14:56
yunさん、こんにちは。
先日は少しでしたが、お話しができてとても嬉しく思います。
以前からフライに興味があり、只今勉強中です!
またお話しを伺える機会がありましたら、どうぞよろしくお願いします。
Commented by slowfishing-yun at 2014-05-07 21:58
fountain828さん、こんばんは。
先日はお疲れ様でした。あまりお話は出来ませんでしたが、こちらこそ宜しくお願いいたします。
Fさんと本流のフライを始められますか。ということはスカジット系ということなのでしょうね。
キャスティング、フライの流し方、ラインシステム、フライのタイイングなどと、奥が深いですが、なかなか面白いですよ。


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