2014年 03月 23日

<Episode #18> The Return of the "Trouty Orange"

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ちょうど1週間ほど前のことだっただろうか。
オレゴンにあるMeiserの小さな工房から、僕が昨年末にメンテナンスに出した"Trouty Orange"を発送したからね、
との内容のメールがPCに届いていたのは。
まるで新しいロッドでもオーダーした時のようなウキウキとした気分で、ロッドがデリバリーされるのを心待ちにする日々。
モディファイ&メンテナンス、もちろんそれらの内容の詳細は分かってはいるのだけれどもね・・・笑。


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春分の日を含めると3連休となる週末だったけれど、急速に発達した低気圧が北海道の太平洋側を通過していく。
台風並みの強風がホワイトアウト寸前の地吹雪を伴ってフィールドに吹き荒れる様子は、いとも簡単に想像できた。
3月も後半とはいえ、そんなフィールドでの体感温度は、めっぽう寒いに違いない。
ポジティブ思考の僕ですら、タフなコンディションと悪天候を避けるのに、フィールドへ足を運ぶのを一日遅らせようかとも考えた。
そこで安易に、釣行の前日までにロッドがデリバリーされれば予定通りに、デリバリーされなければ一日遅らせることとする。
そしてまるで見計らったように、釣行前日の夕方にthe "Trouty Orange"が自宅にデリバリーされた(笑)。


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少し寝坊して遅れて辿り着いた十勝川のフィールドで、背中からの強風が一日を通して吹き止むことは無かった。
バン、バン、バンと周期的に大きくうねった川面が、これでもかとウェーディングする僕の背中を押し続ける。
ジャケットの背中のDリングからぶら下げたフォールディング・ネットは、瞬く間にリリースネットがパリパリに凍りついた。
くたびれたSIMMS社のオレンジ色のジャケットのフードを頭からすっぽりと被ると、
ゴーゴーという風のうなり声も少しは小さくなり、フードの中では様々な刺激が減ったせいか、
久しぶりにタフなコンディションの中で、僕は釣りそのものにコンセントレーション出来たような気がする。

僕のMeiser、"Trouty Orange"のスペックは、14フィート、#6/7番、MKS。
今回の最初のラインシステムは、540グレインのスカジット・コンパクト(F)とティップに15フィートのT-14の組み合わせ。
ラインを巻き込んだリールはHardyのワイド・パーフェクトだったけれど、ファーストキャストからアメマスのコンタクト。
でも、ハンドルプレートがしばらくすると凍って回らなくなり、無理をするとハンドルがポロリと折れそうだったので、
リールをアトランティック・サーモンSH、S3/S4が巻き込まれたST.Johnに交換することにした。

ウウン?という何とも表現し難いランニングラインを通じて感じるシグナルのあと、ロッドのバイブレーションがジワジワと大きくなる。
フードを被り、釣りそのものにコンセントレーションしているせいか、ランニングラインをつまんだ僕の指先も、
いつもよりか少しは敏感になっていたのかもしれない。

フィールドに吹く風は、午後になるとさらに強まっていった。
そして翌日は、風が相変わらず強いものの、十勝らしい青空の下でのんびりと過ごした時間だったかな。
なにしろ3月の早春の日差しを浴びて、川柳の若芽がほんの少し膨らみかけていたものだから。
                                                   1.75→1.85→1.68

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Today's BGM :


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by slowfishing-yun | 2014-03-23 16:06 | Fishing Reports | Comments(2)
Commented by akiranspey at 2014-03-24 22:44
YUNさん、こんばんは。先日は暴風の中お疲れ様でした。
厳しい状況の中、頻繁に魚に逢われていましたね♪
さすがでございます。
大勢で釣りができる貴重なフィールドはやっぱり心地よかったです。
極東の地にも何とかしてお伺いしたいとたくらんでおります。
Commented by slowfishing-yun at 2014-03-25 21:06
akiranさん、こんばんは。
週末は、お疲れ様でした。風が強くて、なかなかタフなコンディションでしたね。
紹介していたウェーダーは、しっかり活躍していますよ。
今年の早春の十勝川は、昨年から引き続き、どうもあまりパッとしませんでしたが、
やはり大勢で楽しめるフィールドは貴重ですね。
4月のOyster riverでお会い出来るのを、楽しみにしております。


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